引用元http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/
2015年1月20日 (火)
キャリアセミナー講師!
何と落選後の初めての仕事(バイト)が、
某大学のキャリアセミナーの講演です。
都内の某名門私大の学生相手に話します。
賢い学生が多いだろうから緊張します。
国際協力の分野に特化したセミナーですが、
失業したばかりの私がキャリアを語るのも、
なかなか大胆な試みです。無謀かも?
ブラックジョークと言えなくもありません。
私を講師に呼んでくださった先生の立場が、
大丈夫なんだろうかとちょっと心配です。
「こんな人生を歩むと、後悔するぞ」という、
まねしてはいけない例なのかもしれません。
最後の結論は「良い子はまねしないでね」
というものかもしれません。
あまり偉そうなことを言えない立場の私が、
どうやって90分のセミナーを乗り切るか、
真剣に考えなくてはいけません。
失敗を繰り返してきた人生を振り返って、
「これをやったら、大失敗した!」とか、
「こんなことをして後悔している」とか、
そんなことは言えそうな気がします。
国際協力分野の学生を対象にしているので、
JICAやNGOの経験も多少は話せます。
外務省や国連機関と付き合いがあったので、
多少は話すこともできるでしょう。
自分の半分くらいの年齢の若者たちに対し、
良いことも悪いこともあまり隠し立てせず、
素直にお話ししてきたいと思います。
90分も話したり、質疑応答するためには、
かなり事前に準備していく必要があります。
国際協力の最近のトレンドといったことは、
若干うといので勉強しなくてはいけません。
政界から社会に復帰していく第一歩となる、
記念すべき最初のアルバイトということで、
しっかり準備して臨みたいと思います。
自分自身の新しいキャリアのスタートです。
単発の講演ですが、次につながるように、
大学での活動は大事にしたいと思います。
2015年1月19日 (月)
民主党代表選より「ようじ男」
昨日は民主党の代表選挙でした。
臨時党大会に私も参加しました。
政治イベントへ久々の参加です。
岡田新代表の決定の報道量より、
話題の「ようじ男」の報道量が、
多かったような気がします。
少なくとも私が見たニュースは、
例の「ようじ男」の報道の方が、
先だったし、報道時間も長くて、
ちょっとがっかりしました。
商品につまようじを混入させて、
動画を投稿し続けたという事件。
本当にそんなに重要ですか?
また、この手の愉快犯というのは、
マスコミに報道されるのが快感で、
報道するのは犯人の思うつぼです。
逆にメディアの大半が無視すれば、
犯人の動機付けが弱くなるので、
犯罪の抑止につながるでしょう。
愉快犯のしょうもない微罪よりも、
より本質的な問題や深刻な問題が、
もっとあるように思います。
類似の愉快犯を生みかねないような
やたらと派手な報道はひかえた方が、
世の中のためだと私には思えます。
2015年1月17日 (土)
情報搾取の構造?
落選して無職になると取材はなくなる、
と思っていました。そうでもないです。
政治の現状についての取材はないものの、
マニアックなテーマの取材があります。
某新聞社からはODA大綱見直しに関し、
某放送局からは候補者の選び方に関して、
電話取材を受けました。
ODA大綱見直しについて論点を整理し、
20~30分かけて丁寧に解説しました。
的確に答えられる識者は多くありません。
候補者の選び方については英国の例を挙げ、
詳しい政治学者を何人か紹介しました。
それにもやはり20分以上かかりました。
衆議院議員時代はメディアに説明するのは、
義務だと思って、こころよく応じました。
もし記事に名前が出ればもうけものです。
みんなの党の国会対策委員長だった頃は、
番記者から頼まれ、国会で起きる事態を、
丁寧に解説していたものでした。
担当の番記者が交代すると「前任者から、
わからないことがあったら山内に聞けと
引き継ぎました」と何度か言われました。
しかし、落選した今では取材に応じても、
自分の名前が新聞紙面に出ることもなく、
テレビの放送でも名前は出ません。
便利で無料の情報源という感じで使われ、
取材に応じてもメリットはありません。
長年蓄積した情報をタダで出しています。
謝金も何もなく、経済的見返りは皆無で、
名前が出ないので、名誉もありません。
ただ搾取されているような気がします。
時間をとられる割に見返りはゼロです。
それでもなんとなく答えてしまいます。
失業中の身としては釈然としません。
安定した職と収入を持つ大企業の記者が、
失業中で無収入の私から情報を搾取して、
楽しているという不条理な構造です。
持っている知識やノウハウを加工し、
収入につなげる方法を見つけないと、
知的搾取構造は変わりません。
万国の知識労働者よ、団結せよ!
