霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

こせがれネットワーク

2010-12-16 19:34:12 | 仲間
大いに迷った末に脱サラを決断したにもかかわらず就農当初の不安は直ぐに消え去り、逆に「もっと早く転身すべきだった」と後悔するぐらいに心境の大ききな変化があった。
農業はそれぐらい大きな魅力を有している。
その魅力を若者達にも伝えたいと常々思っているが、適切な「伝える言葉」が見つからずにいた。

そんな折に、今朝の毎日新聞「これが言いたい」の欄にNPO「こせがれネットワーク」宮治勇輔代表の意見が掲載されているのを読んで、大きなヒントを得られた気がした。



[一部を抜粋]
タイトル ~ 『農業は「かっこよく、感動があり、稼げる」 「こせがれ」よ 地方に帰れ』

私のように農家の娘、息子なのにサラリーマンをやっている若い人たちを誘い、仲間を増やそうそうと思い立った。キャッチーな名前で「農家のこせがれネットワーク」というNPOを作り、「どうせあんた、会社じゃ大したことはないよ、農家は夢があるよ」と誘い始めた。

地方が寂しくなっていると言われている。地方の問題は要するに、地方に仕事がないからだ。農は食であり、食は文化だ。だから地方で農は文化であり、地方の受け皿は究極、農なのだ。
地域ごとに農を中心に地域全体を再生、再構成する農業のプロデューサーがいれば、活性化できる。
高齢化を考えればこれから5年が勝負だ。
将来「えっ? お前まだ東京で働いてんだ。だっせーな」といえる日を目指して日々がんばっている。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする