本来なら名古屋で開催される予定であった大相撲名古屋場所。新型コロナの感染が拡大の中、大相撲名古屋場所は、力士等の大移動が避けられ、今年に限り東京の両国国技館で名称を7月場所と称して15日間が開催されました。
夏場所が中止となっていただけに、大相撲ファンには待望の場所でした。
終盤は横綱不在となる寂しさもありましたが、序二段からカムバックした元大関の照ノ富士の優勝で幕を下ろしました。
※ 上の小画像は、優勝を決めt瞬間の照ノ富士。
今回もこれを機会に、名古屋場所の変遷を10年前、20年前及び30年前の当時の星取表で振り返ってみたいと思います。
★ 10年前の名古屋場所 (平成二十二・2010年)
☆ 優勝力士 横綱: 白鵬 15戦全勝(15回目)
この場所の横綱は一人横綱でした。
★ 20年前の名古屋場所 (平成十二・2000年)
☆ 優勝力士 横綱: 曙 13勝2敗(10回目)
この場所の横綱は曙、貴乃花、武蔵丸の3人でした。
ここで、20年前名古屋場所の郷土力士(静岡県出身)を星取表で振り返ってみます。
静岡県出身の郷土力士は20人。最高位は現在東関部屋の親方の潮丸(幕下24枚目)。
星取表の中に、ご存じの力士が何人いますか。
★ 30年前の名古屋場所 (平成二・1990年)
☆ 優勝力士 大関: 旭富士 14勝1敗(3回目)
この場所の横綱は千代の富士、北勝湖、大乃国の3人でした。
この場所の優勝力士は、くしくも今場所の優勝力士照ノ富士の現在の師匠である伊勢ケ浜部屋の親方(旭富士)。
旭富士はこの場所後に横綱に推挙されています。
※ 今日の付録画像。
千秋楽の朝、頑張れよと。照ノ富士にエール(?)を送っていました。
翌朝それを祝うかのように咲いていました。