行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第4節  FC町田ゼルビア戦

2015-04-04 22:35:37 | カターレ富山
せっかく開幕戦を勝利で飾りながら、続くアウェイ2連戦で1分け1敗。どうにも不本意なかたちで迎えることとなってしまうホーム2戦目ですが、それでも。
だからこそ、ここでしっかりと勝利をおさめてファン・サポーターの期待に応え、優勝を目指す意気込みに曇りがないことを結果で示さねばなりません。
迎え撃つは、2012シーズンにJ2で対戦して以来となる町田ゼルビア。当時は1分け1敗で勝利を挙げられませんでした。とはいえ、過去の対戦の相性が必ずしも今シーズンに影響しないことは、はからずも前々節の鳥取戦で証明済み。勝てていた相手に勝てなかったのならば、逆があったって良いじゃないかと。つまりは、目の前の対戦に勝利するというシンプルな構図で。なんなら、ホーム全勝の可能性は消えていないならば、それを目指してしまえよ!くらいの勢いで。

町田はここまで、カターレと同じく1勝1分け1敗。前節は秋田に敗戦を喫し、連敗阻止と巻き返しを期して乗り込んできます。
・・・というか、またこのパターン。前々節の鳥取戦も、前節の盛岡戦もそう。前の試合で敗れた反省のもとに気を引き締め直した相手と対戦、その勢いに屈して勝てない、と。
去年の最下位、降格につながってしまった最大の要因は、勝てなかった試合の課題を次の勝利に繋げられなかったことが全てと言って過言ではありません。
結果こそ勝利であったものの内容的には本領発揮には程遠かった開幕戦を含め、今シーズンここに至ってもまだ課題が克服できていないことが、開幕ダッシュ失敗につながっていると言えるのではないでしょうか。
富山戦で勝利し、その勢いから連勝を決めた鳥取。富山との開幕戦こそ敗れたものの、休みを挟んだ町田戦でしっかり勝利した秋田。勝てなかったものの互角以上に富山と渡り合った盛岡は、今節あたり初勝利ではないか?と。
他クラブが「次」できちんと結果を出している中にあって・・・いつまでも課題克服が出来ないまま、なんて状態でいるわけにはいかないのです。

ここ3試合で僅かに1失点と堅い守りを見せている町田ですが、得点のほうも僅かに1得点。2得点2失点のカターレにとっては、決定力不足がネックというあたり、とても他人事には思えません。どちらにとっても同じ課題を抱える中にあって、勝利できるのは1チームのみ。どちらが制するかによって、今後の行方を占う大事な試合となることは間違いないでしょう。
J2復帰を狙うクラブ同士、直接対戦で雌雄を決することの意味の大きさは、単なるシーズン中の1試合ではない、より重きが置かれる試合で間違いありません。
期待したいのは、やはり北井でしょう。
かつて所属していた、プロとしての原点である町田戦にかける意気込みというものは、やはり並ならぬものがあるのではないでしょうか。
自身の移籍後初ゴールがチームにもたらす好影響というものを、是非とも実現しなければならないところ。J2復帰を狙うクラブ同士の大事な試合でそれを発揮することによって、心身ともにレベルアップを果たしてほしい。そう思います。そしてまた、チームは変わってもプロ選手として健在であることを町田のファン・サポーターに対してもアピールしてほしいです。
もうひとり、昨季は町田に所属していた吉井にとってもこの試合にかける思いの強さは同じかと。ここ最近は途中出場ですが、実質4枠の交代に起用される可能性は大きいかと。怪我の影響で満足な活躍こそ出来なかった昨季ではありますが、恩返しはカターレでの活躍で見せる、ということで。
町田には元カターレのGK・内藤が今季新加入。ここまでは第2GKという位置づけで出場はしないかもしれませんが、それでも、彼にとってもやはり特別な試合かと。互いにプレーの舞台をJ3に移して迎える今季ですが、縁があるからこそ負けられない。強いカターレを見せなければ。

不本意な結果に終わってしまったアウェイ2連戦。それでも、負けられない思いを、勝利という結果に結びつけるために。そして、優勝を狙うクラブとしての矜持を示すために。
ライバルクラブを打ち倒すことで、1勝以上の価値を得なければならないこの試合。
ホームで、ファン・サポーターの期待に応える―――それを、「あたりまえ」にしなければならないのだから。
目指すは、勝利のみ。
ライバルを蹴散らし、勝利をつかめ!!
勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
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