行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

リベンジ成る!ライバルに逆転勝利!  ファジアーノ岡山戦

2009-04-20 22:47:53 | カターレ富山
朝の4時50分起床、5時50分砺波駅集合・出発のバスツアーで岡山へ。
車中でのんびりと小説なんぞを読んでいるなか、トラブルもなく順調な旅路。開幕戦で福岡までの距離を経験しているためでしょうか、移動だけで疲れるということもありませんでした。


スタジアムに到着したのが12時30分くらい。
天気は快晴。
半袖レプユニで充分という、4月ということを忘れそうなほどの暑いくらいの気温でした。
さぁ、これから試合だ!と思いつつも、16時キックオフにはいささか早い。にもかかわらず、熱心なファジアーノサポーターの姿がそこかしこに。
富山じゃ開場前にここまでいないよ・・・と、ちょっとせつない気分になってみたりも。
そういうところの比較も含めたところが、アウェー観戦の醍醐味なのでしょうけれどね。

会場内の様子。
ほとんど無風で、西陽が強烈。ほんとに、夏なんじゃないかという状態でした。


そのなかで、スタグルメとしてファジカツサンドをいただきました。ボリュームがありながらもしつこくなく、1食ぺろりとたいらげてしまいましたとさ(^_^;)

日差しを避けるため、バッグに入れておいたカターレキャップをかぶることに。
ふと、デジャヴ。真っ正面の西陽をキャップでしのいだといえば、昨年秋、アウェーでのHonda戦。あのときも、10月半ばとは思えないほどの暑さの中で、同じようにかぶりながらの応援だったっけ・・・。
そうだ、あの試合では―――。

と、物思いにふけっているうちに、試合開始まえの選手紹介に。
出場停止のCB堤に代わり、ルーキーの舩津が初スタメン。前の出場が試合終了直前だったこともあり、実質的なデビュー戦でした。
そして、FWには今季初出場・初スタメンのトミーこと永富が。
さまざまなタイプのいる富山FW陣のなかで、その長身を活かしてポスト役となる選手。昨年は実質FW3番手として出場機会もほどほどにあったものの、そのスピードのなさ、負傷退場などなどで、芳しい結果を残せませんでした。
個人的には、プレイスピードの上がっているJ2でスピードが無いことは致命的だろと思う一方で、去年のFC琉球戦で見せた鮮やかすぎるヘッドがあったりするので、駄目だとまでは思えない選手という印象です。その意味において、ヒデとハセの2トップが苦戦する中での起用は「面白い」と思えましたね。

「おー とやまー おー おかやまー 俺たちと共に Jリーグ“を”行こーぉー」
試合開始15分前、Jリーグ“に”行こうとエール交換した去年の最終戦以来の対戦にあたり、今回もエール交換をしました。これまでの対戦にははかった、同期ならではのほのぼのとした雰囲気。
しかしながら。
忘れていませんとも。我々は、ここでの対戦で勝てなかったリベンジに来たのだから。

16時03分、メインスタンドの屋根がピッチの約半分に影を落とすなか、キックオフ。
前半しばらくを見ていて思った、素直な感想。
「スピードが、遅い」
これまで見てきたJ2レベルのスピードでは、あきらかに無かったのでした。中2日、中3日と続いてきた連戦の締めくくりということもあったのでしょうが・・・幸い(?)お互い様ということで、膠着状態に近かったのですが。

そんな試合が動いたのが前半41分。
兄弟対決となった西野(兄)こと岡山FW西野晃平に、先制ゴールを許してしまいました。しかも、前節水戸戦の失点とまったく同じ、ゴールバー直撃から入ってしまうというイヤなかたちで。ここまで先制されながら逆転した試合がないことを思えば、痛い失点。
ですが。
逆に、「ここだ!」と思いました。
思い出したのが、去年のHonda戦。先制されていた状態から同点に追いついたものの、そのわずか1分後に失点してしまい、敗北を喫してしまったのでした。
ならば、ここだ。ここですぐに決められたなら、まだまだ勝ち目は―――と、思っていた、そのとき!
舩津のロングスローから、最後に決めたのはトミー!初スタメンのふたりによって、願った同点ゴールが願ったように1分後に炸裂するという、ある意味冗談のような理想的展開で同点に。

同点で前半を折り返したまではいい、勝負は後半。なにせ、去年のこのスタジアムではロスタイム失点で敗れているのだから。
同点では駄目、勝つしかない―――応援にも力が入りました。
そして、後半29分。キャプテン上園のゴールによって、ついに逆転に成功!

照りつけていた西陽がメインスタンドの屋根に沈んだころ。4分という長いロスタイムも粘り強くしのぎ切り、ついに勝利を手にしました。リベンジ達成!!うれしいアウェー戦初勝利、勝ち点3を手に入れました。

試合後、出待ちをして選手を激励しましたが、笑顔の中にもやはり疲労はたまっているな、という印象でした。なかでも、濱野らの足には激戦を物語るアイシングが。いや、ほんとにもうお疲れ様、と。
初スタメンのふたりの活躍で勝ちをたぐり寄せたこの試合。今後も同じようにベストメンバーとはいかない試合もでてくるでしょうが、この勝利を得たような戦い抜く気持ちがあれば、おのずと結果もついてくるはず。
キビシイ戦いはまだまだ続きます。まずは、ゆっくり休んでほしい。そして、次なる戦いでも、チカラを出し切ってほしい。

とにもかくにも、遠く岡山にまで行ってよかった!そう思えた今節でした。

おまけ
アウェー側ゲート担当のボランティアスタッフの方による、勝利記念激励文が用意されていました。

ココまでしていただいて、恐縮することしきり。ありがとうござまいました!m(_ _)m
コメント
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