今年は新東名高速の開通した年でした。数年前までは第二東名(当時はそう呼んでいました)はいつ開通するのだろうと思う程度で、期待感も薄かったのですが、いざ開通してみるとその恩恵は多大です。
今回その新東名開通にちなみ時を同じくして開通した三遠南信道路へ乗り入れてみました。東名高速の浜松西ICから三ヶ日JCTを経由して浜松いなさJCTの手前から三遠南信道路に直に乗り入れました。ここで注意したことは、高速道路は一般的には主要路線から支線が分岐するときは左側から分岐することが多いのですが、三遠南信道路は新東名に向かう2車線道の右側から分岐していくので最初は戸惑います。上の小画像は、分岐を大きな案内板で表示している両JCT間の道路です。
右に分岐して三遠南信道を進むと間もなく、浜松いなさ北ICがあります。ここで高速料金を精算し三遠南信道路(無料走行の高規格道路)に進みますが、ここのICでは一般道には出られずただ三遠南信道を進むのみです(下画像左)。ただし、一般道からは進入可能です。
三遠南信道は、将来は長野県の飯田までの計画がありますが、今回開通したのは愛知県の国道151号線の三河川合付近、鳳来狭ICまでの13.4kmです。途中に渋川寺野ICがあり、そのすぐ先に静岡県と愛知県との県境をまたぐ、全長4,525mの長い三遠トンネルもあります(下画像右)。
浜松いなさ北IC(料金所) 渋川寺野IC(出口左側)と三遠トンネル入口