害虫

今年は極端な雨不足で夏以降に収獲予定の枝豆に「実が付かない」という他の生産者の「嘆き」をよく耳にするが、幸い我が家はそのような事態にならなかった。

しかし、雨不足と猛暑が影響したのか虫の被害が例年よりも極端に多かった。
当初は雑草対策をしっかりとやれば虫も寄り付かないものと思っていたが、その予測は見事に外れてしまった。
雑草対策が一番上手く行った畑に良質の枝豆の収獲を期待したのだったが、その畑の被害が一番酷かったのには本当にガッカリさせられた。



虫の被害に遭った枝豆は出荷前にハジクことになるが、その数があまりにも多かったので選別作業にかなりの時間を要してしまった。
それに懲り、今月末に収獲予定の二ヶ所の「秘伝」畑に急遽木酢液を撒布した。
農薬ほどの大きな効果は無いかもしれないが「少しでも被害を抑制できたら」と思っている。

「美味しい枝豆」シリーズ

「美味しい枝豆」シリーズ第二弾の収穫が明日で終了する。
引き続き第三弾に繫ぎ日々の出荷を中断しないようにしたいと思っていたが、第三弾に予定していた「かほり豆」の実り具合がやや遅れ気味となっている。
無理に繫ごうとすると収穫適期でない枝豆を出荷することになりそうなのでニ～三日の中断は仕方が無いかもしれない。

第二弾は「ダダ茶豆」の系統を引く「庄内五号」で第一弾の「湯あがり娘」を凌ぐ人気となったが、一番実が充実し味が乗って来た時に幕を下ろす結果となったような気がしている。
出荷を焦ってややスタートが早過ぎたのかもしれない。

他にも反省事項は多々あるが、それもこれも来年以降のノウハウとして蓄積して行きたいと思っている。



三日続いた雨の最後となった昨夜はかなり強い雨が降った。
既に水の必要な季節は過ぎたが堤の水も二ヶ月振りに満杯になった。

もみじ橋から見た久保川は早朝は手前に見える岩が隠れるぐらい増水していたが、10時過ぎに通りかかったら大分減っていた。
天気はこれから回復に向う。

連日の雨

雨の日が三日も続いた。
このように天気が一方に偏るのが最近の傾向となっている。
百姓にとっては「晴天続きの合い間に適度の雨」が理想なのだが、今は逆方向に進んでいるようだ。

一時的にかなり強い雨も降ったので相当量の雨量になっているはずだが、家の前を流れる久保川の水量はあまり増えていなかった。
降った雨がそのまま流れるのは「自然破壊が進んでいる証拠」だとすれば、久保川周辺には自然が残されていることの証明かもしれない。



シソの葉の収獲を終え一段落したことからバアチャンとジイチャンは孫の運転で一泊の旅行に出かけた。
いつもの顔ぶれが家に居ないと何となく寂しい気もする。
それに鶏、犬、猫へ餌もやらねばならないので生活リズムも少し乱れるような面もある。
「歳の順」だとすれば、いずれ「これが当たり前」という日が到来するのだろうが・・・。

カレイなプレイ

一関の地元紙である岩手日日新聞社が主催する「パパさん、ママさんバレーボール大会」が開催された。

パパさんは35歳以上に出場資格があり、オジサンは年齢制限をクリアできるようになった以降毎回のように参加し続けているが、最近は監督として専らベンチで采配を振るのが役割となっていた。
しかし、今日は左右の大砲も含めてメンバーが集まらず9人ギリギリでの参加となりオジサンも出場せざるを得なくなった。

バドミントンの練習は続けているもののバレーボールには殆んど触っていない。
BCを任されたがまともなプレーができるはずもなく、アタックのコースには入れるが肝心のボールがまともに上がらなかった。
「華麗なプレー」とはほど遠い「加齢臭の漂うプレー」の連続となった。

試合は二連覇を果たした山目チームとフルセットとなり三セット目に11対5とリードしながら最終的に21-12で敗れてしまった。
コートチェンジ後、相手チームが16点取る間に我がチームは1点しか取れないというお粗末な内容で屈辱的な敗戦を喫してしまった。



(高齢になってもプレーヤーとして頑張るという意味で)「私はオンナ熊谷を目指す」といつも標榜している三連覇を果たした女子チームの50歳を過ぎたMチャンは、「熊谷さんってあんなに下手だったけ?と思いながら応援していた」と反省会の席で言われるぐらいの醜態だった。

だからと言って来年に向け「練習に参加する」という元気は既に無いので、汚名挽回の機会がないまま屈辱に耐えるしかないようだ。

雨

土、日と雨の予報。
畑のためには「恵みの雨」となるが、産直での販売に関しては「恨みの雨」となる。

「道の駅」は土・休日が書き入れ時。
降るなら「土・日を外して欲しい」と願ったら欲張り過ぎかもしれないが…。

幸い午後から降り始めた雨は小降りだったので客足にはあまり影響が無かったようだ。
明日もこの程度の雨で勘弁して貰えるとあり難い。
勿論、夜中に降る分についてはいくら降っても大歓迎であることは言うまでもない。



中学生の職場体験学習の時に播いた大根が芽を出している。
この雨でグンと生長が加速するに違いない。