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2012年10月18日
突然の最高裁の一票格差違憲状態判決をどうとらえたらいいか
突如として最高裁が参院も違憲状態であるという判決を下した。
これがきょう10月18日の各紙の一面トップを飾り、各紙とも
これで選挙制度の抜本的見直しは必至であるなどと書いている。
最高裁の判決は一般論としては正しいに違いない。
地域によって一票の格差があるのは不平等であり、それを是正する
事を政治家だけに任せていてはいつまでたっても直らない。
最高裁判決が政治に是正を求めることは一般論としては歓迎さる
べきである。
しかし最高裁はこれまで一貫して違憲判決には消極的だった。違憲
であるという意見を唱える判事は常に少数派だった。
それがなぜここに来て突然の違憲状態判決なのか。
その真意はもちろんわからない。
しかしこの判決ではっきりしたことがある。それはこれで来年夏の
衆参同日選挙が限りなく現実みを帯びたことだ。
労組嫌いの安倍晋三が自民党総裁となったことで輿石幹事長は窮地
に追い込まれていた。
今度ばかりは解散・総選挙に追い込まれそうになりつつあった。
選挙になれば大敗し、民主党は政権政党からの滑り落ちるどころか
その存続さえも疑わしい危機にあった。
そこに降ってわいた最高裁の違憲状態判決だ。
私には輿石幹事長の高笑いが聞こえる・・・
この続きはきょうの「天木直人のメールマガジン」で書いています。
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橋下徹代表は8月、自民党総裁選に立候補表明する以前の安倍晋三総裁に「新党」への合流と代表就任を要請していた。
しかし、安倍晋三総裁には、自民党離党の覚悟はなく、この話は、立ち消えになり、結局、9月26日の自民党総裁選で、安倍晋三総裁が当選した。その後、自民党の支持率が回復基調にある。逆に、橋下徹代表の日本維新の会は、人気が低落気味だ。
◆小沢一郎代表は、小泉純一郎元首相から「日本維新の会には、自分のブレーンである竹中平蔵総務相ら15人を送り込んでいる。橋下代表は、籠の鳥だ。後は任せるから自由にしてくれ」と頼まれている。
次期総選挙では、民主党が惨敗して、野党に転落することが確実視されている。さりとて、自民党が過半数を制するのは難しい状況ある。支持率復調が、過半数獲得までには至っていないということだ。
このため、小沢一郎代表が、「連立政権樹立」を念頭に、少数政党の結集を図ろうとしている。当然、このなかには、日本維新の会も含まれている。
安倍晋三総裁は、水面下で小沢一郎代表と手を結び、政権への復帰に意欲を燃やしているのだが、橋下徹代表が先に発表した政策「船中八策」のなかで、TPP(環太平洋経済連携協定)参加を打ち出しているのに対して、自民党は3月9日、TPPに関する今後の「交渉参加の判断基準」を以下の通り公表している。
① 農産物をはじめ、すべての関税撤廃を前提とした交渉参加に反対
② 国民皆保険制度を守る
③ 食の安全安心の基準を守る
④ 政府調達・金融サービス等は日本の特性を踏まえる
安倍晋三総裁が、「橋下代表とは政策が合わない」と言っているのは、このことであろう。連立政権樹立に当たっては、「政策協定」が大前提になるので、小沢一郎代表に事前に、胸の内を打ち明けたのであろう。いずれにしても、自民党と日本維新の会は、次期総選挙の戦場で相まみえて、切磋琢磨、雌雄を決することになる。・
【参考引用】毎日新聞は10月16日付け大阪朝刊で、「クローズアップ2012:維新、国会あいさつ回り 既成政党、探る距離」という見出しをつけて、以下のように報じた。
「新党『日本維新の会』代表の橋下徹大阪市長は15日、党設立のあいさつのため、国会などで与野党幹部と会談した。維新が次期衆院選に向けて全国での候補選考を進めるなか、一時は競って秋波を送った自民党など既成政党にも微妙な距離感が出ている。一方でみんなの党の渡辺喜美代表と橋下氏は15日の会談で次期衆院選に向けた共通政策づくりを始めることで合意した。維新は第三極志向を強めているが、国会対応や政策の違いもあり、第三極の結集につながるかは不透明だ。
◇自民、両にらみ/みんな、共通政策/民主、危機強く/公明、選挙協力
「衆院選で候補を何人立てるのか」。自民党の安倍晋三総裁は15日、国会内で対面した橋下氏に単刀直入に問いただした。橋下氏は『鋭意、選考中です』とだけ回答し、
