存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

Alexandre Tharaud / BARBARA

2018-07-17 23:42:09 | album a


2017,10,2発売

Alexandre Tharaud がBARBARAが好き過ぎて
という話を読んだ。

このアルバムもRADIO SAKAMOTOで紹介されていた。

そして、BARBARAのライヴ・アルバムに続いて聴いてみた。
日本語訳されているタイトルやミュージシャンを見ていても、ピーンと来ないけれど
楽器の演奏は美しく魅力的で、タローはピアノ以外の楽器も演奏している。
リスペクトして作ったアルバムは、死後20年経過して世に送り出されている。
このアルバムは何世代にも渡って引き継がれていくものになるのだろうか?
レコードされた曲を聴く歴史はまだまだ浅いので、こうした文化はどうなっていくのか興味があるけど、知ることは出来ないしね。

Disc1 53'52''
1. ピエール(prelude)
2. Cet Enfant-la - ドミニクA(singer)、モディリアーニ四重奏団
3. 美しい9月 - カメリア・ジョルダナ(singer)
4. 私の恋人たち - ジュリエット(singer)、ステファン・ロジェロ(contrabass)、ローラン・ロマネリ(accordion)
5. くちびるの端に - ヴァネッサ・パラディ(singer)
6. 死にあこがれて - レディオ・エルヴィス
7. Vivant poeme - ジャン=ルイ・オベール(singer)
8. ピエール - ティム・ダップ(singer)、ローラン・ロマネリ(accordion)、ルイ・ロッド(cello)、他
9. 埋葬 - ベナバール(singer)、ミシェル・ポルタル(clarinet)、ステファン・ロジェロ(contrabass)
10. 鏡の向こう側 - ジェーン・バーキン(singer)、アルビン・デ・ラ・シモン(keyboards, bass guitar)、ルイ・ロッド(cello)
11. C'est trop tard - アルビン・デ・ラ・シモン(singer, bass guitar, keyboard)、エルヴェ・ジュラン(horn)
12. サンタマンの森で - ロキア・トラオレ(singer)
13. ウィーン - ジュリエット・ビノシュ(spoken text)、ルノー・カプソン(violin)
14. いつ帰ってくるの? - インディ・ザーラ(singer)、フランソワ・サルク(cello)
15. Les Amis de Monsieur - ギヨーム・ガリエンヌ(singer)
16. 歓びが戻るのを待って - ルス・カサル(singer)、フランソワーズ・ラセール(guitar)、ステファン・ロジェロ(contrabass)、モディリアーニ四重奏団
17. ピエール(postlude)

Disc2 24'18''
1. 私の劇場 - ジュリエット・ビノシュ(spoken text)
2. Valse de Frantz
3. 今朝 - ミシェル・ポルタル(clarinet)、モディリアーニ四重奏団
4. ナントに雨が降る - ミシェル・ポルタル(clarinet)、ローラン・ロマネリ(accordion)
5. 美しい年令 - ローラン・ロマネリ(accordion)
6. もう何もない(Plus rien)
7. レミュザ - ローラン・ロマネリ(accordion)
8. 私は恋を殺した
9. 我が麗しき恋物語 - ミシェル・ポルタル(clarinet)

アレクサンドル・タロー(ピアノ、ハモンド・オルガン、ウーリッツァー・オルガン、プリペアード・ピアノ、キーボード、チェレスタ、ベル、アレンジ)

録音時期:2016~2017年
録音場所:パリ、スタジオ・ギヨーム・テル
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲
ディスク 1

01. Pierre (Prelude) Alexandre Tharaud, piano

02. This Child - Dominique A Quatuor Modigliani Alexandre Tharaud, piano

03. September - Camlia Jordana Alexandre Tharaud, piano

04. Mes Hommes - Juliette Stphane Logerot, double bass Roland Romanelli,
      accordion Alexandre Tharaud, piano
05. Du Bout des lvres - Vanessa Paradis Alexandre Tharaud, piano and Rhodes

06. Vivant poem - Jean-Louis Aubert Alexandre Tharaud, piano

07. Pierre - Tim Dup Roland Romanelli, accordion Louis Rodde,
     cello Olivier Marguerit, keyboards Alexandre Tharaud, piano, Wurlitzer
08. A Mourir pour mourir - Radio Elvis Alexandre Tharaud, piano, bells, organ Hammond

09. Y'aura du monde - Bnabar Michel Portal, clarinet Stphane Logerot,
     double bass Louis Rodde, cello Alexandre Tharaud, piano, prepared piano,
      Hammond organ, keyboards

10. There - Jane Birkin Albin de la Simone, keyboards, bass guitar Louis Rodde,
      cello Alexandre Tharaud, piano, celesta, bells, Wurlitzer

11. It's Too Late - Albin de la Simone Herv Joulain, horn Albin de la Simone,
      bass guitar, keyboards Alexandre Tharaud, piano

