連日沖縄ではオスプレイ反対のデモが行なわれている。
きょう9月29日の東京新聞も普天間飛行場のゲートの前で抗議の市民と
警察官がにらみ合っている記事が掲載されている。
これほど悲しい記事はない。
それでも配備を強行するようなら、それだけで野田首相は辞任に値すると思う。
鳩山首相が米軍の抑止力は必要だと言って辞任したように、野田首相も
オスプレイは必要だと言って辞任するしかない。
そう思っていたらオスプレイの沖縄配備が延期されたという。
むしろ米国側のほうが沖縄住民の反対におそれをなしたのか。
そうではない。
台風が沖縄に来たためだ。
この事を9月29日の東京新聞が佐藤正明氏の漫画で風刺している。
「もはや外圧だのみ」だと。
なんでも外圧でしか動かない日本政府を皮肉った見事な風刺だ。
しかし笑えない風刺である。
悲しい風刺である。
台風が去れば米国は今度こそオスプレイ配備を強行する。
それに対して野田改造内閣はなすすべがない。
森本防衛相はそのために叩かれ役として留任するのだ。
しかし叩かれ役でも大臣の名誉には代えられない。
よろこんで大臣留任に飛びつくだろう。
それにしても安倍自民党は幸運だ。
面倒なことはすべて野田民主党政権がやってくれる。
衆院選挙を遅らせれば遅らせるほど泥をかぶってくれる。
そして国民の罵声とともに衆院選で退場する。
それでも野田民主党政権は一日も長く選挙を引き延ばしたいのだ。
野田民主党議員は一日も長く国会議員の歳費や政党助成金や特権を
手放したくないのだ。
もっとも野田民主党はいくら選挙で負けてもその論功行賞で総選挙後も
自公民大連立という形で政権にとどまることができるという。
すべては八百長である。
了
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