教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

<新型インフル>「家だと遊んじゃう」--受験生、困惑 塾行きたいのに休講続く ネット補習も検討

2009年05月20日 16時40分31秒 | 受験・学校

『新型インフルエンザの感染拡大防止のために大阪、兵庫で中学、高校などが休校措置となったが、受験期の子どもには1週間の休みの影響は大きい。学習塾も休みに入っているところが多いが、インターネットによる授業を継続したり、経営者が塾生の家庭を回る小規模塾も出ている 大阪市の大手学習塾に通う府立高校3年の男子生徒(18)は、塾の自習室が使えないのが一番困るという。「机以外に何もなく集中できるし、周りが一生懸命やっているのでやる気が起きる。家ではどうしても漫画を読んだり、友達にメールをしてしまって勉強がはかどらない」と話す。 進学熱が高く、学習塾などが多い兵庫県の阪神地区。研伸館や開進館などの塾を運営する「アップ」(兵庫県西宮市)は、大阪・兵庫両府県に設けた教室での授業を24日まで休み、自習室も利用禁止に。しかし、京都大や神戸大を目指す高校生向けにインターネット中継で実施している「ネット授業」は、20講座を通常通り行う。担当者は「学校の休校が長引けば他の生徒にもネット補習などの対応を検討しなければならない」と話している。 同県尼崎市潮江1の個人塾「カシオ学習教室」も休講を決めた。だが、中間テストの時期に重なったため「どうしても指導してほしい」という声が多く、電話による指導や、マスクを着用しながら2~4人の少数指導だけは継続することに。樫尾大輔塾長は「感染を広げないよう配慮しながら、要望があった場合に限り指導を続ける」と話した。
 同県宝塚市内のある個別指導塾では、塾生や保護者らから「分からないところがあるので塾へ行きたい」「勉強させたい」との声も寄せられたというが、経営者の男性は「1日に20人ほどの生徒が小さな教室を出入りする。『感染しない』と言い切れない以上、休むしかない」と話した。 中学生約10人を指導している大阪市鶴見区の塾は塾長が18日に生徒の自宅を回り、休講する1週間分の課題をまとめたプリントを配り、電話で課題の進ちょく状況を問い合わせている。「家に居ない生徒もいる。遊びに行っているのかもしれない」とぼやきながらも、「学校に合わせるのが基本なので仕方ない」と話した。』毎日新聞

進学塾も新型インフルエンザの影響を受けていると言えます。今後いろいろな細菌性の病気も流行が予想されますから、子供達の感染防止と健康を考えての迅速な対応大切です。今回の新型インフルエンザの流行でインターネットを利用する塾が増えるかも分かりません。塾の教室とは違い、教える先生も子供たちもうつりませんから、新型インフルエンザの集団感染は防げると思います。今回の新型インフルエンザの流行で今後インターネットを授業に取り入れる 塾が増えるのではないでしょうか。 インターネットを使っていない塾は、ファックスや電話利用する以外方法はないと思います。塾の教室で、子供達同士や教える先生が新型インフルエンザに感染しないとは言い切れません。塾が、新型インフルエンザの感染を防ぐ為に休講に下のは適切な処置です。大手予備校河合塾でも一週間休講にし自習室を閉鎖しています。今回の新型インフルエンザの感染で、子供達の日常学習の上で、塾が必要不可欠な存在であることが浮き彫りにされたと思います。塾自身もこれからは、学力向上だけではなく、インフルエンザ対策や子供達の健康管理に努力する必要が有るのではないでしょうか。今後各教室にウィルスを除去出来る空気清浄機の設置も必要不可欠になるかも分かりません。塾に通っている子供達が、新型インフルエンザに集団感染したら塾側も保護者から責任を問われますし、信用問題になるので、兵庫県、大阪府の学校に従って塾側は休校措置を取った思います。受験に勝ち抜くにも、良い成績を上げるのにもまず健康で無くてはならないということです。風邪やインフルエンザに掛かり、入学試験当日に高熱を出していたのでは、欠席せざるを得なくなったり、体調が悪くて自分の日頃の実力も十分発揮出来ずに合格出来ません。学力や偏差値第一より、まず子供達の健康が第一で、学力の根源と考えるべきで、新型インフルエンザの感染拡大から教えられるの子供達や塾の先生へのメッセージと思います。

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繁華街、目立つ中高生=「自宅待機」徹底されず-一斉休校の生徒ら・大阪、兵庫

