行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第25節 松本山雅FC戦

2024-08-24 06:58:32 | カターレ富山
失意の敗戦に終わった中断明け初戦・北九州戦より1週間。
連敗など願い下げ、それでなくとも前回対戦で敗れた借りを返さねばならない一戦とあらば。
約4週ぶりとなるホームで松本山雅を迎え撃つ今節。
昇格圏浮上を狙う相手を返り討ちとし、必ずや勝利を挙げてリベンジを果たさねばなりません。

現在8位、4位のカターレとは勝ち点差4となっている松本山雅。
それまで無敗であった大宮に初黒星をつけるなど、チームとしての実力は、クラブ規模と相まってJ3でも屈指であることは間違いありません。
ただ、それでも。
11ゴールを挙げているFW浅川 隼人の活躍をはじめ、得点力は上位進出クラブに足るものを持ち合わせている一方で。
ここまで24試合で30失点と、やや守備に粗があり、それが足を引っ張るかたちで勝ち点を獲り逃す試合もあったようで。
それでも、ここ4試合連続負けなしを継続(2勝2分け)し、前節は上位争いのライバル・相模原を相手に終了間際の劇的ゴールで競り勝っています。
まずは昇格プレーオフ圏復帰に向けて、その勢いを継続、連勝を狙うべく乗り込んでくることに。
前回対戦は4月の第11節、1-3で敗れてしまいました。
怪我からの復帰戦となった浅川に先制点を献上してしまい、陽次のゴールでおいついたものの、再びの浅川のゴールで突き放されてしまい。終盤にもダメ押しの失点を喫し、今シーズンワーストタイの3失点で敗れたのでした。
その後もコンスタントに得点を重ね、11得点を記録している浅川にとってみれば。
あのときの成功体験を再び、とばかりに、シーズンダブルを期して乗り込んでくるであろうことは明らか。
もちろん、そうはさせじと。
連続無失点記録こそストップしてしまったものの、守備崩壊で失点やむなしという状況かと言えば、さにあらず。
自分たちの甘さが招いた失点と、苦い敗戦。前節・北九州戦より1週間。カターレの選手たちも、今一度気を引き締め直して試合に臨むはず。
前節・相手のエース・永井にまんまと決められてしまった悔しさを思えば。
いかに前回対戦の嫌なイメージがあったとしても。
浅川をはじめとする松本山雅攻撃陣をシャットアウト、今シーズン11度目の無失点を達成し、再びの連続無失点記録へとつなげていくだけのこと。
松本山雅ファン・サポーターも多く来場されることでしょうが、その期待通りにはならないぞ、というプレーでもって、カターレの勝利を見せつけねば。

中断前後で同じスタメンで臨んだカターレであったものの、攻撃陣が不発に終わり、無得点敗戦を喫してしまった前節。
河井が累積警告で出場停止が決まっており、ボランチの一角が変更となることは確定済みとして。その他メンバーの起用に変化があるのかどうかが注目されます。
選手を信じて、と言えば聞こえはいいかもしれませんが・・・同じメンバーで同じプレーをしているだけでは、同じ結果にしかならない可能性が否定できません。
正直言って、得点力に関しては物足りないどころではない、ここ最近。
結果が求められます。勝利につながるゴールが。
CKやFKといったセットプレーから全然得点が挙げられていない状況も、憂慮すべき要素であり。
そのあたりを含めて、勝つためには全身全霊をかける、一切の妥協無しに勝ちにいく、という姿勢が、いつにも増して問われる試合となりましょう。

期待したいのは、ヨシキ。
ルーキーながらもチームの中心選手として大車輪の活躍を見せている今シーズン。
前節も、トップ下での起用、後半に河井が退いてからはボランチに入りましたが、そこでも精力的なプレーを見せていました。
なんというか・・・キレのある動き、広い視野など、プレーぶりは間違いなくいいものを持っている。けれど・・・それが、ちょっとの差でうまいこと噛み合わず、ゴールに結びつかなかったというもどかしさを感じた試合でもありました。
同期のショウセイがカターレのトップスコアラーとして相手からも警戒されるなかで、いかに彼を活かしつつ自分も活きるか。
連敗など許されないというプレッシャーも、もちろんかかるであろう今節にあって。
シーズンダブルなどもってのほか、必ずやリベンジを果たさねばならない試合にあって。
熱く、それでいて冷静に。
チームの中核として、いかにカターレを勝たせるか。そのために最大集中できるか。
ココで踏ん張り、首尾よく勝利を挙げられたならば。自分たちのサッカーをしっかりと体現できたならば。
今後につながる勝利になることは間違いないでしょう。
ならばこそ。
その旗振り役として、ヨシキにかかる期待は大きいです。
勝つために、全力。
なんなら流れの中だけでなくFKのチャンスでは直接ぶち込むくらいのアグレッシブさをもって、チームの勝利に貢献してほしい。そう願います。

河井に代わってはガブがボランチか?とか、怪我から復帰の今瀬の出場は?とか。
前節、移籍後初出場にしてJリーグデビューとなった古川のホーム初出場、さらにはプロ初得点はあるのか?とか。
いろいろと興味が尽きない今節ではありますが。
もちろん、狙うは勝利のみ。
今節は別会場で2位・今治と3位・沼津の直接対決が。カターレが勝利することにより、少なくともどちらか一方との勝ち点差を詰めることが出来ます。
ならば、勝たねばならない理由しかないでしょう。
前節、敗戦を喫したものの、これまでの貯金が活きたかたちで4位キープ。
ただ、当然ながら目標は昇格であり、優勝であるのだから。
昇格プレーオフ圏内だからと満足するつもりなど、毛頭なく。上位に迫るチャンスをみすみす逃す手は無い。連敗などあってはならない。
だったら。
勝てるかどうか、ではなく。いかに勝つか。
昨シーズンの同カードでは、駿太のビューティフルゴールをはじめとした3得点を挙げて快勝を飾ったカターレ。
もちろん、今度も勝ちにいく。
勝つのは当然として、これまでの鬱憤を晴らすかのようなゴールラッシュでもって、前節敗戦のショックを吹き飛ばすような勝ちっぷりを見せてほしいです。

昨シーズン、やはり8月に対戦した松本山雅戦で勝利し、シーズンダブルを達成、首位に立ったカターレですが。
その後、まさかの4連敗。その失速が尾を引くかたちで、ついには同勝ち点ながらも昇格を逃すというやりきれない結末につながってしまったのでした。
ひるがえって、今節。
ここであえなく敗れて、シーズンダブルをやり返されてしまうようなことがあったとしたら。
今年もまた、連敗で躓く、その先の昇格を逃すことにつながってしまう、というケースも、充分にあり得ると言えましょう。
もちろん、そんなことはあってはなりません。
ここで、しっかり勝ちきること。
リーグ戦無敗のカターレがその記録を更新することに、理由などいりません。
ただ、勝ちきるのみ。
夏ユニ着用試合の、4試合中3試合目。もちろん、全勝を目指す意気込みに陰りは無く。
必ずや、勝つ。
大挙して来場する松本山雅サポーターのホームジャック?そんなもん知るか。
我らがホーム・県総で勝つのは、カターレ富山でしかあり得ない。それを、結果でもってわからせてやろうじゃないか!

去年とは、違う。
ここからが勝負だと心せよ!
勝ちにいけ!そして、勝ち点3を奪取せよ!

勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする