行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第40節  サガン鳥栖戦

2009-09-19 00:16:34 | カターレ富山
第3クール開始以降、1勝1分け3敗。第2クールの勢いがなりを潜め、なかなか結果の出ない苦しい状況のなか、アウェーで難敵・鳥栖に挑みます。
過去2試合はいずれもスコアレスドロー。今季、対戦チーム中で唯一得点を挙げることが出来ていないチームです。
とにかく、得点を挙げないことには勝てないということはどの試合でも言えることですが、こと、鳥栖戦はいつにも増してその意味が重いです。
ここまで、今季J2でただ2チーム「先制点を挙げた試合は負けない」という成績を残している同士の対戦。
鳥栖戦初ゴールを、勝利に結びつけること―――なにより、その結果が求められます。
シーズン開幕当初はつまずいたものの、ハーフナ―・マイクら新戦力がフィットして、破竹の勢いで第2クールを駆け抜けた鳥栖。途中でちょっと息切れしたかのような時期もあったものの、最近はまた盛り返して前節敗れるまで3連勝していたりとか。その敗戦の次の試合ということで、気合いを入れ直して試合に臨んでくることは間違いないでしょう。過去2戦を鑑み、この試合の勝利に賭ける意気込みは、向こうとて強いはず。
カターレも、前節の苦い敗戦を糧とし、不調から抜け出さねばなりません。前節から1週間、どれだけ修正をし、どれだけ勝ちたいという気持ちを蓄えられたのか。
そう、前節から1週間。過去の2度の対戦は、いずれも前節から中2日というコンディションでの戦いでした。それに比べると、1週間という期間に加え、相手はホーム戦。ベストの状態で試合に臨んでくることでしょう。ただでさえ強敵なのに、ベストの状態で、しかも前節の敗戦があるから気のゆるみもない。なかなかに厳しい相手です。
対するカターレは、今節も出場停止で濵野が不在。強力な鳥栖攻撃陣を前に、前節のような不安定なディフェンスでは到底太刀打ちできないでしょう。また、守備にばかり意識が割かれていては攻撃がままならないということは、これまでイヤと言うほど実感してきたこと。守備あっての攻撃、攻撃あっての守備という連動性こそが唯一の活路ですが、それを活かせるかどうか。

前節の屈辱から1週間。
選手たちも、漫然と過ごしてきたわけではないはず。あの、試合後の沈痛な空気に、感じ入るところはあったはず。次こそは、勝つ―――全員がその思いでひとつになっていたことを信じたいです。
ただ、それを証明するには、結果をもって示すよりほかありません。
今シーズン、これまでも勝てない時期はありました。屈辱的敗戦もありました。ですが、そんな困難にあっても、それをひとつひとつ乗り越えてきました。乗り越えた上で、今がある。
前節の敗戦でより鮮明となってしまった不調を、乗り越えるのは自分たちの力。これまでもそうしてきたし、今節も、そうしなければならない。
つまずいた感のある第3クールの仕切り直しとなる勝利、それこそが、今求められているもの。選手たちには、最大限の頑張りを、勝利をつかみ取るチカラの発揮を願ってやみません。

楚輪監督や副島コーチにとって思い出の地である鳥栖。とはいえ、今やライバルチーム。いっそ、相手から負けた腹いせのブーイングを浴びて帰ってきてほしいくらいです。
目指すは鳥栖戦初得点・初勝利!
勝たれ!富山!!