2009年05月20日 12時24分57秒 | 受験・学校
 『「感染したら自業自得」。新型インフルエンザの影響で一斉休校が続く中、大阪府や兵庫県の繁華街では19日、普段の平日以上に中高生らの姿が目に付いた。自宅待機が徹底されない状況に、両府県の教育委員会は「ほかの人にウイルスを感染させないことが目的。『自己責任』は通用しない」と呼び掛けている。 若者が集まる大阪・ミナミのアメリカ村。友人と待ち合わせをしていた大阪市立中学3年の女子生徒(14)は「地元でも外出している友達をよく見掛ける。家でおとなしくしている子は少ない」と話す。体調不良で欠席している同学年の生徒が20人以上いるというが、「手洗い、うがいをすれば大丈夫だと思う。感染したら自業自得という感じ」と笑った。 同日朝に休校を告げられた専門学校の男子生徒(18)は、友人と制服姿でカラオケ店前で開店待ち。「一斉休校でも結局、友達と会うから意味がない」と話していたが、カラオケ店員に「休校中の学校の生徒は入店できない」と断られ、「一時間待ったのに」と嘆いていた。 JR三ノ宮駅(神戸市中央区)前の繁華街を歩いていた高校1年の女子生徒2人=いずれも(15)=は「ちょっとその辺なら大丈夫かなと思って」と悪びれた様子はない。「外に遊びに行く子は半分くらい。ブログを書いたりDVDを借りて家にこもる子もいるけど、家にいても暇過ぎる」。休校中の生徒でも入れるゲームセンターを探して立ち去った。
 学校側は家庭訪問などで在宅確認しているが、大阪府教委は「高校は通学区域が広く、連日の訪問は不可能。両親が働いている家庭で、外食に出ることまでは止められない」と頭を悩ませている。』 時事通信
新型インフルエンザの為に学校が休校になっている意味を中高生も本当に理解していないのではないか。今の中高生の道徳心と公共心の欠如が如実に現れていると思う。マスクをして手洗いをしだけで、新型インフルエンザの感染は、マスクも新型ウィルスが通る可能性も有り、防護マスクと防護服でないと防げるとは思わないと言っている開業医の先生もおられます。なぜ休校になっているのか、新型インフルエンザに自分たちが感染しないように、インフルエンザには潜伏期間が有りその間は掛かっていても分からないし、ほかの人インフルエンザウィルスをうつさない予防措置もある。
一斉休校中、繁華街で遊んで、うろついていて感染したら「自業自得」、自己責任だから仕方が無いのは当然ですが、自分とは無関係な人達に新型インフルエンザをうつすことになるのです。中高生が繁華街をうろとつき遊ぶのは自由ですが、は自分達にも「責任」が有ると言うことを皆忘れています。分たち新型インフルエンザが流行し、学校が休校になっているに繁華街やゲームセンターを昼間からうろつき、カラオケボックスに列を成す高校生が多いとの事ですが。学校教育の存在意義が問われている出来事と思います。学力不足や全国学力テストの成績公表よりも、人に迷惑を掛けてはいけないという「道徳心」や「公共心」の無い子供達ばかりが増えて日本はこれから決して良くならないと思います。
国家が危機的な状況に置かれた時、皆が一致協力して対応出来ないような人間ばかりが大人になり混乱を引き起こすことになるのではないでしょか。自分かつてな行動し自分達ばかりが楽しければ良いと言うのであれば、自己中心的な人間ばかりが作られて日本は斜陽化する国家になります。いやそんなことをするのは軍国主義国家の軍国主義教育だと批判されるかも分かりませんが。ロシヤや中華人民共和国でも公共の福祉や利益、人民の為にならない行為は反国家的行為として処罰されるのでは有りませんか。
日本の中高生は、経済的に恵まれていますから新型インフルエンザによる休校が実施されても繁華街や盛り場、カラオケ・ボックス、ゲームセンターで遊びうろついているのでは有りませんか。カラオケボックスやゲームセンターでも新型インフルエンザの感染者が出たら営業停止になり、迷惑が掛かるのでは有りませんか。
アジア・アフリカの経済的に困窮している国々の貧困家庭の子供達は。学校にも行きたくても行けずに小さい時から戦前の日本のように働いている子供達がいることを忘れないで欲しいと思います。大阪府や兵庫県の各教育委員会は、各学校の生活指導の先生と連携協力して、水谷先生の夜回り先生を見習って繁華街や盛り場、カラオケボックスやゲームセンターを巡回を実施し、指導すべきです。
今回の新型インフルエンザの感染拡大防止と言う事も考えてカラオケボックスやゲームセンターの管理者の皆さんとの協力も必要です。
一斉休校による『自宅待機』が徹底されていないと言う現実は、学校の先生や子供達、保護者にも学校で学ぶと言う大切さと意味を問い直している現象では有りませんか。

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