◆財務省御用達、マニフェスト破り、ウソつき、詐欺師、情報隠し等々、口を極めて非難されてきた野田佳彦首相と与党民主党が、迫り来る代表選挙を目前にして、今度は、得意の「妖怪変化」ぶりを発揮して、国民有権者を幻惑しようとしている。文字通り「まやかしの術者」だ。
「まやかし」とは、人を惑わせるとか、惑わせる法とかをいう。出鱈目、出まかせ、でっち上げから、催眠術やマルチ商法の話術など人を騙す意図で使われるものの総称である。
「まやかしの術」を使おうとしているのは、お馴染の「妖怪変化」である野田佳彦首相を支えている仙谷由人政調会長代行だ。新しいマニフェストづくりチームを編成して、得意の術策を使い、「今週中に素案をまとめる」という。ここで使われるのは、「木の葉隠れの術」だ。有り体に言えば、「ボロ隠し」である。
何を隠すかと言えば、言うまでもなく、消費税増税法」である。マニフェスト破り、公約違反の象徴だからだ。小沢一郎代表が野田佳彦首相と与党民主党打倒に向けて、次期総選挙で最大の「争点」にしようとしているうえに、国民有権者の半数以上が、依然として消費税増税は困るとして反対しているので、極力目を逸らしたいのである。
「まやかしの術」を使おうとしているこの姑息なやり方に、さすがの朝日新聞も、許せないと思ったのか、鋭い記事を掲載している。朝日新聞デジタルは9月2日午前3時. 「民主マニフェスト、消費増税隠し 次期衆院選で党内検討 過去の民主党マニフェストの消費税関連部分と、当時の党代表の発言」という見出しをつけて、以下のように配信している。
「民主党は次期衆院選マニフェスト(政権公約)で、将来も含め消費税率引き上げには触れない検討に入った。党内対立を避け、消費増税法成立に協力した自公両党との対立軸を明確にする狙いがある。ただ、前回の衆院選で公約していない消費増税を進めたうえに『増税隠し』をすれば、マニフェストは形骸化する」
仙谷由人政調会長代行は、菅直人内閣の官房長官時代、尖閣諸島での中国漁船(スパイ船)による海上保安庁巡視船への衝突事件のビデオ隠しをした前科があり、野田佳彦首相は、記者団のぶら下がり取材拒否による情報隠し、福島第一原発事故調査情報隠し、中国香港活動家の尖閣諸島上陸事件のビデオ隠し等々の前科がある。都合の悪いことは何でも「隠す」性癖があるのだ。
◆野田佳彦首相は、「消費増税隠し」するのみならず、今度は「原発ゼロ」派に化けようとしている。実に、おぞましい限りである。埼玉新聞は9月日付け朝刊「2面」(第2総合面)で「首相、原発ゼロ視野に」「代表選で巻き返し狙う」という見出しをつけて、次ぎのように報じている。
「2日で政権発足から1年となる野田佳彦首相は、7日にも民主党代表選に名乗りを上げ、代表選を通じて低迷する党勢の巻き返しを図る構えだ。公約では、国民的にも関心の高い原発政策が求心力回復の鍵を握るとみて将来的な原発ゼロを視野に検討を急ぐ」
しかし、野田佳彦首相は、福井県の関西電力大飯原発の再稼動を強硬したため、3月以降、毎週金曜日夕から「再稼動反対」を叫ぶ一般市民のデモ隊に首相官邸を囲まれ続けている。一般市民の代表11人とやっと面会したものの、面会時間はわずか20分にすぎず、アリバイ工作をした程度だった。その直後、原発推進を求める日本商工会議所の岡村正会頭と面会し、陳情を受けている。要するに、原発推進の基本方針は変えないということである。だが、この姿勢を国民に印象づけたままでは、次期総選挙で大敗北は避けられない。国民有権橋の大多数が原発推進に反対しており、半数近くが「原発ゼロ」を求めているからだ。小沢一郎代表は、「10年後をメドに原発ゼロ」を早々と打ち出している。
そこで、野田佳彦首相は、妖怪変化よろしく、俄かに「原発ゼロ」に見せかける「まやかしの術」を使おうとしているのだ。
しかし、国民有権者を裏切って信を失い、自民党の谷垣禎一総裁まで騙した野田佳彦首相が、いくら厚化粧して、「原発ゼロ」に化けようとも、ウソつきな詐欺どじょうの尻尾は、丸見えであり、国民有権者の信用を回復するのは難しい。
ブログランキング本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
米国CIA対日工作者たちは橋下徹市長を使おうとしているが、米国CIAと関係の深い読売新聞の渡辺恒雄会長兼主筆はポピュリズムと批判 ◆〔特別情報①〕
「大阪維新の会」の橋下徹市長は9月12日に新党を立ち上げる予定だ。しかし、橋下新党は、あくまで「人気先行型」で、果たして全国展開できる政党としての広がりのあるエネルギーを持っているのかとなると、大きな疑問符がついている。
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第9回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成24年9月15日(土)
大阪維新の会
『橋下徹市長を徹底解剖する』
~果たして龍馬か悪魔か
【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】新連載を始めました。
『ブッシュの陰謀-対テロ戦争・知られざるシナリオ』(2002年2月5日 KKベストセラーズ刊) 目次第1章 すり替えられたテロ事件 ②
アメリカはテロ情報を発していた!
イギリスには国際テロ・グループのアジトがいくつかあるといわれており、エシュロンや情報機関のスパイたちが、ビンラディンや国際イスラム戦線などの動静に関する情報をキャッチしていたといわれている。実際にブレア首相もホームページで、「英国情報部がとらえた情報は、アメリカ政府に綿密に連絡していた」と書き込んでいる。
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『民主党政変 政界大再編』2010年5月6日 ごま書房刊 『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊 『政治家の交渉術』2006年5月刊 『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊 板垣英憲マスコミ事務所