存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

arca / arca

2018-02-20 00:01:14 | album a
いよいよサードアルバム。去年発売されて、やたらお薦めでこのアルバムが表示されていたんだけど聴く気になっていませんでしたが、arcaも三枚目を熟聴。
初の歌入りアルバム。
基本はスペイン語だけど
歌詞カードはとても見やすくて、和訳も載っています。

帯に同様のことが書かれているけど、ネットなどでは以下の表現をしている。

「これは僕の声であり、僕の内面のすべてだ。自由に判断してほしい」

「闘牛は最高のメタファーだ。対峙している雄牛は自分自身かもしれない。誰だって被害者でも迫害者でもなく、その両方だ。獣性と残忍性は結びつく」彼は言う。「セックスを呼び起こすと、ぼくらの獣性がかきたてられる」このアルバムでは反対側もまた正しいのだ。「獣性がかきたてられた結果、高い精神性が呼び覚まされるんだ」

映像は良いとは思えないけど、
映像を手がけたのは、長年にわたってアルカのコラボレーターであるヴィジュアル・アーティスト、ジェシー・カンダ



arcaのサードアルバム

2017,4,7発売

01. Piel
アカペラで歌いはじめ、シンセの高音が鳴りはじめる
静寂のなか 思いが溢れている

02. Anoche
静かに広がる世界で 静かに歌っている

君の夢を見た ・・・ 君の存在を知るだけで十分だ ・・・
歌詞が入ると見てしまう曲と全く気にならない曲がある

03. Saunter
2分ほどの曲
たき火が弾けるような音に 印象的なメロディー

04. Urchin
4分ほどの曲
流れるストリングスっぽい音
刻む音がビョークの昔の曲を思い出させる

05. Reverie
歌というよりコーラスのように流れてくる

06. Castration
最初は静かな曲だけど、一気にドカドカ鳴りはじめて
聴いていて楽しい。

07. Sin Rumbo
ゆっくり絶望的な距離と気持ちの整理
ファルセットもある
宗教音楽っぽさを感じた。

08. Coraje
鍵盤をゆっくり弾くよう 宗教音楽っぽさを感じた。

09. Whip
1分ちょっとの曲
鞭を振り回したような

10. Desafio
サイレンが遠くで鳴っている
うねりながら歌う
歌詞は正反対の思いや欲望が行ったり来たりしてるのか極端な表現

11. Fugaces
ゆったり暗澹たる思いが広がっている
憂鬱にはしていたくなくても陥ってしまうような状態
音の広がりや美しく感じたりする要素があって
魂と連動していく感じもある

12. Miel
ゆったり 引きつった感情がずっと緊張しているように感じる

13. Child
ウーリツァーっぽい音に軽くエコー
少しずつ規模が大きくなって ストリングスっぽさも入って
静かな状態からふいに大きく
そしてまた静かに

14. Saunter (Reprise) (Bonus Tracks for Japan)
原曲とは違って ボーっと霧に包まれたような反響の中で



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

arca / Mutant

2018-02-19 00:48:23 | album a
2015,11,18発売

arcaのセカンド・アルバム
ビョークのアルバム『Vulnicura』 (2015 年)は、ビョークと共同プロデュースを行い、その後ワールド・ツアーのメンバーとして参加した。その後は発売された。



