今年2度目の対戦となったホーム山形戦で、前回同様に惨敗を喫してからわずかに2週間。再びNDソフトスタジアム山形へと乗り込み、モンテディオ山形と対戦します。
山形にとってはプレーオフ進出をかけた大事な時期の試合であり、カターレにとっては降格争いから抜け出すために大事な時期。
もちろん軽んじていいわけではない天皇杯という大会ではありますが、それでも、より重きを置かねばならないリーグ戦のことを思えば、なかなかに難しい位置づけにもなろうかと。
特に、山形にとってはカターレのそれ以上にモチベーション維持が難しいのでは?などと思ってみたりもします。リーグ戦の対戦が残っている状態であれば、あるいは手の内を明かさずに相手の状態を見極めつつ、というような腹芸も必要だったかもしれません。しかし、リーグ戦は2回ともに圧倒。とりわけ2週前の第31節なんぞは、退場者を出した状態だったとはいえわずかシュート2本に抑え込んでの圧勝。そんな状況での再戦に際しては、「貴様らなんぞにもう用はない」というところではないかと。そんななかで、リーグ戦の大事な時期に得るもののない対戦。万が一怪我人でも出そうものなら大問題、というような。
怪我人と言えば。
前回対戦時から小林 亮、比嘉 厚平といった選手が負傷離脱、主力温存とかを抜きにして、メンバー編成に頭を悩ますことになるであろう山形。
別に対抗するわけでもなんでもありませんが・・・リーグ戦の惨敗から一矢報いてやらねばならないというのに、カターレの側にも負傷離脱者が。それも、朝日と舩津というレギュラーとしてチームを引っ張ってきた選手が相次いでの離脱。こちらもまた、不本意にもメンバー変更なくしては立ち行かない状況となってしまっています。
しかしながら。
たとえメンバーが入れ替わったところで、チームの方針までもが一変してしまうというわけではないでしょう。
山形にとっては、1度ならず2度までも叩きのめした相手。積極的なプレスから自分たちのペースで試合を運び、さらにはここぞという場面でしっかりと得点を重ねて圧勝。敢えて課題を挙げたならば、無失点に抑えることが出来なかったところを修正できたならば言うことなし、というところかと。
そこで、これまで出場機会の少なかった選手にも同じことができたならば、チーム力の底上げとしての効果が結果として表れたならば。
この天皇杯で三度自分たちのやりたいサッカーを体現して勝利したならば、リーグ戦最終盤を戦うにあたっての決意表明をホームのファン・サポーターに示すことのできるアピールの場、ということもできるのかもしれません。
一方で。
二度あることは三度ある、とばかりに、今回も敗れるなどということがあってはならないカターレ。
2週連続ホーム戦、前節も勝って待ち構えている山形に対し、2週連続アウェイ戦だというのに、わざわざ咬ませ犬になるために相手のホームまで赴くというのか?
確かに、状況は芳しくありません。前節にしたところで、無失点に抑えて連敗こそ阻止したものの、結局1点も挙げられずに無得点で勝てませんでした。
その無失点に貢献した特別指定選手である内田は、天皇杯には出場できず。前述の朝日・舩津の離脱ともども、前回対戦時より状況はマイナスにこそなっていてもプラス要素が見当たりません。
だからと言って、負けていいのか?
天皇杯なんぞリーグ戦には関係ないんだから、さっさと負け抜けて残留争いに集中したらいい、と?
冗談じゃない。
アウェイでもホームでも良いところなく惨敗を喫した相手に、抵抗するでもなくむざむざと3連敗しろというのかと。
リーグ戦と天皇杯は別物なのだから、割り切って考えるべき?そんなのは、詭弁。影響は、あるに決まっている。ここでもし過去2戦のリプレイを観るかのように相手に押され、いいところなく敗れたならば。それは、今後の譲ることのできない大事なリーグ戦に、必ず暗い影を落とす。そうなってしまって困るのは、いったい誰だというのか。
むしろ、発想を逆転させるべき。
リーグ戦では2戦とも惨敗してしまった山形ですが、本来なら負けっぱなしで終わっているところを、リベンジのチャンスが与えられたんじゃないか、と。
ピンチは、チャンス。
確かに、相手もこちらもリーグ戦と同等の条件で、とはいかないかもしれません。
それでも。ここで一矢報いることができたのであれば、それは、今後の譲ることのできない大事なリーグ戦に、かならず光明をもたらすはず!
