1-3で敗戦。
試合のハイライト映像で、ゴールシーンのみを抜き出したものがあったりしますが。
それとは逆に、ゴールシーンだけをカットしたダイジェスト映像を作ったとしたら。
それを第三者に見せて、「この試合のスコアは3-1でした。どちらのチームが勝ったでしょう?」と訊いたとしたら。
「え?普通に青のチームが勝ったんじゃないの?」という反応しか返ってこないのではないでしょうか。
つまりは、そんな試合。
内容で勝っていた、チャンスもしっかりとあった。なのに、結果が伴わなかった。前節のスコアレスドローに続き、またしても。
方向性は、間違っていない。やりたいサッカーをやれていないわけではなく。
本当に、もう少しのところだと思います。
けれど、そのもう少しが届かず。その結果、2戦でわずかに勝ち点1という。
冷たい雨の降る時間帯もあり、天候に恵まれなかったとはいえ・・・ホーム開幕戦で約2500人は、寂しい数字。
そして、釈然としない試合結果。
どうにも、厳しいシーズン幕開けとなってしまっています。
けがの影響とも伝え聞きましたが、期待をかけていた榎本がメンバー外。代わって、移籍加入後リーグ戦初出場となる太田がゴールを守ることとなりました。
新井に代わって白石が初スタメン。そのほかは、前節の布陣を踏襲するメンバーでした。
試合開始から、カターレのペース。
球際できびしく、ボールポゼッションを高めて攻めるという、今季やりたいサッカー。それを、今節も実践できていたと思います。
試合前は降っていなかったところ、まるで時間に合わせるかのように雨に見舞われたりしましたが。そんな状況にあっても、しっかりプレーできていたかと。
相手の福島も、相当やりづらさを感じていたと思います。カターレが主導権を握っていたのは、誰の目にも明らかであったかと。
そんななか。
比較的スムーズに試合が進行したこともあり、前半のアディショナルタイムは1分。そこで、相手CKという場面。
正直、嫌な予感めいたものはありました。
思うようにチャンスを作れない状況であった福島だっただけに。流れの関係ないセットプレーの場面では、気を取り直して集中してくるのではないかと。
ここは、しっかりと守り切って0で抑える場面―――そう思っていた矢先。
こぼれ球を蹴りこまれるかたちで失点。予感が的中することに。
昨季のアウェイでの同カードが、いやがおうにも思い出されました。
勝てないまでも、スコアレスドローで終わらせねばならないはずだったのに、直接FKを決められて敗れた苦い記憶。
それでも。あの時とは違い、試合はまだ折り返し。
むしろ、そのときの悔しさを知るからこそ、やり返さねばならなかったのでした。
1点のビハインドとなったカターレですが、意気消沈してペースを明け渡す、ということはありませんでした。
前半同様、主導権はカターレの側。
ただ・・・。
攻め込むのは、いい。ボールの競り合いも果敢にアタックしている。
けれども・・・やはり、フィニッシュが。
相手ゴール前の圧力というものが、いかんせん足りない。相手の心を折るような攻めにまでは至っておらず、「しっかり守り切りさえすればしのげる」という。
どうにももどかしい時間帯が続きました。
そんななかで。
状況を変えたのが、途中出場の田中。
前嶋のグラウンダーのクロスをゴール前でちょん、とコースを変えて流し込むという、まさに技あり。チームの今シーズン初ゴールが決まり、同点に追いつくことに成功したのでした。
昨季の秋田戦でのハットトリックで、嫌ほど思い知らされたことですが。
彼の、そういった“仕事人”的なミッション遂行能力。その力を、さっそく見せてもらった格好であったかと。
しかし。
一気呵成に逆転に繋げたかったカターレでしたが、次の1点は福島に。
決して油断していたわけではないでしょうが・・・少ないチャンスをものにするかたちでテンポよくパスをつなげたかと思うと、それを決められて勝ち越しゴールを許し。
さらには、ミドルシュートがDFに当たり、コースが変わって失点という、アンラッキーなかたちで追加点。
苦しくなった状況を打開できず、4分あったアディショナルタイムも無情に過ぎ。
結果、1-3で敗れることに。
釈然としない、敗戦でした。
けれども、その事実は、受け入れなければなりません。
やりたいサッカーは出来ていたと思います。方向性は、間違っていないと思います。
しかし、精査は必要です。
理由なしに、ただのアンラッキーで未勝利なわけではない、と。
攻撃のスタイルを貫くにしても、最後のもう少しを詰めねばならないのは必須として。
相手のそうされてしまったように。果敢にミドルからでも狙っていく姿勢がゴールに繋がることも、しっかりとあるわけで。
ひるがえって、カターレはどうだったのか?
