JPから9月発行された新切手と、関連切手の「切手豆知識」をコレクターとしてご紹介します。
9月に発行された新切手は5件、71種です。
① 9月6日発行。「特別国民体育大会」(鹿児島県)で、84円切手10種が発行されました。

2020年に鹿児島県で開催予定の鹿児島国体は新型コロナの影響で開催中止となっため、今回特別国体として開催されその記念に発行されました。題材は競技の一部や鹿児島県にちなんだものとなって います。
② 9月13日発行。グリーティング切手「ぽすくま」で、63円と84円切手各10種がシール式で発行されました。


郵便局のキャラクター「ぽすくま」の野外活動が描かれています。
③ 9月21発行。「日本・ベトナム外交樹立50周年記念」としてベトナムの風景などが主題となっています。84円切手10種で発行されました。

④ 9月27日発行。グリーティング「ライフ・花」切手で、63円、84円及び94円切手が各10種が、シール式シートで発行されました。



日常生活の中にある様々な花が、シンプルなイラストで表現しているとのことです。
⑤ 9月1日発行。額面350円の新普通切手1種です。

10月1日の簡易書留料金の料金改定に伴う切手ということです。
図柄は、三陸国立公園の北山崎です。
◆ 次に「切手豆知識」を少し。
今月は、国体の記念切手の発行があり、その関連です。
国体は1946年に関西圏で始まりましたが、記念切手の発行はなし。
第2回大会から記念切手の発行が始まりました。

↑ 第2回大会(石川県で開催)から記念切手(この時は4種:第5回大会まで)が発行されるようになりました。

1951年の第6回大会(広島県で開催)から2種の発行となりました。↑

↑ そして22回からは1種の発行となりました。
◇その後しばらく1種の状態が続き、2008年の大分大会から今月発行のような10種シートの形で発行が続けられています。
◇この間、静岡国体も2回開催され、それぞれ記念切手が発行されていますので併せて御紹介いたします。

↑ 1957年、 第12回静岡国体。

↑ 2003年、 第58回静岡国体。
国民のスポーツ意識はまだまだ高まりそうです。
※上の見出し画像は、第三回国体の記念切手(4種)です。