1. Alive
途切れた部分は滑って行くよう
曲に変化があって飽きない

2. Mutant
タイトルっぽい曲
知っている要素が合成してできた得体のしれない奇妙なもの
しかし、その存在自体は自然と誕生して存在している。
周囲とは異質な存在だとしても、奇異な視線を投げかけられても
存在している

3. Vanity
感触の良い音
無駄という印象はないけど

4. Sinner
刺さってくる音 次々と チューニングのノイズ

5. Anger
うぁぉー 
突然 チェンバロっぽい音でメロディーが流れるかと思えば 全く違った感じの音が入って
リズムも変化していく

6. Sever
チャーン 弦の滲んだようで 軽快な音が鳴る
シンセの色んな音

7. Beacon
ドスンと入って シンセがワーと鳴って
強弱の音に 

8. Snakes
音が面白くて良いんだけど、言葉では表現しにくい
教授のハッピーエンドっぽい感じもあるかな
これもチェンバロっぽい感じの音も

9. Else
宇宙っぽさがある

10. Umbilical
音の異なる金属
繰り返される声のフレーズ
ちょっとひっかかる感じの声

11. Hymn
鳴りっぱなしの音が変化していく
こういうのも聴き入ってしまったりする
少しゆっくりになったり 回ったりする
ラストまで気持ち良い

12. Front Load
音圧を感じる
音が感じよくて揺れて鳴っている
刻んで 恰好良くなってきた
終わり方が面白い

13. Gratitud
サントゥールの高音を鳴らしているような心地よさ

14. En
どどどど 浮遊しながら ああ

15. Siren Interlude
サイレンっぽい 引っ張り込まれそうな音が次々に
割と心地よい

16. Extent
気持ち良くて思わず寝ていた

17. Enveloped
この曲の一音一音がまた良い。この曲も幻想的で寝てしまう。

18. Faggot
ミニマルな金属的な音 法螺貝っぽい音も

19. Soichiro
クワンクワーン 素早く細かく刻む音 
静かな音の変化から
再び細かくリズムを刻んで

20. Peonies
少しこもった音にも微妙に変化があり
不安定な音の変化が面白い

21. Ashland [Bonustrack for Japan]
細かく唇を震わせて鳴る音を加工したよう
ドローン的に流れてたり
声のような音のような
突然終わる


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

arca / Xen(ゼン)

2018-02-18 11:23:56 | album a
arcaを知ったのは、ビョークのアルバムだった。
それに、教授の「async - remodels」でarcaのリモデルもあった。
最初はarcaの曲を動画で見ると気持ち悪くなってしまったけど、曲だけ聴いていると惹きこまれるものがあるので、いっぱい聴いている間に、ファースト・アルバム「ゼン」から聴くことにした。

カニエ・ウェストやFKAツイッグスのプロデュース
2014,10,29発売(日本先行発売だった)

当時 関連する内容

アルカ
(Arca)ことアレシャンドロ・ゲルシ(Alejandro Ghersi)は1990年生まれ 南米ベネズエラ出身
2009年 19歳の時に カナリア諸島に移住
2012年にニューヨークのレーベルUNOより3枚のEPを発表、
      『Baron Libre』『Stretch 1』『Stretch 2』
2013年にフリー/ダウンロードでリリースされた自主ミックステープ『&&&&&』を発表
       それはカニエ・ウェストが6作目の『イーザス』を発表し、アルカが参加して話題になった後だった。
2014年 MUTEと契約してファースト・アルバムを発表 ロンドンで活動

このアルバムについて、アルカはこう語っている。
 「これは僕がみんなに“これが僕自身だよ”と自信を持って言える初めての作品なんだ。僕は自分自身にフィルターをかけたくないから」とのこと。
ピュアに彼の表現が何かに響いていると思うと、余計に魅力的なアルバムだと感じた。

「ゼン」という、彼の空想上のもうひとつの人格(男性でも女性でもない)とのこと。
彼自身、ゲイである自覚があったとのこと。
ゲイを否定する気は全くないが、性的にゲイは合わないので、映像を見て気持ち悪くなったのかもしれない。
音楽的にはビョーク、坂本龍一に相通じるものを感じている。
理論とかではなく、感覚的に、リズムやメロディーなどの要素よりもasyncに通じるものがある。
気付いたらアルバムが終わっていた。
このアルバムは、いわゆる インストです。



