1-0で勝利!
混戦のJ3にあって、勝つことがいかに大事かをあらためて示された試合となりました。
前節の大敗からの巻き返しを目指して気合の入った相模原に対し、監督が「トレーニングなどと比較すると、彼らの力の半分も発揮できていないなと感じた。」と評するような内容。
シュートがなんとか枠を外れて胸をなでおろす、永井の好セーブが無ければどうだったか、というような危ない場面が目立った一方で、決定的に脅威を与えたような場面は少なく。相手の13本に対して7本、そのうち枠内は2本だったか、というシュート数からも劣勢にあったことは明らかでした。
それでも。
せっかく先制しながら同点に追いつかれてしまい勝利ならなかった盛岡戦と同じ轍は踏みませんでした。
連敗を避けるべく攻勢を強める相模原の攻撃にさらされながらも、最後まで集中力を切らさず。虎の子の1点を守りきり、零封勝ち。
内容的にはいまひとつではあったものの、それでもなんとかする気概を勝利に結びつけられた。この成果を自信と力に変え、次なる勝利のための糧としていかねばなりません。
前日は「もはや真夏だろ!?」という暑さであった関東地方ですが、この日は厚い雲に覆われ、試合中には雨もぱらつくコンディションの中での試合となりました。そのわりには試合前には念入りに散水され、むしろ滑りやすいのでは?というピッチ状態でしたが。
前半から相手にペースを持っていかれ、なかなか自分たちのサッカーが出来なかったカターレ。
0-3と大敗した前節の反省を受け、ホームで巻き返そうとしていた相模原。もちろんその気迫もあってのことでしょうが、それだけではなかったようで。
衛藤が「自分たちのプレースピード、サポートのスピードが、トレーニングでうまくやれているからなのか少し余裕を持ち過ぎるところがあった。」と振り返っているように、ある意味自分で自分の首を絞めてしまっていたようなところもあって、そこからペースがつかめなかったらしく。そのあたりはまだ未熟というか、確たる自信をもってプレーできていないチームの課題であることが浮き彫りとなったかたちでしょうか。修正しなければならないところです。
それでも。
先制点を挙げたのはカターレ。
中盤で相手ボールをはじいたところを拾った國吉が遠目から果敢にシュートを狙っていったところ、相手DFに当たってCK。ゴール前に上げたボールに代とGK川口が競ってこぼれたところ、すかさず北井が押し込み見事にゴール。今季初得点を挙げました。
このところSBで起用されて以前よりも得点機会は減った彼ですが、それでもFW、MFとして培ってきたところのしっかりと点を獲る意識は持っていて。そのことが、人数は揃っていた相手よりも先んじてボールに飛び込みゴールにつなげられた―――なんとも頼もしいことです。
さらに突き放す追加点を奪うことが出来ていればよかったのですが、後半も相手ペースは変わらず。チャンスもあったものの、それを決めきるか決めきれないかという点では、いささか力不足を感じさせる結果となってしまったかと。
とはいえ。
なかなか思い通りにならない展開にあっても、じっと耐えてしのぎました。
試合最終盤、相模原は身長188㎝のFW服部 康平を入れてパワープレーを敢行。これが機能し、ボールを集められることに。
先の盛岡戦では、同じような場面でやはり長身の土井 良太にその高さを活かしたヘッドで決められてしまい、勝利を逃してしまっただけに。その反省を踏まえてのプレーがもとめられましたが、そこはきちんとしのぎきり。もちろん疲れもあったでしょうが、集中を切らすことなく同点ゴールを許しませんでした。
どんな内容であっても勝ちさえすればそれでいい、なんてのもいささか暴論ではありますが。やはり、内容が伴わない勝利では後に続くものが足りず、どこかでツケを払う羽目になることでしょうし。
しかし、その一方で。
6位と7位との直接対決であった今節は、同時に差の小さい上位クラブに対抗していくためにも重要な試合でもありました。1試合ぶん消化の少ない条件が同じ鹿児島が首位、その鹿児島が引き分けたことで勝ち点差は4から2に減少。これがもし負け試合であったなら、たとえ鹿児島が引き分けていたとしても5に広がっていたところです。たとえ内容が良くなくとも、勝ちきった意味というものは大きく。
今節、スタメンとしてフル出場した敬介が語っています。「自分たちのサッカーができなかったが、そういう試合は1年を通して必ずでてくる。そこで試合を落とさなかったのは強さが付いてきているのだと感じる。」と。
たとえ自分たちのサッカーが出来ていたとしても、結果に結び付けられなければ勝ち点は奪えません。ちょうど、内容では上回っていたのに試合開始早々の失点が最後まで響いて敗れてしまった栃木戦のように。
勝てたからそれで良し、ではなく、なぜ勝てたのかをいまいちど冷静に振り返り、その強みを今後に活かしていくことが求められるでしょう。
勝てた手ごたえを、更なる勝利へと繋げていくために。
苦戦を制したこの経験を自信に変え、チームの勝ちに結びつけていかねば。
