

レプリカユニフォームへのナンバー入れ、ホーム開幕まで間に合ってひと安心。
右袖のJのエンブレム・・・去年の激闘を見てきているだけに、感慨もひとしお。やはり、重いです。
去年はユニフォームは買わず、その分はアウェー観戦費用に充て、「昇格したら買う」と決めていました。そのマニフェストが実現された格好です。
それについて決めたのはシーズンも中盤ごろ。
ちょうど昨年の今頃・・・JFL開幕前は、今のような生活になるとは、全く予想もしていませんでした・・・。
ぶっちゃけてしまうと、自分自身、そんなにサッカーが好き!というわけではありません。
・・・と、なにやらサポーターの端くれとして不適切そうな発言・・・。(^^:
とはいえ、おおむね事実であり、乱暴な言い方をすると、カターレを応援しだしたきっかけは、「たまたまタイミングがよかったから」にすぎませんでした。
日韓ワールドカップで日本中が熱狂していた頃、一応は応援しながらも、本腰を入れていない自分がいました。
「にわか」であることを気にしていたがため、と言えたかもしれません。
熱狂的に応援するのはいいよ、でも、「周りが盛り上がっているから」というだけの消極的理由なのはどうか?と。で、期間が終わったら、さーっと熱が冷めていくような、そんなことでいいのかと。
なんというか、応援するならするで、無責任にはなりたくないという思いがあったように記憶しています。
ならば、無責任ではない応援とは何か?それはつまり、応援すべき対象を決め、それをひたすら応援していくということにほかならないかと。
テレビでやっているのを観るだけ、という程度では、積極的な応援とまでは言えない―――やはり、会場に出向くくらいの気概が必要ではないかと。
Jリーグでも、浦和なんかはスタンドが真っ赤になっているじゃないか。積極的というなら、あるいはそれくらいやるべきなんじゃ?
少なくとも、周りがどうこうでなく、自分から率先して関心を持ち、応援できるくらいでないと・・・・・・。
やはり、必要なのは応援するにあたって核となる「ホームチームの存在」。しかしながら、当時、富山にプロスポーツはありませんでした。
それが、近年になって状況は一変。
バスケットボール・bjリーグに富山グラウジーズ、野球ではBCリーグの富山サンダーバーズと、県内にプロスポーツチームが立て続けに誕生。
そして昨年、Jリーグを目指す県民クラブチーム・カターレ富山が始動し、ホームスタジアムである富山県総合運動公園陸上競技場で開幕戦を迎えるというではありませんか。
ここで、「チャンス!」と思ったのが、直接のきっかけでした。
正直、サッカーについてはルールがわかる程度で、全然詳しくもないし自分でやりたいとも思わないし。ここで応援し始めても、「にわか」であることには変わりない。
しかし。それなら「チームを初年度から追っていく」ということを考えたなら、少なくともこのチームに対しては、「にわか」じゃないじゃん!
そうして、開幕戦に赴くことを決めたのが開幕の数日前。チケットホルダーやメガホンなどのグッズを買ったのは開幕前日。ファンクラブに入ったのは開幕戦のファンクラブブースでした。
そんなこんなで、たまたまタイミングがよかったから始めた応援。正直、カターレがアローズ北陸とYKK APが合併してできたチームということさえ知らない、まったくのド素人でした。
そんな素人で、「ああ、サッカー好きでもないくせに、なんか自分でもガラじゃないことやってるな」なんて自嘲しながら観戦していた開幕当初から、早いものでもう1年。
素人がアウェー戦で九州までいくくらいにまでなった経緯については、また別のお話で。
今年のホーム開幕戦まで、あとわずか。
確実に言えるのは、この1年のサポーター経験を経て、「ホームチームとしてのカターレ富山を積極的に応援したい!」という自分がいる、ということです。
試合が、待ち遠しいです。