『腹の探り合い』(安倍氏側近)になった。安倍氏は9月の党総裁選前までは憲法改正など理念を共有する橋下氏との連携をアピールしてきた。しかし、次期衆院選では同党候補が全国で維新とぶつかる。安倍氏と共通する保守色を持つ維新と安易に接近すれば、自民党の支持基盤を切り崩される危険もある。このため、総裁就任後は『よきライバルとして対峙(たいじ)する』と強調。維新との連携を検討するのはあくまでも衆院選後として距離を取っており、現時点では警戒感もにじむ。橋下氏も会談後、記者団に『(安倍氏と)選挙の話はしていない。選挙戦になればお互いに戦わざるを得ないので』と語り、自民党との選挙協力は困難との認識を示した。ただ、自民党は次期衆院選で第1党を確保し、政権に復帰する可能性が高い。選挙後を見据えれば、やはり一定の議席を確保するとみられる維新との関係は保っておきたいのも本音だ。自民党幹部は維新について『勢いは下降気味だが、脅威であることに変わりはない』と指摘。『協力できる関係はつないでいく』とつかず離れずのスタンスを保とうとしている。一方、維新との関係が一時悪化していたみんなの党は共通政策の策定で合意し、協力関係の再構築に踏み出した。会談では渡辺代表が『政策が一致していないといけない』と切り出し、橋下氏も『そうしましょう』と応じた。江田憲司幹事長は記者会見で『これをスタート台にしっかり連携したい。おのずからその先(選挙協力)は見えている』と期待を示した」
※Yahoo!ニュース個人
※BLOGOS
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
「横田めぐみさんに会ってくる」と超大物政治家の側近が北朝鮮へ、金正恩第1書記は、北京政府最高首脳陣と親しい超大物政治家との交渉を望んでいる
◆〔特別情報①〕
超大物政治家にごく近い筋の情報によると、北朝鮮の金正恩第1書記(元帥)が、日朝国交正常化への強い意欲を持っていながら、交渉相手としては、野田佳彦政権を嫌っており、中国共産党1党独裁の北京政府と関係良好な新政権に期待しているという。北朝鮮は、中国と軍事同盟(中朝友好協力相互援助条約)を結んでおり、日朝国交正常化には、北京政府の了解が必要である。日本は、日米安全保障条約を結んでいるので、米国政府の同意を得なくてはならない関係にある。つまり、米中関係が良好な政権が、誕生すれば、日朝国交正常化は可能となる。
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第10回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成24年10月20日(土)
『中国 革命前夜』
~中国共産党1党独裁・北京政府の崩壊
【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】新連載を始めました。
『ロックフェラーに翻弄される日本』(20074年11月20日サンガ刊)
目次
第5章 クリントン政権とロックフェラーの「罠」に嶺った日本 ③
アジア各国はIMFによる金融支援を嫌った
米国政府は、通貨危機打開のためIMFや世界銀行の指導を受け入れるようアジア諸国に迫った。これに対してアジア各国はIMFによる金融支援を嫌った。それはIMFの支援を受けた国々が、IMFの管理下に置かれて国家主権を失い、国際金融資本の植民地と化してしまって悲惨な運命をたどるしかないことを知っていたからである。
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※ご購読期間中は、以下過去の掲載本全てがお読み頂けます。
『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊)
『民主党政変 政界大再編』2010年5月6日 ごま書房刊
『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊
板垣英憲マスコミ事務所
『 環境省は17日、新潟県の佐渡トキ保護センターで飼育中の1歳の雌のトキ1羽が、ドジョウの過食によるビタミン不足とみられる症状で倒れたと発表した。このトキは今年1月にも同様の症状で倒れた個体だった。ほぼ回復しているという。』(産経新聞)
、
- > がんばるあなたに。疲れの情報局
- > 元気の雑学
- > Vol.12 トキにもビタミンB1が大切!?
