同一カード連勝をかけて臨んだものの、いずれもスコアレスドローに終わり果たすことの出来なかった愛媛・北九州戦。
今度こそ、勝つために。そして京都戦6戦連続無敗、3連勝を達成するために。
遠く鹿児島県は鴨池陸上競技場へと赴き、京都サンガF.C.と対戦します。
なぜに4クラブの九州で5回アウェイ戦があるのかとか、5試合中4試合がアウェイ戦の9月にあって、なんで2週連続九州アウェイなのかとか、いつも通り西京極であったなら行っていたのに!とか・・・言いたいことはいろいろありますが、それらは二の次といったところでしょうか。
何より大事なのは、結果を残すこと。つまりは、天皇杯を含めてここ6試合も遠ざかっている勝利を、今度こそは挙げること。それに尽きます。
前節にしても、敗戦を最悪結果とするならそれには至らなかったものの・・・降格圏からの浮上のチャンスを逃し、逆に最下位までの差を縮められてしまう始末。このままでいいわけがない。
残り、たったの9試合。
現在6位でプレーオフ進出をうかがう京都にとっても負けるわけにはいかない試合であり、戦力差から言ってもきつい試合になることは確実。けれど、置かれている立場は違うとはいえ、だからといって負けるわけにはいかないのはこちらとて同じこと。相手のほうが強かったので勝てませんでした、では、もはや済まされない状況であることをきちんとわきまえねばなりません。
それでなくとも、京都の側とすれば過去5戦で1勝もできていない富山は目の上のたんこぶ、というったところでしょうか。
昨年の秋、同じように昇格をうかがっていた京都と降格を脱したいカターレとの試合でしたが、そのときには京都にとって手痛い敗戦。
もし、の話をしても、とは思いますが・・・もし、あのとき実力通りに京都が勝っていたならば、湘南に抜かれずに2位で自動昇格していたかもしれません。もし、カターレが破れていたならば、その後3連敗を喫してしまったことからも、あるいは残留を果たせていなかった可能性も否定できません。ある意味、分水嶺とも言える結果であったとも言えます。
そして、前回対戦では―――開幕戦でガンバに引き分け、神戸には4得点で圧勝という上々のスタートダッシュを決めながら、そこにシーズン初黒星をつけたのがカターレ。
ガンバ、神戸の2強で自動昇格枠がほぼ確定というなかにあって、昨年に続いてのプレーオフ進出、その突破が至上命題である京都。同じ轍を踏むわけにはいかない今シーズン、まずはなぜか勝てない富山戦を制してジンクスを打破し、最終盤への勢いをつけなければと意気込んでくることは明白でしょう。
一方の、カターレ。
負傷離脱者続出の上に契約から守田と三根が出場不可。泣きっ面にハチというか、弱り目に祟り目・・・などと悲観することはたやすいでしょうが、それでも。
ものは考えよう。4バックの採用など試行錯誤のなかにあって、いかなメンバー編成のなかでもやり遂げなければならない覚悟が問われる状況には変わりなし。
むしろ、それまで安定していたものをいきなり変更しなければならなくてどうしていいかわからない、という状況ではないことを前向きに考えるべきであって。おそらくは守田に代わって出場するであろう飯田にしても、前回出場からかなり経過しているとはいえ、準備は万端のはず。いつ出場するかわからないサブメンバーのときよりも覚悟も据わっているというものでしょう。
つまりは、危機感を逆に力に変えること。それでなくとも、格上の京都が相手。ぬるい試合をして勝てる道理がありません。
期待したいのは、黒部。古巣との対戦にはやはり特別な思い入れもあることでしょうし、鴨池にしても、京都の第2ホームとしてなじみのあった地。当然のように意識も高く臨むことでしょう。
前節、決定機に決めることが出来ずに無得点に終わり、ミーティングで自ら反省の言葉とともに自分を戒めたという黒部。チーム最年長の経験豊富なベテランが、だからこそ自分の不甲斐なさを許せずに発した言葉。その心中はいかばかりか。
ストライカーとしてゴールを挙げ、チームを勝利に導くこと―――FWの選手としての宿命というものに、今一度向き合わねばならないのが今節ではないかと思います。
かつて、京都所属時には日本代表に選出もされ、天皇杯優勝など、その力を示してきました。そして、現在。残留争いに巻き込まれて降格の危機に瀕しているカターレというチームが置かれている状況には、そのときのような華やかさはありません。
けれども。カターレは、力を必要としています。チームの顔である黒部光昭のストライカーとしての力を。
その力を、見せつけてほしい。ほかでもない京都を相手に、いまだ健在であると、ゴールという結果をもって証明してほしい。そう願います。
もはや、相手がどうこうではない。やるかやられるか。それだけです。
そのときには、格上だろうが何だろうが関係ない。求めるは勝利のみ。善戦止まりでない、勝利。
何度でも言います。“勝つことでしか自信は身につかない”
勝って、自信を得てほしい。京都戦無敗という結果をもって、今後も戦い抜く力に変えてほしい。
正念場を、勝ちきれ!!!
勝って、鹿児島で勝利の勝鬨を上げろ!