期待したいのは、白崎。
所属元の清水エスパルスで出場した昨年の天皇杯2回戦ではハットトリックを達成。続く3回戦でも決勝ゴールを挙げ、チームの勝利に貢献しています。まさに、天皇杯男。
移籍してこのかた全試合に出場しながら、いまだゴールなし。そろそろ、覚醒してもらおうじゃないかと。
1年ぶりの天皇杯。やはり、意識はすることでしょう。ならば、それをゴールという結果に結び付けてくれ。そして、カターレ富山においても天皇杯で勝利をもたらす天皇杯男であってくれ!そう願わずにはいられません。
そしてもうひとり。前回対戦時、イエロー2枚で退場となってしまったヨンドク。
自分で自分の首を絞めてしまった無念さに、やりきれない思いも募ったことではないかと思います。
ならばこそ。リベンジを果たすのは今をおいてほかありません。本来であれば負けっぱなしであったはずの山形戦。それを、同年のうちにやり返すチャンスが。だったら、やってやるしかないでしょう。
言葉は要りません。プレーで示してほしいです。勝つことで、見事にリベンジを成し遂げてほしいです。
冷静に考えれば、勝てる見込みの薄い対戦かもしれません。返り討ちに遭うのがオチかもしれません。
ただ。
だからといって尻込みしてしまうようなカターレは、見たくありません。
大変な試合など、これまで幾度もあった。むしろ、楽な試合などなかったと言っていいくらい。
要は、奮起すべき試合に全力を出し切り、さらには結果、勝利につなげることができるかどうか。
消化試合なんかじゃない。
2年ぶりの緒戦突破を賭けて、その力を出し切れ!!
全力を持って戦う姿勢こそが、未来を切り拓く!!
ならば、勝て!!
勝って、カターレ富山の矜持を示せ!!!
勝たれ!!!!!富山!!!!!
山形にとってはプレーオフ進出をかけた大事な時期の試合であり、カターレにとっては降格争いから抜け出すために大事な時期。
もちろん軽んじていいわけではない天皇杯という大会ではありますが、それでも、より重きを置かねばならないリーグ戦のことを思えば、なかなかに難しい位置づけにもなろうかと。
特に、山形にとってはカターレのそれ以上にモチベーション維持が難しいのでは?などと思ってみたりもします。リーグ戦の対戦が残っている状態であれば、あるいは手の内を明かさずに相手の状態を見極めつつ、というような腹芸も必要だったかもしれません。しかし、リーグ戦は2回ともに圧倒。とりわけ2週前の第31節なんぞは、退場者を出した状態だったとはいえわずかシュート2本に抑え込んでの圧勝。そんな状況での再戦に際しては、「貴様らなんぞにもう用はない」というところではないかと。そんななかで、リーグ戦の大事な時期に得るもののない対戦。万が一怪我人でも出そうものなら大問題、というような。
怪我人と言えば。
前回対戦時から小林 亮、比嘉 厚平といった選手が負傷離脱、主力温存とかを抜きにして、メンバー編成に頭を悩ますことになるであろう山形。
別に対抗するわけでもなんでもありませんが・・・リーグ戦の惨敗から一矢報いてやらねばならないというのに、カターレの側にも負傷離脱者が。それも、朝日と舩津というレギュラーとしてチームを引っ張ってきた選手が相次いでの離脱。こちらもまた、不本意にもメンバー変更なくしては立ち行かない状況となってしまっています。
しかしながら。
たとえメンバーが入れ替わったところで、チームの方針までもが一変してしまうというわけではないでしょう。
山形にとっては、1度ならず2度までも叩きのめした相手。積極的なプレスから自分たちのペースで試合を運び、さらにはここぞという場面でしっかりと得点を重ねて圧勝。敢えて課題を挙げたならば、無失点に抑えることが出来なかったところを修正できたならば言うことなし、というところかと。
そこで、これまで出場機会の少なかった選手にも同じことができたならば、チーム力の底上げとしての効果が結果として表れたならば。
この天皇杯で三度自分たちのやりたいサッカーを体現して勝利したならば、リーグ戦最終盤を戦うにあたっての決意表明をホームのファン・サポーターに示すことのできるアピールの場、ということもできるのかもしれません。
一方で。
二度あることは三度ある、とばかりに、今回も敗れるなどということがあってはならないカターレ。
2週連続ホーム戦、前節も勝って待ち構えている山形に対し、2週連続アウェイ戦だというのに、わざわざ咬ませ犬になるために相手のホームまで赴くというのか?
