全13クラブが3回戦総当たりで競い合う今季J3。第1クール最後の試合として福島ユナイテッドFCをホームで迎え撃ちます。
今節で全クラブが一通り対戦することとなりますが・・・遺憾ながら、これまでカターレは「降格したとはいえJ2に長くいたクラブだけのことはある、さすがだ」というインパクトを残す試合をすることが出来ていません。最近は3連勝を含む4戦負け無しですが、それも圧倒的な力を見せつけてのものではなく。
遅きに失したなどとは言いますまい。第1クール最後ではあっても・・・いや、最後であるからこそ。内容と結果に関して文句のつけようのない完勝をもって、第2クールを迎えるための弾みとしなければならない試合だと言えるのではないでしょうか。
久々の長距離アウェイ戦となった前節・琉球戦は0-0のドロー。31度越えの厳しいコンディションで走り負けずに無失点で切り抜けたことは評価できる一方、相変わらずの決定力不足を露呈、無得点に終わり、連勝を継続することが出来ませんでした。
一生懸命やっているけれど、一生懸命なだけ。優勝を目指すならば、そこに結果が伴わなければならない―――あらためて、課題を突きつけられた格好。もちろんこのままで良いわけがなく、止まってしまったというならば、間髪入れずにまたすぐに連勝を始めるために、結果を残さねば。
首位と勝ち点差13もの開きがある今、引き分けすらも許されない、勝つしかない状況。いや、勝つことを当たり前として、その上で他クラブのとりこぼしを期待せねばどうしようもない状況。シーズンの1/3が経過したところで、残り2/3もある、ではなく、2/3“しか”ないことを、はっきりと自覚しつつ勝ち続けなければならないのです。
甘さは、要りません。
今節対戦する福島は現在9位で目下2連敗中、5戦連続勝ち無しとふるわず、結果が残せていません。
とりわけ前節はJ22選抜を相手に4失点というショッキングな大敗。今節初対戦となる富山戦に巻き返しの活路を見いだすべく乗り込んできます。
なかなか結果が出せないとはいえ、決して侮って良い相手などではなく。第11節の山口戦では4失点しながらも諦めることなく挑みかかり、試合終盤に立て続けに得点を挙げ、3-4。首位・山口を慌てさせました。
確かに2試合連続4失点と守備に課題を抱えてはいるでしょうが、これまでのカターレの「チャンスはありながらもそれがなかなか活かせない」なんてことを繰り返してしまったならば、どうなることか。実際、前節もここぞという場面で決めることが出来ずに無得点に終わってしまっているのだし。
みすみす手をこまねいて得点を挙げられない状態が続き、そのうちになんでもないところからミスで失点、なんてことになれば・・・これまでの負け無しが続いた流れがまるで無かったかのようにぷっつりと途切れて敗戦、なんてことにもなりかねません。
もちろん、そんなことはあってはならないのであって。
むしろ、不調が続く相手であるならばそこにつけ込んで大量得点を奪い取るくらいのしたたかさがないと。
今節で一巡する各クラブとの対戦ですが、これまでカターレを「優勝を目指すに値するほどの強豪クラブ」と認識した対戦相手があったでしょうか?