Vol.12 トキにもビタミンB1が大切!?|元気の雑学|がんばるあなたに.alinamin.jp/tired/topics/12.html
元気の雑学
疲れに関する役立つ情報を毎月発信します。(2011年6月15日公開分)Vol.12 トキにもビタミンB1が大切!?はじめに
みなさん、トキ(朱鷺)をご存知でしょうか。
知らない人はいないと思われますが、トキは学名Nipponia nippon(ニッポニア・ニッポン)といい、 コウノトリ目トキ科の鳥です。19世紀までは日本・中国など東アジアに広く分布していましたが、乱獲や環境の変化等により日本産のトキは2003年に絶滅(正確には、野生絶滅)してしまいました。現在では日本産と同一種の中国産のみとなり、日本は中国からツガイの2羽を受け入れて佐渡トキ保護センターで1999年から人工繁殖を開始、2011年3月時点で140羽まで増えています。
原因はトキの偏食?
人工繁殖によって増えたトキは2008年より放鳥を開始していますが、本年3月、放鳥に向け野生復帰訓練中のトキに「飛行中にバランスを崩す」、「池に落ちて溺れる」、「ふらつく」などの異常行動が認められたとの報道がありました。優雅に飛行し歩き回るトキに一体何が起きたのでしょうか。
理由は、トキの好き嫌い、つまり偏食にあったようです。
トキはクチバシの触覚が発達しており、野生ではそれを湿地や田んぼなど泥の中にさしこみ、ドジョウやカエルなどを捕食するのですが、訓練中は好物のドジョウばかり食べていたようです。
偏食でビタミンB1不足に!
ドジョウ、コイなどの淡水魚にはビタミンB1を分解する酵素アノイリナーゼ(※1)が含まれていて、トキのようにドジョウばかり偏食すると、ビタミンB1が分解・欠乏してしまい、脚気(かっけ)(※2)
症状が発現してしまいます。この結果、飛行や歩行に障害を起こすことがあるのです。
幸いなことに、このような症状を呈した個体にビタミンB1を注射したところ、すぐに元気になり、訓練を再開できたとのことした。
※1 アノイリナーゼ(チアミナーゼ):ビタミンB1(チアミン)分解酵素で、淡水魚(コイ、フナ、ドジョウなど)、二枚貝(アサリ、ハマグリ、シジミなど)、シダ類(ワラビ、ゼンマイなど)に含まれるが、加熱により分解される
※2 脚気:ビタミンB1欠乏症の一つで、ビタミンB1の欠乏によって全身の倦怠感、食欲不振、むくみ、しびれなどをきたす病気である。症状として、下肢(脚)の「むくみ」・「しびれ」・「腱反射の低下」などが起きることから「脚気」の名で呼ばれる。心臓機能の低下・不全を起こしたときは「脚気衝心(かっけしょうしん)」と呼ばれる。
食生活を見直してみよう
この脚気、昔は人間においてもよく見られたもので、日本では江戸時代に「江戸わずらい」として、また大正時代には2万人以上の死者がでて「国民病」とまでいわれました。しかしながら、その原因がビタミンB1の欠乏であることが突き止められ、フルスルチアミンをはじめとするビタミンB1誘導体の普及によって、現在ではほとんど見かけることはなくなりました。
ただ、栄養が十分になった現代でもビタミンB1の潜在性欠乏(脚気まではいかないがその手前の状態)があるといわれています。その症状は「疲れやすい」や「朝起きるのがつらい」といったものがありますので、そのような症状がある場合には、食生活を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
警視庁によると、東京都新宿区でタクシーにはねられ、重傷を負った映画監督のさん(76)が17日夜、入院先の病院で死亡した。死因は不明という。(時事通信) |
・ 若松孝二監督が死亡 タクシーにはねられ重傷が急変