『 大阪府内の私立中学・高校154校のうち、半数を超す84校が来年度の新入生の授業料を値上げする。大阪私立中学校高等学校連合会が27日発表した。10~30校の例年に比べ大幅に多い。大半が府による私学助成金の削減を理由に挙げているという。 高校は、94校中50校が授業料を平均4万9900円値上げする。入学金と授業料を合わせた新入生納付金の平均額は77万800円(対前年度比2万6500円増)になる。授業料の値上げ幅が最も大きいのは来春から早稲田大の系属校となる早稲田摂陵(現・摂陵。大阪府茨木市)の16万円。 中学は、60校中34校が授業料を平均5万8500円値上げする。新入生納付金の平均額は79万6600円(対前年度比2万9700円増)。中学、高校ともに値上げ幅は過去最大となる。 大阪府の橋下徹知事は財政再建策の一環として、8月以降、私立学校の運営費への助成金を小学校と中学校で前年度比25%、高校で同10%、幼稚園で同2.5%削減。これにより歳出を約29億円抑えた。来年度も通年で約45億円の削減を予定している。 同連合会が値上げする学校に理由を尋ねたところ、高校で9割、中学で全校が府の助成金削減を挙げたという。』アサヒコム
大阪府の私学助成金の削減で私立中学校高等学校の入学金や授業料の値上げで新入生の保護者の金銭的負担が増えので、サブライムローンと原油高の影響で日本は不況になり一般庶民の生活は大変です。少子化による18 才人口の減少で私立学校の経営も大変です。これからは私立学校の生き残りを掛けて、学校経営も無駄を省いた合理化や経営努力も大切になります。今後私立中学・高校の入学金や授業料を値上げすると家庭の経済的負担が増え生徒が集まりにくくなる可能性も出て来ます。今は不況で、関西の経済的状況が悪化している状態です。右肩上がりの日本の状況では有りません。今の経済状況では私立大学の系列大学の高校や付属高校は、大学からの助成による奨学金制度や私立中学校・高校自身の奨学金制度や充実、大阪府私立中学校高等学校連合会の奨学金制度の創設も必要になって来るのでは有りませんか。このまま行きますと私立校は、毎年入学金や授業料の値上げをしなくてはならなくなるのでは有りませんか。大阪府は、赤字財政で危機的状況ですが、教育予算を削るのは将来の大阪を見据えたし場合損失になるかも分かりません。長期的視野から大阪を背負って立つ優位な人材を育成することも教育の目標では有りませんか。生徒や保護者に学費の高い私立学校に行くなでは済まされません。大学も国公立大学にだけに入れということになり、生徒や保護者の学校の選択の自由奪うものです。学校へ行くだけが大切ではない、我慢、辛抱しなさいと経済的に困っている家庭の生徒を切り捨てるのは、小さい頃から母子家庭で苦労されて育たれ、早稲田大学を苦学して卒業された橋下徹知事の境遇や思いとはかけ離れているように思います。御自身が苦労されたご経験から、人の痛みや苦しみの一番分かる橋下大阪府知事と思います。私立校に学ぶ生徒も公立校に学ぶ生徒も教育権は保障され、皆平等であるべきです。教育基本法第四条の①教育の機会均等の精神は、「すべての国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。」、③「国、地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経済的理由によって就学が困難な者に対して、奨学の措置を講じなければならない』。国・公立校・私立校を問わずに総ての学校に生かされるべきです。社会的弱者、身体障害者や高齢者を見捨てないで、暖かい眼差しを持つて皆が明るく希望が持てる大阪府にして欲しいと思います。
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