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『 生徒2人の新型インフルエンザ感染を受け、休校していた川崎市高津区の私立洗足学園高校で28日、1週間ぶりに授業が再開され、記者会見した前田隆芳校長は、2人の精神的ケア体制を整え、温かく迎える考えを示した。 また、全国からの励ましが手紙などで約1000件寄せられる一方誹謗ひぼうや中傷の電話・メールが約100件あったことを明らかにした。 前田校長は、登校した中学・高校の全生徒に経過を説明した後、午前11時過ぎから記者会見し、「生徒の笑顔が無上の喜び」と安堵 あんどの表情を見せた。感染した生徒2人とともに、ニューヨークで開かれた「模擬国連」に参加した生徒4人と引率教諭も、この日、元気な姿を見せたという。 だが、感染した生徒2人について「精神的ストレスが大きく、退院後も、すぐには登校できないと思う」と述べ、精神科医や臨床心理士らによるカウンセリングなどの継続的なケアを充実させるとした。 同校によると、登校した生徒たちは「友達や先生に会えなくてさびしかった。また元気よく学校生活を送りたい」(3年生)、「(入院した)先輩たちには早く良くなって登校してほしい」(1年生)などと語っていたという。』読売新聞
洗足学園中学校・高等学校新型インフルエンザの感染について
2009年5月21日 13:00現在
『5月20日(水)本校の生徒2名が、新型インフルエンザに感染したことが確認されました。首都圏で最初の感染者を出したことで、近隣の方々をはじめ、多くの方々に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。 この生徒2名は、5月11日から19日にかけて米国ニューヨークの国連本部で開催された「模擬国連」に参加しました。これは、米国に本部がある「模擬国連委員会」が主催し、世界各国から2000名を超える学生・生徒が参加した国際会議です。日本からも、本校を含め6校の私立高等学校が参加しました。本校は、生徒の視野を広げるよい機会と考え、6名をバックアップし、参加を認めました。また、現地には本校の専任教員であるアメリカ人が同行しました。本校、および参加者は、新型インフルエンザ感染の危険性について現地に再三問い合わせ、安全である旨を確認し、他校生徒と共に参加しました。期間中は、常にマスクを着用し、手の消毒を行い感染の予防に努めました。 19日の帰国の際には、2名に発熱があったため、成田空港にて簡易検査を受けたところ、陰性と確認、検疫官の指示によりマスク着用の上、帰宅しました。 しかし、翌日も熱が下がらず、発熱相談センターに指示を仰いで、最寄の感染症指定病院を受診したところ、新型インフルエンザウイルスが確認されました。 上記2名を含む6名の参加者は、当初より帰国後7日間は自宅待機を予定していたため、本校に立ち寄っておりません。また、外出もしておりません。 厚生労働省でも感染の可能性は低いとの見解が示されています。しかし、近隣の方々への配慮と在校生の動揺をおさえるため、5月21日(木)から27日(水)までの7日間の休校を決定しました。個人参加のイベントではありますが、学校として参加を許可し、支援したことは事実であり、今回の件の責任は本校にあります。感染がこれ以上拡大せず、2人が健康を取り戻すことを願っています。皆様には事情をご賢察の上、ご配慮いただきますようお願い申し上げます。』
新型インフルエンザの感染について第二報
『本校の生徒2名が新型インフルエンザに感染したことに関し、たくさんのご意見、ご批判をいただきました。学校としましても、いただいた貴重なご意見を今後の学校運営に生かしてまいりたいと考えております。ありがとうございました。 また、多くの方からメールなどで温かい励ましのお言葉をたくさんいただきました。本当にありがとうございます。心からお礼申し上げます。 さて、いただいたお電話の中には同じご質問や誤解されている事項も多いようですので、事実経緯について以下に説明させていただきます。