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<script src="http://analytics.cocolog-nifty.com/entry_ax.js" type="text/javascript"></script>自民党総裁選の構図は、外から見るとおもしろいです。
新聞やテレビの報道ベースの情報しか知りませんが、
対立の構図は単純化するとこんな感じだと思います。
【民自公の大連立路線】VS【大阪維新の会と連立路線】
谷垣総裁の消費税増税3党合意の民自公大連立路線に対し、
安倍元総理の「大阪維新の会」連立路線が対峙しています。
安倍元総理は本心では消費税増税に反対だと思います。
脱官僚や脱中央集権に理解があるので「大阪維新の会」と
連携することに違和感はありません。
しかし、ここまで路線の大きく異なる政治家の人たちが、
よく同じ党で一緒にいられるものだと感心します。
自民党の幅の広さには、あらためて驚きます。
石原幹事長と石破氏もなんとなく民自公大連立路線かな、
と傍目で見ていると感じます。よくわかりません。
民主党政権の次の政権の枠組みを決めるという意味では、
自民党の総裁選は非常に大きな意味を持っています。
消費税増税を確実に前に進めるために、という大義名分で
民自公大連立政権が誕生し、長期政権になるかもしれません。
もちろん個人的には、そうなってほしくありませんが・・・
または、二度目の安倍総裁が誕生し、自公で過半数を制するか
自公プラス「大阪維新の会」の連立政権になるかもしれません。
来年の参院選を勝てば、長期政権の可能性も出てきます。
どういうシナリオになるかはわかりません。
民自公路線と「維新の会」路線のどちらが総裁選に勝つか、
いまの段階では私にはわかりません。
しかし、どちらにしても勝利する人たちがいます(党外に)。
政治の世界の不思議なところです。
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