行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

気迫を見せるも遠いゴール。5戦勝ち無し  サガン鳥栖戦

2009-09-20 23:54:47 | カターレ富山
0-1で敗戦。また、勝てませんでした。
強力な鳥栖攻撃陣を封じ込めるべく前半からハードワークを展開、前節の不甲斐なさを払拭する試合となりました。しかし、それがゴールに結びつくことなく、後半に失点してしまい、そのまま敗れてしまいました。
CBを舩津・ミョンヒのコンビが務めたり、ヒデをMF起用したりと、いつもとは違う布陣ではありましたが、それがマイナスとなることはなく、全員が気合いを見せていた試合。守護神雄二も好セーブを連発し、ピンチを幾度もしのぎました。しかし、勝つことが出来ませんでした。
これで、今季鳥栖戦は負け越し。それも、1点も挙げられずに。順位も11位に後退してしまいました。
選手はしっかりとやっている。それでも、その頑張りに結果が伴わないもどかしさ・・・試練が続きます。
第3クール6試合で、すでに4敗目。
栃木戦、岐阜戦については、キツイ言い方をすれば、勝てなくても仕方ないほど、内容的に不出来でした。むしろ問題は、甲府戦、セレッソ戦、そして今節の鳥栖戦。
両チーム0-0で迎えた後半、どちらにとってもきついなかで、相手の良さがきらめくかたちで失点。そして、それを跳ね返すだけの力はありませんでした。チャンスがありながらも、結局は決められずに完封負け。
もちろん、カターレの得点力不足という面もあるでしょう。しかし、それだけでなく・・・相手の勝負強さがハマったのに対して、それを阻止しきれなかったという結果。

そりゃ、くぐった修羅場ということでいえば、キャリアもなにもかも、相手の方が上でしょう。それにひきかえ、こちとらJ参入1年目。ですが・・・そのことは、言い訳にはなりません。これでもう40試合もやってきたのだから。3回目の対戦ともなれば、相手にも研究されて対策を講じられることでしょう。しかし、それはお互い様。相手に対応されて不利になるばかりで、こちらが一方的に劣ってしまうなどということはあってはならないのですから。たとえ、途中の戦力補強をしてなかったとしても例外でなく。いえ、むしろ、補強をしなかったからこそ、あらん限りの力を尽くして臨まねば、勝てるものも勝てないかと。
そんな理屈はわかっているし、選手の頑張りは認めるところです。しかし・・・それでも、相手はここぞというところで決めることが出来て、カターレにはできないという現実。

チームとしての実力の差、とか、安易に言い切ることは簡単です。「しょせんはこの程度だったんだよ」とか。
ですが。
そんなことは、今更どうこう言うまでもなく、わかっていたこと。わかっていてもなお、懸命に、ひたむきに頑張り、その頑張りを結果として残してきました。Jリーグの厳しさ?そんなもの、それこそ今更です。
今節も、全力でぶつかりました。にもかかわらず、負けてしまった。勝ち点がとれなかった。無得点だった。5戦連続で勝てなかった。順位まで下がった。
まさに、正念場。厳しい試練の只中にいます。

しかしながら。
まだ、今シーズンは11試合も残っています。落ち込む間もなく、中3日で次の草津戦です。あたりまえのように勝利を目指さねばなりません。
ならばどうするか。答えはひとつ。今節の敗戦を受け入れつつも、揺るぎなく勝利をつかみ取ってもらう。これしかありません。
開幕前の予想を大きく裏切り、大健闘を見せているカターレですが、その秘訣とはなにか?守備の安定?豊富な運動量?
そうじゃありません。
これまでも、結果が出ずに苦しんだ時期はありました。しかし、それを乗り越えてきた。その、不調を引きずり続けることなく、バネとして乗り越えられる力・・・それこそが、カターレ強さの秘訣かと。

頑張りに結果が伴わない苦しさは、あるでしょう。ですが、それにくじけて立ちすくんでしまうような選手たちではないと信じます。
ここが、踏ん張りどころ。次こそは、勝利を!