カターレに敗れたクラブにあってさえ、「次の対戦ではこうはいかないぞ」というところではないかと。
「あと2回も対戦しなければならないのか、イヤだな」くらいの脅威を与えるような試合が、できませんでした。
ならば、せめて。第1クール最終戦である今節、ホームでの勝利は当然として、対戦相手に、そしてライバルクラブに脅威を与えるレベルでの勝利を望む―――それは、決して高望みなどではなく。むしろ、必須。ただ勝つのではなく、力を示して勝つ。相手を侮らず、さりとて臆せずに結果を出し切る力を発揮しなければ。
期待したいのは、苔口。
「やっぱり点を獲るべき選手がゴールを挙げたならば、勢いがつくよね!」なんて評されるようなゴールを期待したいところです。
勝つことは、最低限必要なこと。そのラインを超えられなかった前節の反省を踏まえ、そこは当然のようにクリアし、さらに勢いをつけるような・・・そんな活躍が見たいです。
今シーズンここまでわずか9という、カターレの総得点。はっきりいって物足りなさ過ぎ。
4失点が2試合続いてしまっている相手というなら、それを3試合に伸ばしてやる、さらに5点以上だって狙ってしまえ、という気概を見せつけることができるか・・・いや、やらないと。
今節は珍しくNHKによる生中継があります。このチャンスを活かさない手はないでしょう。降格によって落ちこぼれの烙印を押されてしまったカターレですが、だからといって軽んじていいなんてことはまったくないんだよ、ということを、普段あまり関心を示していない層にまで訴えかけられるような試合ぶりで勝たねば。
そのためにも、これまでもチームの中心選手として引っ張ってきた苔口の奮起は不可欠と言っていいでしょう。
これまでのチャンスを活かせないままなかなか点が入らない、というしょっぱい試合のイメージを覆すような快勝を、見せつけなければ。
ちょうど1年前の5月24日は、アウェイ讃岐戦でした。未勝利で最下位であった讃岐を叩いてなんとか上昇への足がかりとせねば、という必勝の思いで臨んだ試合であったはずが、あろうことか逆転負けで初勝利を献上という最悪の結果。
「ああ、これは本格的に駄目かも・・・」という印象を刻み込んでしまい、そこから半年、そんな悪いイメージが払拭されることはついにありませんでした。
あれから1年。
優勝を目指すなかにあって、どうにもこうにも厳しい状態が続いていますが。
勝ち続けるしか道はないけれど、それでも、希望を捨ててはいけない。
ここで、踏ん張れるかどうか。
昨季踏ん張れなかったこの時期。連勝は途切れましたが、だからこそここでもういちど踏ん張り、連勝リスタートのきっかけとせねばならないのです。
勝つことが、道を拓く。
力を示して勝つ―――そのことをしっかりと意識し、ホームの期待に応えねば。
勝って、カターレの力を見せつけろ!!
勝たれ!!!富山!!!!!
今節で全クラブが一通り対戦することとなりますが・・・遺憾ながら、これまでカターレは「降格したとはいえJ2に長くいたクラブだけのことはある、さすがだ」というインパクトを残す試合をすることが出来ていません。最近は3連勝を含む4戦負け無しですが、それも圧倒的な力を見せつけてのものではなく。
遅きに失したなどとは言いますまい。第1クール最後ではあっても・・・いや、最後であるからこそ。内容と結果に関して文句のつけようのない完勝をもって、第2クールを迎えるための弾みとしなければならない試合だと言えるのではないでしょうか。
久々の長距離アウェイ戦となった前節・琉球戦は0-0のドロー。31度越えの厳しいコンディションで走り負けずに無失点で切り抜けたことは評価できる一方、相変わらずの決定力不足を露呈、無得点に終わり、連勝を継続することが出来ませんでした。
一生懸命やっているけれど、一生懸命なだけ。優勝を目指すならば、そこに結果が伴わなければならない―――あらためて、課題を突きつけられた格好。もちろんこのままで良いわけがなく、止まってしまったというならば、間髪入れずにまたすぐに連勝を始めるために、結果を残さねば。
首位と勝ち点差13もの開きがある今、引き分けすらも許されない、勝つしかない状況。いや、勝つことを当たり前として、その上で他クラブのとりこぼしを期待せねばどうしようもない状況。シーズンの1/3が経過したところで、残り2/3もある、ではなく、2/3“しか”ないことを、はっきりと自覚しつつ勝ち続けなければならないのです。
甘さは、要りません。
今節対戦する福島は現在9位で目下2連敗中、5戦連続勝ち無しとふるわず、結果が残せていません。
とりわけ前節はJ22選抜を相手に4失点というショッキングな大敗。今節初対戦となる富山戦に巻き返しの活路を見いだすべく乗り込んできます。
なかなか結果が出せないとはいえ、決して侮って良い相手などではなく。第11節の山口戦では4失点しながらも諦めることなく挑みかかり、試合終盤に立て続けに得点を挙げ、3-4。首位・山口を慌てさせました。
確かに2試合連続4失点と守備に課題を抱えてはいるでしょうが、これまでのカターレの「チャンスはありながらもそれがなかなか活かせない」なんてことを繰り返してしまったならば、どうなることか。実際、前節もここぞという場面で決めることが出来ずに無得点に終わってしまっているのだし。
みすみす手をこまねいて得点を挙げられない状態が続き、そのうちになんでもないところからミスで失点、なんてことになれば・・・これまでの負け無しが続いた流れがまるで無かったかのようにぷっつりと途切れて敗戦、なんてことにもなりかねません。
もちろん、そんなことはあってはならないのであって。
むしろ、不調が続く相手であるならばそこにつけ込んで大量得点を奪い取るくらいのしたたかさがないと。
今節で一巡する各クラブとの対戦ですが、これまでカターレを「優勝を目指すに値するほどの強豪クラブ」と認識した対戦相手があったでしょうか?