12. Au Bois de Saint-Amand - Rokia Traor Alexandre Tharaud, piano, pencil,
     hands on thighs

13. Vienna - Juliette Binoche Renaud Capucon, violin Alexandre Tharaud, piano

14. Say, when will you return? Hindi Zahra Franois Salque,
     cello Alexandre Tharaud, piano

15. The Friends of Monsieur - Guillaume Gallienne Alexandre Tharaud, piano

16. Wait for my joy to return - Luz Casal Francois Lasserre, guitar Stphane Logerot,
     double bass Quatuor Modigliani Alexandre Tharaud, piano

17. Pierre (Postlude) Alexandre Tharaud, piano

ディスク 2

01. Echo: O my theaters Juliette Binoche, voice

02. Echo: Waltz by Franz Alexandre Tharaud, piano

03. Echo: Nantes (arr Portal / Romanelli) Michel Portal, clarinet Roland Romanelli,
      accordion

04. Echo: This Morning Michel Portal, clarinet Quatuor Modigliani Alexandre Tharaud, piano

05. Echo: Le Bel ge Roland Romanelli, accordion Alexandre Tharaud, piano

06. Echo: Nothing more Alexandre Tharaud, piano

07. Echo: Remusat Roland Romanelli, accordion

08. Echo: I killed love Alexandre Tharaud, piano

09. Echo: My most beautiful love story Michel Portal, clarinet Alexandre Tharaud, piano


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番匠谷紗衣 ap bank fes’18

2018-07-16 16:25:32 | 番匠谷紗衣
番匠谷紗衣



ap bank fes’18 セットリスト

🎤

1,サニーディ

2,17歳の詩

3,forget you

4,大人になっても

熱唱を聴いて、声の魅力を感じた人も多かったはず

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BARBARA / Bobino 1967

2018-07-16 00:04:39 | album b
RADIO SAKAMOTO 2018,5,6放送でBARBARAの曲を2曲紹介していた。
シャンソンはエディット・ピアフか越路吹雪という僕でしたが、本場フランスの有名なミュージシャンの曲をじっくり聴くことに・・・
とは言え随分前のミュージシャンですね。

「僕が昔ね、まだ20代のときにアルバイトで、よくシャンソンのバックでピアノを弾いたりとかしてたんですよ。で、シャンソン界では有名な、昔あった銀座の銀巴里というところなんかで、よく頼まれて弾いてたんですけども、そこは日本人のシャンソン歌手がほとんで歌うわけですけど。『Barbara』の曲も歌ってたんで、こういう曲の伴奏をしてたことあるんですね。それで思い出してですね。あ、いたなぁと。で、シャンソン、もともと好きなんですけど、あまりそのー……戦後の新しいシャンソンは僕はあまり好きではなくて戦前の、古色蒼然としたシャンソンの方が好きなんですけども。『Barbara』を改めて聴いてみました。で、この今、アレクサンドル・タローが弾いた『Barbara』、「prelude」という曲の原曲ですね。Barbaraが歌っている「prelude」を聴いてみましょう。」

「はい、Barbaraですね。もちろん戦後、活躍した人ですけども。戦前にフランスで生まれて、フランス生まれのユダヤ人で、だから戦争中はナチスに追われて、もう命からがら、家族で逃げたというような辛い幼少時代を送っているわけなんですけど、そういう、もう一歩間違えればナチスに殺されていたかもしれない人がですね、戦後になって、実はこういう曲を書いて歌っています。」

「Göttingen というのは、ドイツの町の都市の名前ですよね。で、結局その、ナチスからの迫害で逃げまくっていたBarbaraが、その戦後のフランスとドイツの和解ですね……の為に、まあ作った歌ですね。当時のドイツの首相……シュローダーという首相がですね、その和解のときのスピーチで、この曲の歌詞を一部引用しているんですね。この曲はですね、どんな、これまでの政治家の和解の為のスピーチよりも、和解の為に貢献したと、言われるほどのインパクトがあったんでしょうねえ。今聴いてもありますけども。訳詞もね、ネット上にあるので、ぜひ読んでみてください、素晴らしいので。」

BARBARA
1930年6月9日 - 1997年11月25日
パリ出身のシャンソン歌手 シンガー・ソングライター。
父はユダヤ系のアルザス人、母方の祖母はウクライナ人。ナチス占領時代は教授のコメント通り。

'67年のボビノ座(パリ、モンパルナス)におけるライヴ。このライヴは1967年も続いていたが、録音は1966年12月とのこと。
最初にライヴ・アルバムを聴いてしまうと、これが基準になってしまうので、オリジナルを聴くと違和感を感じてしまうのかもしれない・・・教授が言ってるように、ゲッチンゲンの歌詞をネットで検索して読むと、胸に響く。歌って凄いなあ。
このアルバムのオリジナルであるレコードは10曲だったようで、CDにはCDの良さはあるな。データ配信なら猶更手軽なんだろうけど、CDで聴いています♪

