『城里町塩子の陸上自衛隊七会訓練場で29日、陸自古河駐屯地(古河市)の新人隊員24人がプラスチック爆弾を口に含み中毒となった事故で、教官の3等陸尉が「火薬をなめてみるやつはいるか」と促していたことが30日、分かった。 防衛省などによると、24人は午後5時10分ごろ、教官に促され、小さくちぎったプラスチック爆弾を口に含んだ。同省や同駐屯地は教官に詳しい経緯を聴いている。水戸市消防本部によると4人がけいれんを起こし重症、20人が頭痛や嘔吐(おうと)で軽症。全員病院に搬送されたが意識はあり、命に別条はないという。 同駐屯地によると、女性2人を含む新人隊員31人は、教官ら24人とともに、29日朝から爆発物の取り扱い訓練を実施していた。 防衛省によると、なめると甘みのあるプラスチック爆弾の特性を理解するため、訓練で隊員が口に含むことがあったという。』産経新聞
物をなめて品質を見分ける方法は、経験豊かな筆職人の人達や味噌や醤油を作っている専門家もしています。漆職人は、赤ちゃんの時から被れない様に漆をなめさせられているそうです。今回の自衛隊のブラスチック爆弾は口に含むと化学薬品なので、中毒を起こす場合も考えられます。試験・検査装置に掛けれない状況になった場合、自分で確かめるしか方法が無い場合も有ります。口に含まず舌でなめて、無毒化する為にすぐに吐き出し、そばにおいてある水でうがいするなり、無毒化する薬品の入ったうがい薬でうがいをし中毒を防ぐ必要があるのではないでしょうか。緊急・非常時に試験装置に測れない状況に置かれた場合、鼻で匂いを嗅いだり、自分の目で見たり、指でなめて見てどんな物質で出来たものなのかを確認するしか方法が無い時もあると思います。長年の経験が物を言うかも分かりませんが。特異体質やアレルギー体質の隊員もいますから、中毒や事故が起こらないように医学的な見地から安全性を考え訓練をすべきです。 医薬の神として祭られている神農氏は、赤色の鞭で草木を打ち、百草をなめて医薬の基礎を創ったと言われています。昔から検査器具や装置の無い時に行われていた昔の人の知恵ですね。
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