◆民主党代表選挙と自民党総裁選挙の最中、いわゆる「老害政治家」の引退表明が相次ぎ、ようやく世代交代による政界の新陳代謝に拍車がかかってきた。
自民党の山崎拓元副総裁(山崎派「近未来政治研究会」会長、元防衛庁長官、元建設相、衆院福岡2区、当千12回、75歳)が9月15日、次期総選挙に立候補しない考えを表明した。現在落選中。
また、自民党の武部勤元幹事長(元農林水産相、北海道比例ブロック、当選8回、71歳)も、次期総選挙に立候補せず、引退することを明らかにした。
これまでに、引退表明しているのは、自民党の森喜朗元首相(元建設相、元通産相、元文相、町村派「清和政策研究会」オーナー、石川2区、当選14回、75歳)。民主党の渡部恒三最高顧問(元衆院副議長、元通産相、福島4区、当選14回、80歳)である。
このほか、老害政治家として、引退が求められているのは、民主党の藤井裕久最高顧問(元財務相、党税制調査会長、参院当選2回、衆院7回当選、衆院比例南関東ブロック、80歳)だ。大蔵官僚(主計官)出身であり、野田佳彦首相をけし掛けて消費税増税法案を成立させ、民主党を崩壊へと導いている。
◆しかし、老害政治家の筆頭格である森喜朗元首相が、今回の総裁選挙に対して、余計なチャチャを入れて、若い政治家たちに迷惑がられている。
読売新聞社YOMIURI ONLINEが9月15日午後10時24分、「森元首相、総裁選5候補を講評」という見出しをつけて、以下のように配信している。
「自民党の森元首相は15日、名古屋市での党会合で党総裁選5候補を講評した。森氏から派閥を継承した町村信孝元官房長官を『安定しているが、地方の皆さんと接する機会が少なかった』と評し、同じ町村派から出馬した安倍晋三元首相には『甘さがある。町村氏に譲ってあげればよかった』と苦言を呈した。林芳正政調会長代理に対しては『今回は出場することに意味がある』とし、石破茂前政調会長については過去の離党歴を挙げ、『苦しくなると急に放り出す』と述べた。石原伸晃幹事長に関しては『私が長老支配をして出したと言われるが全く違う』と強調。石原氏の出馬で谷垣総裁が立候補を断念したとの見方には『谷垣氏は推薦人が集まらなかっただけだ』と反論した」
相変わらず、老害=長老政治を続けて、政治的影響力を及ぼそうとしているのだ。これでは、自民党が生まれ変わると、国民有権者のだれも思わない。選挙妨害も甚だしく迷惑な話だろう。
◆藤井裕久最高顧問と並んで、民主党の老害政治家の双璧をなし引退表明している渡部恒三最高顧問は、引退していながら、なおも老害政治家然としている武村正義元官房長官(元蔵相)と仲良く、TBS番組「時事放談」(司会=東大の御厨貴元教授)に出演して、「パラダイムシフト」(価値変換)が進んでいるいまの時代からズレズレのボケたコメントを繰り返していた。とくに渡部恒三最高顧問は、福島第一原発大事故にかかわってきた責任ある政治家であるにもかかわらず、「善人」ぶっているのが、却って哀れっぽい。福島県民の多くは、その偽善者の正体を知り尽くしているので、TBSにとっては、マイナスである。
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習近平副主席が姿を消したのは、暗殺未遂事が原因、北京派閥と上海派閥の権力闘争を利用した「中国大分裂」策動を知り、病床から姿を現した ◆〔特別情報①〕
中国共産党1党独裁北京政府の習近平副主席が、消息不明になってから約半月ぶりに姿を現した。フリーメーソン・イルミナティ筋(中国・上海市発)によると、上海派閥の習近平副主席が、北京派閥から「暗殺指令」を発せられ、危機から逃れるため某シェルターに身を隠していたが、北京派閥と上海派閥の話が一応ついたことから、ようやく姿を現すことができた。だが、北京派閥と上海派閥の権力闘争は、まだ序の口だという。
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『ブッシュの陰謀-対テロ戦争・知られざるシナリオ』(2002年2月5日 KKベストセラーズ刊) 目次第5章 中央アジアをめぐる熾烈な争い ③
ロシア・イラン・中国を凌駕する「大統領の陰謀」
ブッシュ大統領が、新興産油国として脚光を浴びている中央アジア・カスピ海・コーカサス諸国に対して、ロシア・イラン・中国を凌駕して、石油・天然ガスを独占しようとすると、どうしてもその三国との関係改善を図らなくてはならない。
と同時に、この三国の動きを牽制し、阻止するという相矛盾する政略を展開していく必要がある。この政略を成功させるためには、より巧妙な陰謀を企てざるを得ない。
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