演奏の合間の拍手とバンドネオンの演奏が何とも言えないライヴ感があって
見たことないのに様子が目に浮かぶ
何とも言えない魅力のあるアルバムだ。



1. Toi
ノックする音は開演の合図かな?

バンドネオンとピアノ バルバラのしっかりとした歌声が会場を包む

2. Madame
ピアノにうっすらバンドネオンの音
しっかり 言葉が伝わってくる
少しテンポアップして歌ったり
強弱のニュアンス

3. La Solitude
ピアノで歌う なかなか魅力的
バンドネオンの音も良い感じ♪

4. Parce Que Je T'Aime
ピアノとベース
低音から広がる歌
バンドネオンが合間に入って
少し間があってバンドネオンの音に歌が始まる瞬間が何とも言えない。

5. A mourir pour mourir
ピアノは荒々しく
切迫したような歌
ラウドな感じで歌い終わる

6. Au Bois De Saint-Amand
優しく楽しげなアカペラで始まる
バンドネオンが入って変化していく

7. Au Coeur De La Nuit
小さく鳴っているバンドネオン
静かに歌い始める
ベースを弾く音
キラキラ光る星が情景に浮かぶ

8. Gottingen
教授の言ってたドイツの街の名前の歌
バンドネオンが心を翻しながら音を紡ぎ出していく
ティリリ
言葉にならない言葉の魅力

9. Si La Photo Est Bonne
ピアノのリズミカルな演奏と歌

10. Une Petite Cantate
細かくピアノを弾きながら
ボサノヴァっぽく感じる歌

11. A Chaque Fois
ピアノが徐々にスローダウンして
タンゴっぽく滑り出す
かなり早口で歌っている エモーショナルな高まり

12. Pierre
ピアノが鳴り、魅力的なフレーズ ティリリ♪
しっとりと歌う

13. Y'Aura Du Monde
ファーとバンドネオン
ウーおおー
この曲も盛り上がって行くなあ

14. Ma Plus Belle Histoire D'Amour
バンドネオンの伴奏
ベースのリズム
しっとりと歌い上げる

15. Le Mal De Vivre
ピアノで始まる
楽器を叩く音
しっかりとしたヴォーカル
とても魅力的な歌
楽器が歌を魅力的なものにしているのを感じる

16. Les Rapaces
MC
ピアノを弾きながら歌う 客席の笑顔が見えるよう
楽しげな感じで変化していく

ライヴの魅力を持ったまま終わっていく


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ap bank fes ‘18 番匠谷紗衣 出演

2018-07-15 17:42:01 | 番匠谷紗衣
ついに この日がやってきた。

番匠谷紗衣

2018年7月16日(月・祝) ap bank fes ‘18 出演

会場
つま恋リゾート 彩の郷



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ACTRESS / AZD(アジッド)

2018-07-15 15:20:27 | album a
RADIO SAKAMOTOで紹介されていたACTRESS
教授はよくこのミュージシャンの曲を聴いているようだ。

アクトレスことダレン・カニンガム

2017,4,14発売
5枚目のオリジナル・アルバム



1.NIMBUS 0:54  
ぽたぽたと垂れる雫を電子音で表しているよう

2.UNTITLED 7 5:13
ループするシンセのうねりと 弾けた音のズレる感じは指パッチンっぽいかも
低音の繰り返す音に 高音のストリングスから間引いたような音が不穏な感じになっている
途中から跳ねる音に勢いがついたリズムのグルーヴに

3.FANTASYNTH 5:02
音は 白昼夢に響く幻想的な音に
コン、カって鳴ってる音が印象的  
リズムは早いミニマル

4.BLUE WINDOW 3:42  *”メランコリアとハード・インダストリアル・テクノ”


5.CYN 3:18  
MCが少し入って 繰り返す言葉 言葉より演奏の時間の方が長いエレクトロなヒップホップ
一部はゲームっぽい音かも

6.X22RME 5:04  
ディープ・ハウス的
ハネたリズム
女性たちの会話の中には日本語も入っている

7.RUNNER 5:12  
鈴虫っぽい音
繰り返すフレーズは口ずさんだことがあるようなメロディー

8.FALLING RIZLAS 2:25 
フォンと鳴る
低音 弦を弾くような電子音
心地よく跳ねる

9.DANCING IN THE SMOKE 6:21 
緊迫した感じ
ビートと金属的な音に声
電子ドラムがゲーム音っぽい
うれるシンセのループ

10.FAURE IN CHROME 6:02  
静かに遠くから音が鳴りはじめる
ストリングスっぽい音
ノイジーな音も入って

11.THERE'S AN ANGEL IN THE SHOWER 7:33  
RADIO SAKAMOTO 2017,11,5放送で紹介

声 雨音っぽく鳴る音 ピアノ?
プチプチっぽいゲームっぽい駆け上がって行く音はYMOのファースト・アルバムっぽさもある 
低音でリズム圧
途中から一定時間 入ってくる刻んでくる音がカッコ良い
フェイド・アウトしていく

12.VISA 4:29 
竹を床に打ったような音に
シンセで演奏した音 一定の間隔で 
リズムには電子音も入ってきて 女神転生をふと思い出す音も
エンディングに向けて気持ち良い♪



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