勝たれ!!!富山!!!!!
今度こそ、勝つために。そして京都戦6戦連続無敗、3連勝を達成するために。
遠く鹿児島県は鴨池陸上競技場へと赴き、京都サンガF.C.と対戦します。
なぜに4クラブの九州で5回アウェイ戦があるのかとか、5試合中4試合がアウェイ戦の9月にあって、なんで2週連続九州アウェイなのかとか、いつも通り西京極であったなら行っていたのに!とか・・・言いたいことはいろいろありますが、それらは二の次といったところでしょうか。
何より大事なのは、結果を残すこと。つまりは、天皇杯を含めてここ6試合も遠ざかっている勝利を、今度こそは挙げること。それに尽きます。
前節にしても、敗戦を最悪結果とするならそれには至らなかったものの・・・降格圏からの浮上のチャンスを逃し、逆に最下位までの差を縮められてしまう始末。このままでいいわけがない。
残り、たったの9試合。
現在6位でプレーオフ進出をうかがう京都にとっても負けるわけにはいかない試合であり、戦力差から言ってもきつい試合になることは確実。けれど、置かれている立場は違うとはいえ、だからといって負けるわけにはいかないのはこちらとて同じこと。相手のほうが強かったので勝てませんでした、では、もはや済まされない状況であることをきちんとわきまえねばなりません。
それでなくとも、京都の側とすれば過去5戦で1勝もできていない富山は目の上のたんこぶ、というったところでしょうか。
昨年の秋、同じように昇格をうかがっていた京都と降格を脱したいカターレとの試合でしたが、そのときには京都にとって手痛い敗戦。
もし、の話をしても、とは思いますが・・・もし、あのとき実力通りに京都が勝っていたならば、湘南に抜かれずに2位で自動昇格していたかもしれません。もし、カターレが破れていたならば、その後3連敗を喫してしまったことからも、あるいは残留を果たせていなかった可能性も否定できません。ある意味、分水嶺とも言える結果であったとも言えます。
そして、前回対戦では―――開幕戦でガンバに引き分け、神戸には4得点で圧勝という上々のスタートダッシュを決めながら、そこにシーズン初黒星をつけたのがカターレ。
ガンバ、神戸の2強で自動昇格枠がほぼ確定というなかにあって、昨年に続いてのプレーオフ進出、その突破が至上命題である京都。同じ轍を踏むわけにはいかない今シーズン、まずはなぜか勝てない富山戦を制してジンクスを打破し、最終盤への勢いをつけなければと意気込んでくることは明白でしょう。
一方の、カターレ。
負傷離脱者続出の上に契約から守田と三根が出場不可。泣きっ面にハチというか、弱り目に祟り目・・・などと悲観することはたやすいでしょうが、それでも。
ものは考えよう。4バックの採用など試行錯誤のなかにあって、いかなメンバー編成のなかでもやり遂げなければならない覚悟が問われる状況には変わりなし。
むしろ、それまで安定していたものをいきなり変更しなければならなくてどうしていいかわからない、という状況ではないことを前向きに考えるべきであって。おそらくは守田に代わって出場するであろう飯田にしても、前回出場からかなり経過しているとはいえ、準備は万端のはず。いつ出場するかわからないサブメンバーのときよりも覚悟も据わっているというものでしょう。
つまりは、危機感を逆に力に変えること。それでなくとも、格上の京都が相手。ぬるい試合をして勝てる道理がありません。
期待したいのは、黒部。古巣との対戦にはやはり特別な思い入れもあることでしょうし、鴨池にしても、京都の第2ホームとしてなじみのあった地。当然のように意識も高く臨むことでしょう。
前節、決定機に決めることが出来ずに無得点に終わり、ミーティングで自ら反省の言葉とともに自分を戒めたという黒部。チーム最年長の経験豊富なベテランが、だからこそ自分の不甲斐なさを許せずに発した言葉。その心中はいかばかりか。
ストライカーとしてゴールを挙げ、チームを勝利に導くこと―――FWの選手としての宿命というものに、今一度向き合わねばならないのが今節ではないかと思います。
かつて、京都所属時には日本代表に選出もされ、天皇杯優勝など、その力を示してきました。そして、現在。残留争いに巻き込まれて降格の危機に瀕しているカターレというチームが置かれている状況には、そのときのような華やかさはありません。
けれども。カターレは、力を必要としています。チームの顔である黒部光昭のストライカーとしての力を。
その力を、見せつけてほしい。ほかでもない京都を相手に、いまだ健在であると、ゴールという結果をもって証明してほしい。そう願います。
もはや、相手がどうこうではない。やるかやられるか。それだけです。
そのときには、格上だろうが何だろうが関係ない。求めるは勝利のみ。善戦止まりでない、勝利。
何度でも言います。“勝つことでしか自信は身につかない”
勝って、自信を得てほしい。京都戦無敗という結果をもって、今後も戦い抜く力に変えてほしい。
正念場を、勝ちきれ!!!
勝って、鹿児島で勝利の勝鬨を上げろ!
勝たれ!!!富山!!!!!