行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

自縄自縛で魅せ場のない敗戦。スコア以上の惨敗  福島ユナイテッドFC戦

2015-05-25 20:13:24 | カターレ富山
1-2で敗戦。
連勝が3で止まったながらも、無敗は継続しながら迎えた今節。「心配ない、ここからさらに調子を上げていくぞ!」という決意表明の試合としなければならなかったのに。
結果は「なんだこれ」
本当に勝とうとしてプレーしているのか疑問というレベル。気をつけなければならないとわかっていた相手攻撃パターンであっけなく失点。前半のうちにせっかく追いついたにもかかわらず、逆転への積極性が全く感じられないまま、後半はシュートわずか1本。そのうちに、また自分たちの甘さによって勝ち越し点を許し、チャンスらしいチャンスもつくれないままに敗れるという。
「なぜ?」という疑念が尽きません。
なぜ、勝利のために得点を目指すという当たり前のことができないのか?
チャンスは自分たちで作り出す、という当たり前のことが、なぜできないのか?
練習で培ったパターンを踏襲することも大事だろうけれど、ときには強引にでもシュートにいって相手に脅威を与えることが大事と、なぜわからない?
なんで相手ゴールではなく横を向いてパスを繋げるためにサッカーをしているのか。パスを繋ぐことは、ひいては得点を挙げるための手段でしかないというのに。
「点を獲らねば勝てない」という大原則を、なぜそこまで軽視するのか?誰も得点することに責任を持っていないように見えて仕方ない。なぜ、攻め上がるときにきちんとボールホルダーをケアしてやれないのかと。スペースに走り込んでパスを引き出してやれないのかと。せっかく相手陣内深くまで行ったとしても、シュートを外す失敗を恐れ過ぎるあまり他の誰かにパス、そこでチャンスもうやむやに、という本末転倒ぶり。
そして、なにより。
シーズン開幕直後の2、3試合目くらいの時期であれば、まだ「チームの体制が整っておらず、熟成には今しばらく時間を要する」という意見も、まぁそんなもんか、というところでしょうが。
12試合目、3クール中の1クールが終了した時点だというのに、このていたらく・・・一体なにをやっているのか、わけがわかりません。
力が足りない、というのは実際にそうなのでしょうが・・・それならそれで、なぜ、最低限「勝ちたいという気概を見せるプレー」が出来ないのかと。
負け癖うんぬんよりも、もっと質の悪い・・・はっきり言って、「勝ちたくない」と思いながらプレーしているのではないのか?というレベル。
もちろんそんなことはあるわけはないし、一生懸命やっているのでしょうが。
ただ、「勝ちたい」という思いが、まったく伝わってこない。
ファン・サポーターの期待を裏切り続けてまで、一体なにがしたいのか?と。