行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第13節 SC相模原戦

2016-06-19 03:46:19 | カターレ富山
成果と課題の両方が出たものの、勝ち点3を、4試合ぶりの勝利を得ることができた前節。
停滞からの脱却を、躍進への力とするために。
勝てば順位が入れ替わる6位・SC相模原と対戦します。

前節は大分に0-3と完敗、連続負け無しが8でストップするとともに首位から陥落してしまった相模原。暫定順位ではあるものの、それだけで6位になるというのだから、いかに混戦であるかというところでしょうか。
ただ、言い訳をしようとすれば出来たのがその試合。
他のチームの試合がなかった11節と12節の間、地震の影響で延期されていた第5節の試合がホームであった大分。そこで勝利し、気分良く連続ホーム戦に臨むことができた格好。ただでさえ慣れない環境のアウェイ戦であったのに、1週間のインターバルで多少なり試合勘が鈍っていたかもしれない相模原としては、ある意味対等ではなかったかもしれません。
加えて、開幕から主力として出場し続けてきたMF岩渕 良太を出場停止で欠いていた影響であるとか。
敗れてしまったことを教訓として、しっかりとホームで立て直しをかけて待ち構えているならば・・・難しい試合となってしまうのではないかと。
説明不要の元日本代表GK・川口 能活をはじめ、菊岡 拓朗、深井 正樹といった、かつてカターレも苦しめられてきた経験豊富な選手たちも、黙ってはいないことでしょう。

ネガティブに考えてしまうと、カターレにとってマイナス要因が続々と出てきてしまう相模原戦。
昨季は1分け2敗で勝利なし。なかでもアウェイ戦は5失点を喫した惨敗でした。そのときとはメンバーが違うとはいえ・・・先述したようなJ経験豊富な選手もさることながら。今季の相模原を率いるのが、昨シーズンまで琉球を指揮した薩川監督。その薩川監督にも、1勝も挙げることが出来ていないカターレ。
首位返り咲きを狙う相手にとっても重要なこの一戦ですが、そういった試合を落として、相手に利する結果としてしまったことも何度も。秋田との無敗対決に敗れてしまったことも、記憶に新しいところです。

しかし、だからこそ。
これからのために、これまでを変えなければならないならば。
この試合のこそがチャンスととらえるべき。
これまで勝っていない、簡単に勝てるとは思えない難しい相手だからこそ。そこで勝つこと、成功体験を得ることの意味の大きさを、今一度胸に刻んで試合に臨む必要があります。
期待したいのは、萱沼。
前節の成果と課題の両方を今節に活かさねばならない、というのはチーム全員に当てはまることではあるものの。そのなかでも、ひときわ思いが強いのが彼でしょう。
2ゴールを挙げた前節ですが、それよりもハットトリックのチャンスがありながらものにできなかったという無念。それを、いつか、ではなくすぐに今節ぶつけるべきです。
当然、前節勝利の立役者に対し、相手も警戒してきます。けれども、だからこそ結果を出すべきで。それが自信に、成長につながる。その絶好の機会を逃すべきではありません。

6勝のうち5勝が1-0と、粘り強さが持ち味の相模原。無得点の時間が長くなれば、それだけで相手に利することとなるでしょう。
だからこそ。
得点するのは当然として、2点以上必須で。前節の0-3負けを思い出させて「また今回もダメかも」と心を折るくらい―――なんなら、昨季のリベンジ、5得点を奪ってやるくらいでないと。
難敵であるからこその、勝ち点3の意味の大きさ。
得られるリターンを最大限に享受するために。
ここぞという試合で、勝て!
勝つことでしか得られない自信、誇りを手に入れろ!

勝たれ‼富山!!!!!
コメント
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