『 鳩山由紀夫首相が22日午前の衆院予算委員会で、中身は同じなのに巧みに変化があったようにごまかすことを意味する故事成語「朝三暮四」を、命令がころころと変わることを表す「朝令暮改」と勘違いし、質問した自民党の茂木敏充幹事長代理から言葉の由来と正しい意味について「講義」を受ける一幕があった。 茂木氏は、政府が今年度の第1次補正予算で凍結した財源を第2次補正に回したことを批判した際、「朝三暮四という言葉をご存じか」と質問。これに対し、首相は「知っている。朝決めたことが、夜すぐに変わるという意味、物事をあっさり変えてしまうことだ」と自信たっぷりに答えたが、茂木氏に「それは朝令暮改」とすかさず切り返され、出席者の失笑を買った。 朝三暮四は、宋の狙公が飼っていたサルに木の実を「朝三つ、暮れに四つ与える」と告げたところ、サルが不満を示し、狙公が「朝四つ、暮れ三つ」と言い換えるとサルが喜んで受け入れたという故事に由来する。 』1月22日10時38分配信 時事通信
故事成語の朝三暮四・ちょうさんぼしは、「朝四暮三・ちょうしぼさん」と同じ意味で。同じ結果になることをいかにも相手ニ利益があるようにごまかすことで、宋に狙公と言う者有り、猿を愛して養い、これ群れ成す。猿に茅・とちの実、どんぐりを朝三つ、夕方四つ与えようと言ったら怒ったので、朝四つ、夕方三つにすると言って猿を納得させたという故事に基づく ものです。「 荘子・斎物論、せいぶつろん。」朝令暮改・ちょうれいぼかいとは、朝出した命令を夕方に変えてしまうと言う意味から、命令が度々変わって当てにならないこと。「漢書、かんじょ・食貸志」意味が違うと思います。鳩山由紀夫総理大臣もこの所お疲れなのではと思います。大學入試シーズンです間違った意味の故事成語「故事(こじ)とは、中国の古典を起源として、昔から伝えられてきた教訓話やいわれのことをいう。故事をもとにした漢字数文字からなる慣用句を、故事成語(こじせいご)や故事成句(こじせいく)と言う。一部は和語に置き換えられて、ことわざに成っている場合がある。「推敲」や「矛盾」などは特に有名である。」の解釈をされたら、子供達が間違った意味を正しいと覚えてしまいます。良く考えて答弁して欲しいと思います。今年の入学試験に朝三暮四・ちょうさんぼしや朝令暮改・ちょうれいぼかいが、話題になり出題されるかも分かりませんので、受験生の皆さん、正しい意味を勉強して置いて下さい。諺にも有りますように「人の振り見て我が振り直せ」です。他人のやっている動作や態度で好ましくないと感じたら、その相手をとがめる前に、自分は他人に対して同じようなことをしていないか、他人の行動を自分のこととして省みなければならない。鳩山由紀夫総理大臣の振り見て国民は、我が振りを直しましょう。