混戦のJ3にあって、勝つことがいかに大事かをあらためて示された試合となりました。
前節の大敗からの巻き返しを目指して気合の入った相模原に対し、監督が「トレーニングなどと比較すると、彼らの力の半分も発揮できていないなと感じた。」と評するような内容。
シュートがなんとか枠を外れて胸をなでおろす、永井の好セーブが無ければどうだったか、というような危ない場面が目立った一方で、決定的に脅威を与えたような場面は少なく。相手の13本に対して7本、そのうち枠内は2本だったか、というシュート数からも劣勢にあったことは明らかでした。
それでも。
せっかく先制しながら同点に追いつかれてしまい勝利ならなかった盛岡戦と同じ轍は踏みませんでした。
連敗を避けるべく攻勢を強める相模原の攻撃にさらされながらも、最後まで集中力を切らさず。虎の子の1点を守りきり、零封勝ち。
内容的にはいまひとつではあったものの、それでもなんとかする気概を勝利に結びつけられた。この成果を自信と力に変え、次なる勝利のための糧としていかねばなりません。
前日は「もはや真夏だろ!?」という暑さであった関東地方ですが、この日は厚い雲に覆われ、試合中には雨もぱらつくコンディションの中での試合となりました。そのわりには試合前には念入りに散水され、むしろ滑りやすいのでは?というピッチ状態でしたが。
前半から相手にペースを持っていかれ、なかなか自分たちのサッカーが出来なかったカターレ。
0-3と大敗した前節の反省を受け、ホームで巻き返そうとしていた相模原。もちろんその気迫もあってのことでしょうが、それだけではなかったようで。
衛藤が「自分たちのプレースピード、サポートのスピードが、トレーニングでうまくやれているからなのか少し余裕を持ち過ぎるところがあった。」と振り返っているように、ある意味自分で自分の首を絞めてしまっていたようなところもあって、そこからペースがつかめなかったらしく。そのあたりはまだ未熟というか、確たる自信をもってプレーできていないチームの課題であることが浮き彫りとなったかたちでしょうか。修正しなければならないところです。
それでも。
先制点を挙げたのはカターレ。
中盤で相手ボールをはじいたところを拾った國吉が遠目から果敢にシュートを狙っていったところ、相手DFに当たってCK。ゴール前に上げたボールに代とGK川口が競ってこぼれたところ、すかさず北井が押し込み見事にゴール。今季初得点を挙げました。
このところSBで起用されて以前よりも得点機会は減った彼ですが、それでもFW、MFとして培ってきたところのしっかりと点を獲る意識は持っていて。そのことが、人数は揃っていた相手よりも先んじてボールに飛び込みゴールにつなげられた―――なんとも頼もしいことです。
さらに突き放す追加点を奪うことが出来ていればよかったのですが、後半も相手ペースは変わらず。チャンスもあったものの、それを決めきるか決めきれないかという点では、いささか力不足を感じさせる結果となってしまったかと。
とはいえ。
なかなか思い通りにならない展開にあっても、じっと耐えてしのぎました。
試合最終盤、相模原は身長188㎝のFW服部 康平を入れてパワープレーを敢行。これが機能し、ボールを集められることに。
先の盛岡戦では、同じような場面でやはり長身の土井 良太にその高さを活かしたヘッドで決められてしまい、勝利を逃してしまっただけに。その反省を踏まえてのプレーがもとめられましたが、そこはきちんとしのぎきり。もちろん疲れもあったでしょうが、集中を切らすことなく同点ゴールを許しませんでした。
どんな内容であっても勝ちさえすればそれでいい、なんてのもいささか暴論ではありますが。やはり、内容が伴わない勝利では後に続くものが足りず、どこかでツケを払う羽目になることでしょうし。
しかし、その一方で。
6位と7位との直接対決であった今節は、同時に差の小さい上位クラブに対抗していくためにも重要な試合でもありました。1試合ぶん消化の少ない条件が同じ鹿児島が首位、その鹿児島が引き分けたことで勝ち点差は4から2に減少。これがもし負け試合であったなら、たとえ鹿児島が引き分けていたとしても5に広がっていたところです。たとえ内容が良くなくとも、勝ちきった意味というものは大きく。
今節、スタメンとしてフル出場した敬介が語っています。「自分たちのサッカーができなかったが、そういう試合は1年を通して必ずでてくる。そこで試合を落とさなかったのは強さが付いてきているのだと感じる。」と。
たとえ自分たちのサッカーが出来ていたとしても、結果に結び付けられなければ勝ち点は奪えません。ちょうど、内容では上回っていたのに試合開始早々の失点が最後まで響いて敗れてしまった栃木戦のように。
勝てたからそれで良し、ではなく、なぜ勝てたのかをいまいちど冷静に振り返り、その強みを今後に活かしていくことが求められるでしょう。
勝てた手ごたえを、更なる勝利へと繋げていくために。
苦戦を制したこの経験を自信に変え、チームの勝ちに結びつけていかねば。