カターレに敗れたクラブにあってさえ、「次の対戦ではこうはいかないぞ」というところではないかと。
「あと2回も対戦しなければならないのか、イヤだな」くらいの脅威を与えるような試合が、できませんでした。
ならば、せめて。第1クール最終戦である今節、ホームでの勝利は当然として、対戦相手に、そしてライバルクラブに脅威を与えるレベルでの勝利を望む―――それは、決して高望みなどではなく。むしろ、必須。ただ勝つのではなく、力を示して勝つ。相手を侮らず、さりとて臆せずに結果を出し切る力を発揮しなければ。
期待したいのは、苔口。
「やっぱり点を獲るべき選手がゴールを挙げたならば、勢いがつくよね!」なんて評されるようなゴールを期待したいところです。
勝つことは、最低限必要なこと。そのラインを超えられなかった前節の反省を踏まえ、そこは当然のようにクリアし、さらに勢いをつけるような・・・そんな活躍が見たいです。
今シーズンここまでわずか9という、カターレの総得点。はっきりいって物足りなさ過ぎ。
4失点が2試合続いてしまっている相手というなら、それを3試合に伸ばしてやる、さらに5点以上だって狙ってしまえ、という気概を見せつけることができるか・・・いや、やらないと。
今節は珍しくNHKによる生中継があります。このチャンスを活かさない手はないでしょう。降格によって落ちこぼれの烙印を押されてしまったカターレですが、だからといって軽んじていいなんてことはまったくないんだよ、ということを、普段あまり関心を示していない層にまで訴えかけられるような試合ぶりで勝たねば。
そのためにも、これまでもチームの中心選手として引っ張ってきた苔口の奮起は不可欠と言っていいでしょう。
これまでのチャンスを活かせないままなかなか点が入らない、というしょっぱい試合のイメージを覆すような快勝を、見せつけなければ。
ちょうど1年前の5月24日は、アウェイ讃岐戦でした。未勝利で最下位であった讃岐を叩いてなんとか上昇への足がかりとせねば、という必勝の思いで臨んだ試合であったはずが、あろうことか逆転負けで初勝利を献上という最悪の結果。
「ああ、これは本格的に駄目かも・・・」という印象を刻み込んでしまい、そこから半年、そんな悪いイメージが払拭されることはついにありませんでした。
あれから1年。
優勝を目指すなかにあって、どうにもこうにも厳しい状態が続いていますが。
勝ち続けるしか道はないけれど、それでも、希望を捨ててはいけない。
ここで、踏ん張れるかどうか。
昨季踏ん張れなかったこの時期。連勝は途切れましたが、だからこそここでもういちど踏ん張り、連勝リスタートのきっかけとせねばならないのです。
勝つことが、道を拓く。
力を示して勝つ―――そのことをしっかりと意識し、ホームの期待に応えねば。
勝って、カターレの力を見せつけろ!!
勝たれ!!!富山!!!!!