「模擬国連(UNA-USA Model United Nations Conference)」についてですが、本校は今回初めて参加いたしました。昨年11月に国内選考会があり、5校の招待・参加が決まりました。残念ながら、本校はここで「日本模擬国連委員会」からの推薦を受けることはできませんでした。しかし、主催者であるUNA-USA(United Nations Association of the USA) から選考会に出席していた担当の委員が、洗足の生徒たちの発表の素晴らしさに感心したことから、UNA-USAの直接招待を受けることが決定しました。ですから、日本の選考会で決まった5校とは異なる形での参加となりました。なお、本校が6年前から参加している「UNIS-UN」(国連国際高校による高校生の世界会議)とは全く別のイベントになります。 生徒たちは、参加決定後に本部から割り当てられた国家の中から選んだ「ラオス」の国連代表として発表・議論をおこなうことになりました。一緒に選考会に向けて努力してきた生徒たちは、なるべく多くのメンバーでニューヨークの国連本部に行きたいと願い、「ラオス」の研究と学習を進めました。また、「模擬国連」では、(1)総会、(2)WHO(世界保健機構)、(3)UNDP(国連開発計画)の3セクションでそれぞれ2名ずつ発表・議論がありました。「ラオス」の立場から、(1)総会では独立分離運動について、(2)WHOでは臓器売買などの違法な医事行為について、(3)UNDPではエイズの経済に与える影響についてそれぞれ発表しました。このようなことから、本校は6名での参加となりました。他の5校は、日本からの代表の立場でしたので「国連日本政府代表部」へのあいさつがスケジュールされましたが、本校はUNA-USAからの直接の招待であったため、「国連日本政府代表部」へのあいさつはスケジュールされませんでした。なお、日本から参加した学校は、国連本部での活動日以外は出発や帰国の日程なども各校で決定しています。 ニューヨークでは、せっかくの機会であるため、自由の女神像、グラウンドゼロなどを訪ねました。新型インフルエンザを警戒し、移動はすべてタクシーを使い、地下鉄などには一切乗っていませんし、手洗い・消毒につとめ、食事などを除いては常時マスクを着用していました。 「模擬国連」の最終日には、参加者の交流のためダンスパーティーがおこなわれましたが、これは閉会式にあたるものとご理解ください。500名ほどの参加者でおこなわれ、会場に入れなかった参加者もあったようです。 感染した2名は、日本に戻る機内で若干熱っぽさを感じていたようですが、健康状態に異常を感じるほどではなかったようです。機内での簡易検査で陰性と判断されたことから、公共の交通機関を利用して帰宅しましたが、その間はずっとマスクを着用していました。保健所の方のことばによれば、マスクをしていればほとんど他者へ感染することはないとのことですから、ここで感染を広める可能性は極めて低いと考えられます。 出発以前から帰国後は7日間自宅で待機するよう指示がありましたので、引率教員も含めて全員自宅で待機していました。その後、2名は発熱したため保健所と相談し、新型インフルエンザの感染がわかったしだいです。 今回の参加メンバーは全員、学校には立ち寄っていません。他の生徒との接触はありません。ですから、本校の生徒への感染の可能性はまったくありません。 多くの方にご心配とご迷惑をおかけしましたが、洗足学園の敷地や生徒から新型インフルエンザが感染していくことは全くありません。近隣の方々や本校生徒が通学で使用している電車・バスなどを利用されている方々にも感染の心配はありません。 以上、皆様のご理解をよろしくお願いいたします。 』
洗足学園中学高等学校
