『東京都江東区教育委員会は来年度から、区全域から通学先を選択できた小学校の学校選択制を見直し、地元の学校への通学を原則とすることを決めた。それ以外で選択できるのは「徒歩で通える学校」とする。行きたい学校を児童、生徒側が選ぶ学校選択制は規制緩和の流れの中で広がってきたが、もとの指定校制度に戻すのは異例。区教委は「地域の連帯感が薄れるため」と説明しており、他の自治体にも影響を与えそうだ。 同区の小学校選択制は02年度の入学児童から始まった。マンション急増で他学区から受け入れる余裕のない学校をのぞき、区内の全小学校から通う小学校を選ぶ仕組み。区教委によると、今年度、学区域の指定校以外の小学校に通う児童は全体の22%だった。一方、町内会などからは「このまま選択制が進めば地元以外の子どもが増え、地域の連帯感が希薄になるのでは」と心配する声が寄せられていた。地元の小学校が地域社会の核になってきた状況があることを踏まえ、区教委は8月の教育委員会で見直しを決定した。ただし、同時期に始まった中学校の選択制はそのまま残すとしている。 文部科学省によると、何らかの形で学校選択制を導入している自治体は06年5月現在、小中学校で約14%。「実施を検討中」が小学校約13%、中学校約15%で今後も増えるとみられる。』 アサヒコム
公立小学校の校区選択性により越境入学はなくなったと思いますが。指定校区以外の遠くの公立小学校に子供達が通うことにより、保護者同士の付き合いや小さい時から一緒に遊んだ幼馴染の友達との交友関係も疎遠になってしまいます。少しでも学力の高い小学校に入学させたい保護者の希望も有り、小学校や中学校で選択性が導入されて学校間の格差や競争意識が産まれた思います。小学校の児童が登下校時の心ないいたずらや怪我をさせられる事件が最近多発していますので、地元町内会や近所に住む人たちの協力やサポートが必要なのでは無いでしょうか。昔からの顔なじみや子供同士の幼馴染の良さも忘れられていけませんね。地元住民の人達と児童や保護者の皆さんとの人間的な触れ合いも今の殺伐として社会では、大事なように思います。地元の住民の人達と校区の小学校の保護者とのかかわりやコミュニケーションにより、小学校の年間行事を通じ交流を深めることも大切では有りませんか。公立小学校と私立小学校との学力格差が問題化していますが、今更始まった問題でしょうか。家庭の経済的に豊かな保護者は、有名私立小学校への進学が既に東京では定着している今日では有りませんか。学力テストの点数公表賛成論や反対論で新聞紙上がにぎわっていますが、大都市圏では、有名私立小学校、国立大学付属小学校から、有名私立中高一貫校への進学が難関国立大学合格への近道となっている今日、果たしてどこまで効果があるかは未知数です。公立の中学校が、少子化時代到来を見据え長年実績を積み上げて来た私立校に打ち勝つ、比肩するのは容易では有りません。学力格差の是正は、すぐに逆転とはなかなかうまく行かないと思います。公立の小・中学校の選択性今後増やし、各学校間の競争による活性化を目指す考えなのでしょうか。公立小・中学校の学校間格差が今後拡大するのではと思います。これから更に少子化が進めば、小・中学校の統廃合が余儀なくされ、校区指定の完全廃止に繋がるのでしょうか。
URLhttp://www18.ocn.ne.jp/~abc8181
プログランキングドツトネットプログランキングドツトネット http://blogranking.net/blogs/26928
日本プログ村 http://www.blogmura.com/profile/232300.html
人気プログランキング"http://parts.blog.with2.net/bp.php?id=627436:aLHKFCm5fBU