行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第38節  松本山雅FC戦

2014-10-26 02:24:10 | カターレ富山
もし敗れてしまうと、21位讃岐の結果如何で今節での自動降格が確定してしまいます。「勝つしかない」とは、もう何度となく繰り返してきた言葉ではありますが・・・今度という今度は、まさに崖っぷち。後がありません。

J1においては、徳島の最下位とJ2降格が確定。初の挑戦が開幕からずっと最下位のままで降格というのも悔しいでしょうが、それも昇格をしたからこそという貴重な経験。悔しさをバネに、また必ずやJ1の舞台に返り咲いてやるぞ!との決意も新たになったのではないかと思います。小林監督の退任も決定しているようですが、それでも来季に向けた目線の先にはしっかりと希望が映し出されているのではないでしょうか。
一方で。
J2の最下位はどうか?

はっきり言います。希望なんてありません。

世間一般ではJ1の落ちこぼれ扱いであるJ2。そこからすらも落ちこぼれるような落伍者に対して、寛容であるわけがない。
制度上決まってしまっていることだし、それは当然起こりうること。競技である以上、22チームあれば1位から22位までの順位がつくのも当然。どこかのチームが必ず22位となり、自動降格となることは、理屈の上ではわかっていること。
しかし。
その最下位チームを、世間は「しかたない、また次がんばろう」などと許したりはしないでしょう。次なんてありません。
必要以上にこきおろすか、笑いものにするか・・・はたまた、敬遠して無関心となるか。
草刈り場なんて言葉もあるように、降格後の選手動向ではチームをバラバラにされ、さらにカターレのような歴史の浅い経験に乏しいクラブにとっては、それらに対応する積み上げた財産もほとんど無い。
監督を代えて心機一転やり直す?これまで選手獲得を含めて大部分を監督に丸投げ、進退伺いを出されてすら首切り出来ずに責任回避していたクラブが?
あらゆる面で、今までのカターレが崩壊することは目に見えています。
いずれにしろ、絶望的な未来しかないのです。

自力残留の道が断たれて久しく、さらに降格圏内が確定してしまっているカターレ。それに対し、今節対戦するのはプレーオフ圏内が確定し、湘南の優勝で残り1枠となった自動昇格枠を目指して邁進する松本。両極端、と言える状況下に置かれたチームの対戦となります。
現在2位、今節の勝利で確実に勝ち点3を重ねて、自動昇格をさらにたぐり寄せたい松本。最下位が相手だからと気を緩める、などといったことは無いでしょう。
それでなくとも、松本にとって富山戦勝利には意欲を燃やしているはず。
前回対戦において、まさかの3失点を喫して今季初勝利を献上してしまった苦い思い出。そこからのさらなる富山の激弱っぷりを知るにつけ、その苦さというものは濃縮されていったかもしれません。「なんでこんなクラブに負けたんだ」と。
当初の目標であったプレーオフ進出圏内への到達もクリア、そして自動昇格枠への視界も良好。悲願のJ1昇格まであと1歩。
そんななか、ホームの大観衆の前で最下位の富山を屠り、汚名返上を果たして後顧の憂いを断つべく、全力で今節に臨むことかと。
アルウィンでの松本戦と言えば、昨季、船山 貴之にハットトリックを決められて惨敗したのが思い出されます。その後のホーム戦、さらに前回対戦でも得点を許してしまっています。これまで5回の対戦のなか4試合連続得点し、計6得点と、まさに富山キラー。現在18得点の松本のエースは、「お得意様」相手に狙ってくることは確実かと。船山を抑えることが出来ずして勝利はなし、と言っても過言ではないのではないでしょうか。
また、知将として知られながらも熱い情熱を持ったその力で松本を引っ張り、昇格寸前までこぎ着けた反町監督。黙って連敗を食らうなどとは、到底思えません。最下位相手でも情け容赦ゼロで勝ちに来るとみて間違いないでしょう。

対して、カターレ。
負けられない、勝つしかない戦いであるということは今更再確認するまでもありませんが・・・それでも。
それは、前節とて同じであったはず。にもかかわらず、札幌を相手に手も足も出ず無様に零封負けを喫し、ホームのファン・サポーターの期待を裏切ってしまったのでした。
プレッシャーに負けてしまった?そんなことを言っている場合ではないのに?
その意味で言えば、今節の松本戦はリーグ随一の大観衆を有するクラブ。昇格がもう手の届くところまで来ているという期待感に加えて、相手は雑魚中の雑魚である最下位の富山。勝ってあたりまえの試合で、何点獲って叩きつぶすのかが見所、という試合。
それをひっくり返して、大観衆のプレッシャーをはね除けながら勝たねばならないのだから、それはもう、メンタルの弱さだとか言っている場合でないのは火を見るよりも明らかです。
しかし、そんななかでもやらねばならない。勝たねばならない。
期待したいのは、前。
前節の札幌戦については契約上出られないことは事前にわかっていたこと。それでも、くやしさはあったでしょう。誰よりも今季の札幌というチームを知っているだけに、なにもできずに敗れてしまった歯がゆさというものは、相当のものがあったのではないかと。
前々節の水戸戦で2ゴールを挙げて勝利に貢献した、あの感覚。遠目からでも積極的に狙う姿勢が奏功したあのプレーを、是非今節も見せてほしいです。
当然のことながら、相手も警戒はしてくるでしょう。簡単にスペースを空けてはくれない可能性が高い。
けれども。
そこを、あえて。わかっていてもなお狙ってほしい。そこで臆することなく挑んでいく姿勢を見せることが攻撃の活性化につながり、前節たったの2本のシュートと沈黙してしまった攻撃陣のやる気を底上げすることにもつながるでしょうから。
簡単に勝てないからこそ。得点が難しいからこそ。そこを、突いてほしい。
首尾良く得点を挙げられたならば、きっとつけいる隙もあるはず。なにせ、前回対戦では勝っているのだから。その意味では、前回対戦の3点目などはそうでした。苔口が挙げたゴールは、難しいことをして挙げた得点ではなく、動揺する相手の隙を突いてむしり取ったような得点であったことが思い出されます。
勝ってあたりまえの試合で思わぬ抵抗にあったときに、大観衆も勝ってあたりまえという空気を醸し出している中でプレッシャーを受けるのは、なにも相手チームだけでないということを教えてやらねば。

窮鼠猫を噛む、ということわざがありますが。
追い詰められている、ということであれば、これほど追い詰められている状況はありません。
それでも、勝つ。
勝つしかない状況に、何も変わりはなし。それが2位のクラブが相手であっても、例外ではないのだから。
勝つしかないなら、勝て。
それ以外の結果は、いらない。
むしろ、3-0で勝った一昨年の再現を狙う意気込みで。
この状況下に忘れそうになりますが、TOP OF 北アルプスのダービーマッチでもある今節。勝てば優勝の可能性が。だったら、勝つしかないだろう、と。
負ければ終わりの可能性もありつつも、逆に、勝ちさえすれば今節での降格の可能性はありません。
だったら、勝て!
勝つしかないなら、勝て!!!!

勝たれ!!!富山!!!!!