千足学園高校も学校として、新型インフルエンザの感染対策とアメリカにも問い合わせ対応していたと思われますが、不運にも5月11日から19日にかけて米国ニューヨークの国連本部で開催された「模擬国連」に参加しました女子生徒が感染したと言えます。誰でもインフルエンザには掛かりますし生身の人間だから仕方が無いと思います。昔は日本では流行性感冒、略して流感と呼んでいましたが。戦後世代の人には、今のようにタミフルやリレンザのようなインフルエンザに効く、良い抗生物質の薬も無く、ペニシリンやオリオマイシンのようなものしかなかったと思います。学校を休み家で寝ている自宅療養我中心で、往診に診察に来て貰っている開業医の先生に学校へ登校して良いかどうか判断して貰うのがほとんどでした。今回の新型インフルエンザウイルスは、マスクだけでは防げなかったことの証明になりましたが。新型インフルエンザの感染の防止為に洗足学園は説明責任を果たし、対処されたと思いますが。今回新型インフルエンザに洗足学園の女子生徒が二人感染したからと言って誹謗、中傷するのは卑怯で人の道に反するのでは有りませんか。人の不幸を喜ぶのは、人間として良くないと思います。人の不幸は蜜の味と言いますが、他人の不幸を喜べば、今度は自分が不幸になります。免疫力の無い、感染力の強い新型インフルエンザのウイルスに感染する可能性は誰にでも有ります。厚生労働省は、新型インフルエンザのウイルスの正体を解明し、国民が不安を持たないように公表して欲しいと思います。偏見や風評で惑わされて、他人の立場に立った考え方がなぜ出来ないのでしょうか。国際化時代に米国ニューヨークの国連本部で開催された「模擬国連」に参加し、新型インフルエンザに感染したからと言って批判するのはおかしいと思います。海外で日本人は、仕事が出来なくなりますし活躍出来ないようでは困ります。長い人生皆病気になることも有ります。一生を通じて健康な人は稀です。今80才を超えて元気な人でも若い時に肺炎になり苦しんだ人もいます。 新型インフルエンザに掛かった事を自分の人生の一つの経験として捉え、健康を取り戻せたことに感謝し、前向きな気持ちを持って、将来国際社会で活躍出来る有為な日本人になって世界の皆さんの為に尽くして下さい。洗足学園 「洗足」の校名の由来は、洗足学園の創設者前田若尾先生が、今日の学園の母体となる平塚裁縫女学校を、旧平塚村(現在の東京都品川区)に創設したのは大正13年(1924年)のことです。その2年後現在の東京都目黒区洗足に移り、校名も洗足学園高等女学校と改めました。 『「洗足・せんぞく」という学園名は、地名を冠した命名のように思われますが、そうではありません。洗足学園はミッションスクールではありませんが、前田若尾先生は敬虔(けいけん)なクリスチャンであり、「洗足」という命名にもそれが投影していると考えられるのです。 キリストは、明日は十字架の上に消えることを悟ったとき、12人の弟子たちの足をひとりひとり洗ってやって、最後の晩餐の席につきました。新約聖書「ヨハネによる福音書」第13章に次のように書かれています。イエスは、夕食の席から立ち上がって上着を脱ぎ、手拭(てぬぐい)をとって腰に巻き、それから水をたらいに入れて、弟子たちの足を洗い、腰に巻いた手拭で拭きはじめられた。 (中略) しかし、主でありまた教師であるわたしが、あなたがたの足を洗ったからには、あなたがたもまた互いに足を洗うべきである。わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、わたしが手本を示したのだ。 教育の理想を深く思慮し、そしてキリスト教を厚く信仰し、賛美歌を愛唱した前田若尾先生は、迷うことなく「洗足」と命名されたことでしょう。「たがいに足を洗えとのりし み教守るここの学びや」、前田若尾先生作詞の洗足学園校歌の一節です。その教学の大理想をキリスト教の感謝と献身、犠牲と奉仕の信仰の中にうちたてられ、洗足学園はスタートを切ったのでした。』洗足学園のホームベージより引用。
今回の新型インフルエンザの洗礼にめげずに、洗足学園の創立者前田若尾先生の教え「理想は高遠(たかくぬきんでて、すぐれていること。)実行は卑近、ひきん(てじかでたやすいことに)」を実践し、先生と生徒がお互い足を洗い合い、協力仕合、今回の出来事を新しいスタートと考え、明るく元気に見何が楽しく学べる学園にして下さい。新型インフルエンザに感染したお二人の女子高生の御健康の御回復を心からお祈り申し上げます。
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