大量失点で虐殺もやむなし、とも言われていたセレッソ大阪戦で、勝ち点1を獲得!
激しい雨・風の悪条件の中、集中力を切らすことなく戦い抜いてくれました。
もちろん無得点に終わって勝つことが出来なかったことは残念だったものの、開幕から10試合、着実にJリーグに調和していることを感じさせる試合でした。
試合前から、これでもかと言うくらいの悪天候。風で飛ばされるのでピッチ横看板を撤去など、大荒れ。
とはいえ、雨なんぞに負けていてサポーターをやっていられるか!との気合いで。それは集まったサポーターみんな同様だったらしく、「馬鹿だな、俺ら」と、和やかな雰囲気がw
生中継もある、グラウジーズ最終戦もある、とにかく外に出たくない天候という悪条件が重なり、1000人割れすら危惧していたなか、2595人も集まったのは望外の喜びだったかと。たくさん来場してくれたセレッソサポーターにも感謝。
主力のカイオが欠場とあって、万全とはいかなかったセレッソ。とはいうものの、個々のパフォーマンスレベルにおいては、カターレメンバーの及ぶところではなく。
ならばこそ、組織力が問われるところ、今節においても遺憾なく発揮してくれました。
前節に続き、スタメン出場した舩津。今節では洋平に代わってSBでの出場となりましたが、よく走り、集中して守れていた姿が印象的でした。武器であるロングスローで攻撃にも貢献しつつ、なんといっても圧巻は、後半40分の神がかり的なブロック!ゴール前で押し込まれるだけだった状態で、よくぞ止めてくれました。
守備と言えば、守護神雄二がそのポテンシャルを余すところ無く発揮して、神セーブを連発。リーグ屈指の攻撃陣に対し、1歩も退きませんでした。ピンチはあった・・・というより、ピンチの連続でしたが、その活躍の前には、簡単にやられるなんて思えないほどのチカラを見せつけていましたね。
無得点にこそ終わったものの、攻撃陣も評価したいところ。朝日、敬介のスピードは、充分に通用していました。
もし本当に防戦一方という展開だったなら、あるいは集中が切れていたかもしれません。しかし、攻撃でも良い形を作り出すことができていたことが、結果として守備でも集中できることにつながったのかなと。
決まりこそしなかった、もうすこし積極的になるべき場面もあった。けれど、動きそのものは決して悪くなかった。
開幕当初に比べて、だんだんと攻撃面もよくなってきている。ならば、どうやってあとちょっとのカベを超えるか。それができたとき、勝利もぐっと近づけることが出来るでしょう。
相手の不調もあった、天候に助けられた面もあった。しかし、勝ち点1をとれたのは、偶然ではなく、それを手にするチカラがあったからこそ。
ほとんど間を置かず、29日にはもう次の岐阜戦。
この勝ち点1を活かすためにも、着実にレベルアップしていきたいところ。
つぎこそは、ホーム2勝目を!