読売新聞 4月1日(月)17時26分配信 『 英語能力を判定する実用英語技能検定(英検)を受験する小学生が増加し、2012年度の志願者数が初めて20万人を突破したことが、日本英語検定協会のまとめで明らかになった。
10年で1・8倍に増え、特に低学年の伸び率が大きい。高学年での英語必修化やグローバル化の影響で、親の熱意が高まっているようだ。
今月設立50年を迎えた同協会によると、12年度の英検志願者数は、全体で約231万9400人。1~5級の内容は大人も子どもも同一で、小学生の志願者数は約20万6800人。02年度より約9万人増えた。
今回初めて公表した年齢別志願者数は、6歳が4200人で02年度の4・6倍。7歳が7516人で同2・9倍。就学前の5歳児は2410人で、7・7倍に増えた。志願者に対する合格率は、中学1年程度とされる5級で、小学生は8割を超え、全体の合格率を上回った。大学生レベルの準1級合格者も12年度は300人を超えた。』
小学生の実用英語技能検定ブームが起こって来ていると思いますが。幼稚園からの英会話を習うことが定着したと言えますし、幼児からの英語教育の成果が出ていると思います。ある反面幼児のコロから英語を学び英語嫌いになる子供達も増えないか心配です。小学校から高校までの英語教育は、アメリカ人や英国人の教員に英語を教えて貰うほうが本当は英語教育の成果ガ上がると思います。国際化時代だからこそ日本の伝統文化を継承し、守り育てる為にも小学校1年生から、日本語の正しい話し方、聞き取り能力、日本語のマナー、日本の書き方、作文、漢字や文章、手紙の書き方マナーを教える日本語教育の充実を図るべきです。母国語を大事しないと日本の文化は衰退します。日本の伝統文化と歴史を学び重んじろ、日本人としての自覚と誇り、国を愛する心を持てと言う前に基盤、土台になる日本語教育を再検討し重視すべき時に来ていると思います。高校の先生の言葉を正しく聞き取れないない高校生や漢字の書けない日本語を正しく話せず、書けない大学生、手紙の書き方や常体や敬体、手紙のマナー知らない大人も増えています。麻生太郎財務大臣の総理大臣当時の未曾有、みぞうゆや株式市場の前場、まえばの発言を思い出しました。麻生太郎財務大臣が、内閣総理大臣になられる前にブラジルを訪れた時に故吉田茂内閣総理大臣が、ブラジル移民の苦労を偲んで書かれた書、桃李言わざれども下自ずから蹊を成す(とうりいわざれどもしたおのずからけいをなす) 司馬遷「史記」李将軍伝の文章、安倍晋三内閣総理大臣出身大学、成蹊大学の名前と校訓の由来ですが。記者の前で読めず、全く分からないと言ったことがテレビ放映されました。日本語教育の危機です。
桃李言わざれども下自ずから蹊を成す(とうりいわざれどもしたおのずからけいをなす)
徳ある者の下には何ら特別なことをせずとも自然と人々が集まって服するということ。
桃や李(スモモ)は言葉を発することはないが、美しい花と美味しい実の魅力にひかれて人々が集まり、その下に自然と道ができることを例えた言葉。
出典は史記の李将軍伝。
司馬遷が李広の人物を称賛する中に登場する。
尚、李広は老年の時に匈奴への参戦に道に迷って遅れてしまい、これを詰問され、李広はこれは天命であると言って自刎して果てている。
出典・参考・引用
司馬遷「史記」李将軍伝