1. Now You Know

教授がRADIO SAKAMOTOで紹介していたOneohtrix Point Never Reworkっぽさも感じる。

2. Held Apart
寂莫とする世界にウォーリツァーの音色が響き渡る
美しく淡々となっている

3. Xen
切れ込んでくる音 休符 
声 シンセ 次々と音が入ってくる

4. Sad Bitch
グレープフルーツの粒を指で摘まんで軽く弾けるような音が飛び出していく
音が連続して 昇華していく

5. Sisters
「バンブー・ハウス」頃の教授っぽさを感じる音も
キラキラしている部分を交えて

6. Slit Thru
一定の間隔で音が鳴って
間合いを微妙に変えながら

7. Failed
この音がアルカのイメージになっている
ぽつぽつ

8. Family Violence
ストリングスっぽい音
これもなかなか良い感じ

9. Thievery
声がサンプリングされていて
迫ってくる感じもある
寂莫とした世界に荒々しくうねっているエネルギーの変化を感じる

10. Lonely Thugg
挑発的で孤独な音色、音の変化
テンポも変化して
しぶい
良い♪

11. Fish
2分ほどの曲
ファッ ファ

12. Wound
ストリングスっぽい音にヴォコーダーを通した声が流れる

13. Bullet Chained
リズム系
途中から、この曲もOneohtrix Point Never Reworkっぽさも感じる。

14. Tongue
シンセの繰り返す音に 刻みをいれていく音
テクノっぽさがあって心地よい

15. Promise
弦を直接叩いたり、弾いたりしているよう
これもなかなか良い

16. Boyfriend / ボーイフレンド (ボーナス・トラック)
基本、テクノ系だけど、何種類かの音に 複雑なリズム



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Helios / Unomia (2017 Edition)

2018-02-17 07:46:10 | album h
発売に気付いてなかった。即購入。



2017,1,29発売

2004年のデビュー・アルバム『Unomia』を再発売

キース・ケニフのHelios名義のアルバム

1.Velius
美しい
でも どこか寂しい
Helosのこのリラックスした感じが良い
気持ち良く鳴らしていられる

2.Cullin Hill
水っぽい音も 音の鳴っている状態が琴線に触れる


3.Nine Black Alps
コワーン静かに音が響いて
リズムが入って
タイトルのイメージとは違う感じがした

4.Homero Hymnus
琴ーの弦を滑らせて少しひっかけたような音
リズムの中に感じているものが揺らいでいく

5.West Orange
ギターの弦を爪弾いたようなピアノの音を鳴らしたような音
心地よい

6.Two Mark
声 足音 ドアの音 
うをーん と鳴って
冊子の分厚い紙を捲ったような・・・

7.Samsara
前曲の流れで切れ目がわからない
鳴っている音に時計のような刻み
ウトウトしそう

8.Light House
アコースティック・ギターとシンセ
浮遊感のあるピアノっぽい音
この曲も街の喧騒がエンディングから次の曲へのつなぎに

9.Suns That Circling Go
教授の「async」のリモデルに入ってそうな音
プラスティックの筒を風が通り抜けるような音
バックで鳴っている音

10.Getting Through
ラジオのチューニングするときのノイズ
ピアノ
短い曲

11.Clementine
こもった馬蹄の硬質な跳ね返る音
ドローンの中にもシンセの変化した音
2分40秒くらいからの音の変化にハッとした

12.Buldir
高音のピアノと波の音

13.Luek
波の音からシンセの高音のドローン
神秘的な印象
6分10秒くらいから突然 リズムと楽器の音色が変わって入ってくる

14.Nyckel-Loess Remix-
ダウンロードしないと聞けない



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2,018、2,14 番匠谷紗衣ツイキャス

2018-02-14 20:34:37 | 番匠谷紗衣
19:30すぎスタート

ヴァレンタイン キャス

スタジオからキャス

練習した後にいっぱい歌おうと思っていたら、練習をしすぎて残り15分くらいしかない

トートバッグが出来た。
今回は、終わってから皆さん一人一人と会ってっていうことが出来なくて、トートバッグを買ってくれた人にだけ中にポストカードが入っていて、それにサイン会をするということになってまして、なんか遠くなったって思われるかもしれへんけど、私は皆さんとって思ってる。皆さんがいてくれてるおかげで頑張ろうと思えるし、歌っているので、その気持ちだけはわかって欲しいです。

1 debora cox

歌い始めて、違うわっ 、いや合ってたわ 
思わず笑ってしまうこの感じが良いなあ

ワンマンの時よりも滑らかに感じた。

マイケルの話

みんなチョコもらいましたか?
あんまりもらってないみたいで・・・

2 500マイル
忌野清志郎の訳詞

もっと遅い時間にやったら良かったなあ

3 前を向いて
(オリジナル)
1234とオーディエンスから声をかけるのを練習するために1番だけ歌います。

決まってて、よりミュージシャンらしくなった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする