電柵

トウモロコシやエダマメは獣害の心配がある。
後山に作付けしたトウモロコシは既に何箇所か被害を受けている。
動物達も味が分かるらしく収穫時期になったものだけを選んで食べて行く。

折角苦労して作付けしたものを動物の餌にしてしまうのは勿体ないので、数日前に電柵を回した。

通常、電気は夜だけ流すようにしているが、今朝の新聞に熊出没のニュースが報じられていたので一日中流すように変更した。
そうしないとトウモロコシが大好きな熊に電柵までも壊されてしまう可能性が高くなってしまう。

畑の面積が増えた関係で電柵も追加で調達した。
一年で回収できる投資ではないが、中山間地での農業には必需品。
価格に転嫁することもできないので、このような出費は自分達の「食生活をエンジョイするため」と捉えることにしている。



電柵のことを従来はデンボク(電牧)と呼んでいた。
「電気牧柵」の略称で放牧用に活用されることが多かったのでそう呼ばれていたようだ。
今回新たに調達して正式名称が「電柵」であることを初めて知った。