相手の8本を大幅に上回る20本のシュートを浴びせていたけれど、それは、本当にゴールを脅かせていたのか?と。それこそ、ミドルシュートで揺さぶりをかけたりとか、やりようはあったのではないかと。
まよったりブレたりして方向性を見失ってしまったりしては本末転倒ですが。
それでも。
2戦未勝利という事実を受け止めつつ。
次節はすぐにやってきます。
まずは、今季初勝利を。
その意思のもと、うつむいている暇などありはしません。
試合のハイライト映像で、ゴールシーンのみを抜き出したものがあったりしますが。
それとは逆に、ゴールシーンだけをカットしたダイジェスト映像を作ったとしたら。
それを第三者に見せて、「この試合のスコアは3-1でした。どちらのチームが勝ったでしょう?」と訊いたとしたら。
「え?普通に青のチームが勝ったんじゃないの?」という反応しか返ってこないのではないでしょうか。
つまりは、そんな試合。
内容で勝っていた、チャンスもしっかりとあった。なのに、結果が伴わなかった。前節のスコアレスドローに続き、またしても。
方向性は、間違っていない。やりたいサッカーをやれていないわけではなく。
本当に、もう少しのところだと思います。
けれど、そのもう少しが届かず。その結果、2戦でわずかに勝ち点1という。
冷たい雨の降る時間帯もあり、天候に恵まれなかったとはいえ・・・ホーム開幕戦で約2500人は、寂しい数字。
そして、釈然としない試合結果。
どうにも、厳しいシーズン幕開けとなってしまっています。
けがの影響とも伝え聞きましたが、期待をかけていた榎本がメンバー外。代わって、移籍加入後リーグ戦初出場となる太田がゴールを守ることとなりました。
新井に代わって白石が初スタメン。そのほかは、前節の布陣を踏襲するメンバーでした。
試合開始から、カターレのペース。
球際できびしく、ボールポゼッションを高めて攻めるという、今季やりたいサッカー。それを、今節も実践できていたと思います。
試合前は降っていなかったところ、まるで時間に合わせるかのように雨に見舞われたりしましたが。そんな状況にあっても、しっかりプレーできていたかと。
相手の福島も、相当やりづらさを感じていたと思います。カターレが主導権を握っていたのは、誰の目にも明らかであったかと。
そんななか。
比較的スムーズに試合が進行したこともあり、前半のアディショナルタイムは1分。そこで、相手CKという場面。
正直、嫌な予感めいたものはありました。
思うようにチャンスを作れない状況であった福島だっただけに。流れの関係ないセットプレーの場面では、気を取り直して集中してくるのではないかと。
ここは、しっかりと守り切って0で抑える場面―――そう思っていた矢先。
こぼれ球を蹴りこまれるかたちで失点。予感が的中することに。
昨季のアウェイでの同カードが、いやがおうにも思い出されました。
勝てないまでも、スコアレスドローで終わらせねばならないはずだったのに、直接FKを決められて敗れた苦い記憶。
それでも。あの時とは違い、試合はまだ折り返し。
むしろ、そのときの悔しさを知るからこそ、やり返さねばならなかったのでした。
1点のビハインドとなったカターレですが、意気消沈してペースを明け渡す、ということはありませんでした。
前半同様、主導権はカターレの側。
ただ・・・。
攻め込むのは、いい。ボールの競り合いも果敢にアタックしている。
けれども・・・やはり、フィニッシュが。
相手ゴール前の圧力というものが、いかんせん足りない。相手の心を折るような攻めにまでは至っておらず、「しっかり守り切りさえすればしのげる」という。
どうにももどかしい時間帯が続きました。
そんななかで。
状況を変えたのが、途中出場の田中。
前嶋のグラウンダーのクロスをゴール前でちょん、とコースを変えて流し込むという、まさに技あり。チームの今シーズン初ゴールが決まり、同点に追いつくことに成功したのでした。
昨季の秋田戦でのハットトリックで、嫌ほど思い知らされたことですが。
彼の、そういった“仕事人”的なミッション遂行能力。その力を、さっそく見せてもらった格好であったかと。
しかし。
一気呵成に逆転に繋げたかったカターレでしたが、次の1点は福島に。
決して油断していたわけではないでしょうが・・・少ないチャンスをものにするかたちでテンポよくパスをつなげたかと思うと、それを決められて勝ち越しゴールを許し。
さらには、ミドルシュートがDFに当たり、コースが変わって失点という、アンラッキーなかたちで追加点。
苦しくなった状況を打開できず、4分あったアディショナルタイムも無情に過ぎ。
結果、1-3で敗れることに。
釈然としない、敗戦でした。
けれども、その事実は、受け入れなければなりません。
やりたいサッカーは出来ていたと思います。方向性は、間違っていないと思います。
しかし、精査は必要です。
理由なしに、ただのアンラッキーで未勝利なわけではない、と。
攻撃のスタイルを貫くにしても、最後のもう少しを詰めねばならないのは必須として。
相手のそうされてしまったように。果敢にミドルからでも狙っていく姿勢がゴールに繋がることも、しっかりとあるわけで。
ひるがえって、カターレはどうだったのか?
相手の8本を大幅に上回る20本のシュートを浴びせていたけれど、それは、本当にゴールを脅かせていたのか?と。それこそ、ミドルシュートで揺さぶりをかけたりとか、やりようはあったのではないかと。
まよったりブレたりして方向性を見失ってしまったりしては本末転倒ですが。
それでも。
2戦未勝利という事実を受け止めつつ。
次節はすぐにやってきます。
まずは、今季初勝利を。
その意思のもと、うつむいている暇などありはしません。