昨年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台の中心地は浜松市北区の井伊谷地区でした。
そしてドラマの中でも関係の深い徳川家康が、浜松城を築き家康やその家臣たちが江戸幕府の要職に出世するなど出世城の名を持つ浜松城。 浜松市がその徳川家康の足跡を「家康の散歩道」として観光・歴史探訪用のパンフを作っています。これに紹介された15の関連地を訪ね、画像で当ブログご来訪の皆様にご紹介しています。 関心の地がありましたらぜひお出かけになってみてください。
本日、その9回目は「犀ヶ崖古戦場」です。
(高さ30mはあろうかと言われた犀ヶ崖。今は崖下の整備もされています。)
ここは家康が武田軍に大敗し、浜松城に逃げ帰りましたが、その夜、犀ヶ崖付近で崖に布を張り、橋と見せかけ武田軍をこの崖に落としたとの伝説があります。
(上から見た犀ヶ崖)
ここには史跡として碑が建てられています。
(碑には「三方原古戦場犀が崖」と刻まれています。)
この地には、「浜松市犀ヶ崖資料館」が設置されていて、歴史的説明や、三方ヶ原の戦いのジオラマなども展示されています。入場無料ですので是非訪ねてみてください。
(資料館建物と展示の一風景)
(三方ヶ原の戦いのジオラマ)
(敗戦にしか目顏の家康公)
また、この戦いでの死者を悼むため、毎年お盆の時期に、『遠州大念仏』が資料館前の広場で行われます。
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