確かに、状況は芳しくありません。前節にしたところで、無失点に抑えて連敗こそ阻止したものの、結局1点も挙げられずに無得点で勝てませんでした。
その無失点に貢献した特別指定選手である内田は、天皇杯には出場できず。前述の朝日・舩津の離脱ともども、前回対戦時より状況はマイナスにこそなっていてもプラス要素が見当たりません。
だからと言って、負けていいのか?
天皇杯なんぞリーグ戦には関係ないんだから、さっさと負け抜けて残留争いに集中したらいい、と?
冗談じゃない。
アウェイでもホームでも良いところなく惨敗を喫した相手に、抵抗するでもなくむざむざと3連敗しろというのかと。
リーグ戦と天皇杯は別物なのだから、割り切って考えるべき?そんなのは、詭弁。影響は、あるに決まっている。ここでもし過去2戦のリプレイを観るかのように相手に押され、いいところなく敗れたならば。それは、今後の譲ることのできない大事なリーグ戦に、必ず暗い影を落とす。そうなってしまって困るのは、いったい誰だというのか。
むしろ、発想を逆転させるべき。
リーグ戦では2戦とも惨敗してしまった山形ですが、本来なら負けっぱなしで終わっているところを、リベンジのチャンスが与えられたんじゃないか、と。
ピンチは、チャンス。
確かに、相手もこちらもリーグ戦と同等の条件で、とはいかないかもしれません。
それでも。ここで一矢報いることができたのであれば、それは、今後の譲ることのできない大事なリーグ戦に、かならず光明をもたらすはず!
期待したいのは、白崎。
所属元の清水エスパルスで出場した昨年の天皇杯2回戦ではハットトリックを達成。続く3回戦でも決勝ゴールを挙げ、チームの勝利に貢献しています。まさに、天皇杯男。
移籍してこのかた全試合に出場しながら、いまだゴールなし。そろそろ、覚醒してもらおうじゃないかと。
1年ぶりの天皇杯。やはり、意識はすることでしょう。ならば、それをゴールという結果に結び付けてくれ。そして、カターレ富山においても天皇杯で勝利をもたらす天皇杯男であってくれ!そう願わずにはいられません。
そしてもうひとり。前回対戦時、イエロー2枚で退場となってしまったヨンドク。
自分で自分の首を絞めてしまった無念さに、やりきれない思いも募ったことではないかと思います。
ならばこそ。リベンジを果たすのは今をおいてほかありません。本来であれば負けっぱなしであったはずの山形戦。それを、同年のうちにやり返すチャンスが。だったら、やってやるしかないでしょう。
言葉は要りません。プレーで示してほしいです。勝つことで、見事にリベンジを成し遂げてほしいです。
冷静に考えれば、勝てる見込みの薄い対戦かもしれません。返り討ちに遭うのがオチかもしれません。
ただ。
だからといって尻込みしてしまうようなカターレは、見たくありません。
大変な試合など、これまで幾度もあった。むしろ、楽な試合などなかったと言っていいくらい。
要は、奮起すべき試合に全力を出し切り、さらには結果、勝利につなげることができるかどうか。
消化試合なんかじゃない。
2年ぶりの緒戦突破を賭けて、その力を出し切れ!!
全力を持って戦う姿勢こそが、未来を切り拓く!!
ならば、勝て!!
勝って、カターレ富山の矜持を示せ!!!
勝たれ!!!!!富山!!!!!