『信用調査会社の帝国データバンクによると、関西国際空港などに店舗がある玩具小売りの株)いせや(大阪市北区豊崎5-7-8、設立昭和38年11月、資本金8000万円、宮有弘社長)と関連会社の(株)アンヴイ(大阪市北区)が大阪地裁に自己破産を申請し、21日に破産手続き開始決定を受けた。負債は総額1億9230万円。同社は関西国際空港、大阪国際空港、成田国際空港の3店舗で玩具や雑貨などを販売する「トイピアいせや」を営業していたが、インフルエンザの影響で売り上げを維持出来なかった。」と説明している。』毎日新聞
今回の新型インフルエンザの世界的な流行で、海外旅行や国内旅行でも飛行機を利用する旅行客が減少した為、お土産として買う旅行客が減ったと思われます。大型量販店の台頭で、年々経営業績が悪くなり、採算の取れない店の閉鎖を進め経営の合理化を計って来たがいせやの経営不振が続き、平成14年1月に大阪地方裁判所へ民事再生手続を申請し、平成17年8月には再生手続は終結し債務の弁済も完了していた。いせやき、経営規模を大幅に縮小し、関西国際空港、大阪国際空港、成田国際空港の3店舗で営業を継続していた矢先の新型インフルエンザ関連の倒産です。今後今回の新型インフルエンザの世界的な流行により海外旅行関連会社や国内旅行業者、宿泊の為のホテルや旅館の経営が悪化する所も出て来る事も考えられます。世界同時不況と交通費の会社間の値引き競争で、経営の基礎体力が衰えている可能性もなきにしもあらずと思いますが。世界的に流行している新型インフルエンザの今後の感染拡大の動向により、思ってもいない旅行関係に付随した関連会社が経営困難になり、今後インフルエンザ関連の企業倒産が増える可能性も有るのではないでしょうか。
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