行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第2節  FC岐阜戦

2014-03-08 19:09:10 | カターレ富山
開幕からの連続アウェイ、その2戦目。長良川競技場へと赴き、FC岐阜と対戦します。
ラモス監督の就任、元日本代表の川口、三都主ら有名選手の移籍獲得など、このオフの話題をさらった岐阜。さらに1万人以上を集めた開幕戦では新昇格の讃岐を相手に3-1で快勝。ホーム2連戦2連勝を目論んで、意気揚々と待ち構えていることかと。
そんな岐阜を撃破し、シーズン初勝利を挙げねばならないカターレ。開幕戦で見せた新たなスタイルで戦う自信を力に変え、勝利という確かな手応えを得なければなりません。
今年で3度目となるTOP OF 北アルプスですが、今年こそは制覇せねば。それにはまず、昨季最終戦で逆転負けによって敗れた借りを返すところからスタートせねばならないところかと。
話題のチームだからこそ、撃破のしがいがあるというもの。引き立て役になるつもりなど、さらさらありません。むしろ、カターレの力を示すために利用してやるくらいでないと。
目指すはひとつ、勝ち点3のみ!
ホーム開幕を待ちわびる地元のファン・サポーターに、2戦無敗・勝ち点4という結果を持ち帰らねば。


前述の三都主を含め、水戸から移籍の難波、横浜FCから移籍の髙地と、昨季富山戦でゴールを決めた実績のある選手が加入した岐阜。それでなくとも、終始最下位近辺で苦しんだ昨季にあって、最終戦で逆転勝ちした富山に対しては「富山になら勝てるだろう」とするサポーターも多いのでは?
フィジカルが強く個の力で局面を打開できるタイプというFWナザリトにも注意が必要かと。開幕戦ですでにゴールを挙げ、やれるという手応えを得ているなかでの第2節。3得点という確かな実績を挙げ、自信を持って懇切に臨む岐阜。そこでやすやすと先制を許すようなことがあっては、まさに相手の思うつぼというところでしょう。
御厨、平出といった守備陣の奮起なくして勝利なし、と言っていいのではないでしょうか。なかでも平出は、敗れた昨季最終戦で痛恨のオウンゴール。気にしても仕方ないし、もちろん結果論ではありますが、あれがなければ勝てていたのでは?という思いも、どこかあるかもしれません。
ならば。逆に言えば、ピンチはチャンス。
勝てるはずの富山戦に自信を持って臨んだにもかかわらず抑え込まれてしまった、ということになれば、いかに経験豊富なベテランの多い岐阜とはいえ、ペースも乱れるというものではないでしょうか。いかに各選手に実績があろうと、ラモス体制となったのは今年に入ってから。経験の積み重ねという意味において、カターレの方が上回っているという見方も。
確かにカターレは、開幕戦では勝てませんでした。結果を残せてはいません。
けれど、それは相手にしてやられた、手も足も出ずに自分たちのサッカーができなかったから、といったネガティブなものではなかったのであって。やるべきことをやっての無失点だったのであって。
ここで意気軒昂の岐阜攻撃陣を封じ込めたならば、それは相手にとっての隙に、こちらにとってのチャンスになるはずです。

もちろん、勝つためには今季初ゴールをはじめとする得点が必要。そのあたり、開幕戦で無得点に終わった攻撃陣が鬱憤を晴らす活躍をしてくれることを切に願うところです。
3-1での勝利も、ラモス監督は試合後のコメントでは不満を口にしました。3得点後にあっても守備が安定せず、みすみす失点してしまうというような試合運びに立腹だったようで。
試合運びのつたなさ、という意味においては・・・昨季、ほかならぬ岐阜戦で思い知らされたカターレ。先述の最終戦では、前半の早い時間帯にPKで先制しながらオウンゴールで追いつかれ、さらに勝ち越しを許してしまい逆転負け。アウェイ戦においても、2点をリードしながら試合終盤に立て続けに失点し、同点に。アディショナルタイム決勝ゴールで辛くも勝利したものの、その後は未勝利の泥沼にはまってしまったりだとか。
むしろ、試合内容を今一度引き締めなければならないのは、昨季の教訓を活かさねばならないカターレのほうやもしれません。
言い換えれば、ここで勝てたならば、それは自信にして良いということ。昨季からのレベルアップをしっかりと勝利に結実させるために、得点せねばなりません。

期待したいのは、中島。
さんざん昨季の反省を活かして、と煽ってきておいてなんですが・・・だからこそ、と言うべきか。良い意味で、空気を読まない活躍をしてほしいと思います。基本的には継続路線のカターレに紛れ込んでいる異物・・・という表現の仕方はさておき。去年の延長線の上でカターレを意識している岐阜に対して「あれ?こんなはずでは・・・」という動揺を与えるようなプレーを望みます。
個の力で局面を打開できるFWは、岐阜のナザリトだけじゃありませんよ?というところを見せつけてほしいです。
また、それだけでなく。前節、大きな魅せ場であった白崎の70メートルドリブル独走。それは苔口と中島のフリーランニングがあってこそなされたものでもあります。攻撃陣の連動性を、今節ではしっかりとゴールに結びつけねば。
そして、これまでのケースと同じとするならば、西川が途中出場というかたちとなるかと。彼にとってはプロのキャリアをスタートさせた思い出の地。昨季の長良川では恩返しゴールも決めています。
だったら、また狙ってしまえばいい。岐阜サポーターからブーイングされるくらいの活躍をしてしまえばいい。中島、白崎という若手に注目が集まるなか、カターレはそれだけじゃないんだぜ!というアピールを、ゴールというかたちで見せてほしいです。

第1節終了時点ながら、昨季は最下位と21位しかなかった岐阜が首位。当然のように2連勝が期待されていることでしょう。開幕戦は讃岐という新参チームであったことを差し引いたとしても、例年残留争いを続けている富山程度ならば、まあ大丈夫じゃないか?という目論みもあるかと。

そんなわけあるか。

勝って、その期待を打ち砕いてやろうじゃないかと。1週間天下として、ソッコーで首位から陥落させてやろうじゃないかと。ラモス監督に初黒星をくれてやろうじゃないかと。
ならば、勝て!!
いらないのは、今季初黒星。必要なのは、今季初白星。
勝って、今年こそはTOP OF 北アルプスの制覇を!!
勝たれ!!!富山!!!!!
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