と主張するつもりはまったくないですが、
情報分析や言論で食っていく道を探って、
搾取の構造を変革したいと思います。
2015年1月16日 (金)
初めての女子大訪問
昔からの知り合いの大学教授を訪ねて、
都内の某名門女子大に行きました。
女子大に足を踏み入れるのは人生初です。
こわごわと大学の門をくぐるやいなや。
まず入り口で警備員に声をかけられます。
さらに次の守衛室でも声をかけられます。
名門お嬢様学校らしく警備も厳重です。
不審な41歳中年男は警戒対象です。
カトリックの女子大で閑静なキャンパスで
立派な歴史的建造物がいくつもあります。
こんなに自然が多くて静謐なキャンパスが、
都心に存在すること自体が奇跡的です。
研究室の職員なのか、大学院の助手なのか、
みんな品の良い女性ばかりで緊張します。
わが母校のように小汚いかっこうをした、
化粧っ気のない女子学生は少ない様子。
都心のおしゃれな場所に立地した大学では、
学生も自然とおしゃれになるのでしょう。
知り合いの教授と学食で昼食をとりましたが、
若い女性ばかりで場違いな印象を受けます。
そこにいてはいけない二人組のようでした。
女子大のおじさん教員は、たいへんです。
うちの娘たちもこういう大学に入れたら、
きっと上品になるのかもなどと考えます。
こういう大学からは非常勤講師の仕事も、
おそらくオファーがないと思います。
こういう女子大で教えることを想像すると、
冷や汗をかきそうな予感がします。
教えるんだったら男女半々くらいがいいな、
とか余計なことを考えてしまいました。
2015年1月15日 (木)
仕事の質の変化
衆議院議員時代といまの生活をくらべて、
ひとつ変わったのは仕事の質でしょう。
以前は秘書やスタッフに任せていたことは、
すべて自分でやることになります(当然)。
昨年末には選挙事務所を撤収したものの、
掃除が不十分だったという指摘を受けて、
今日は午前中ひとりで掃除をしました。
窓にセロハンテープの一部が残っていたり、
両面テープの接着剤が付着していたりと、
雑巾と指を使って一人黙々と作業しました。
両面テープで窓ガラスにポスターを貼ると、
接着剤がどうしても残ってしまいます。
接着剤をはがす専用のスプレーを借りて、
雨の降る中でさびしく作業をしていると、
秘書のありがたみが改めてわかります。
以前は主要紙(読売、朝日、毎日、日経、
産経、東京)すべて目を通していました。
週刊誌も政治欄はほぼ読んでいました。
いまはコンビニや駅の売店で1紙だけ買い、
その1紙を丁寧に読むようになりました。
下手すると1紙も読まない日もあります。
毎日すべての新聞に目を通す時間もないし、
そのお金ももったいないと思うようになり、
マスコミ報道に接する機会は減りました。
以前は人と会うにしても議員会館が多く、
こちらから出向くことは少なかったです。
いまは100%こちらから出向きます。
移動の時間が、非常に長くなりました。
国会周辺、浦和、春日部と移動だけで、
けっこうな時間を浪費しています。
頭を使う仕事がかなり少なくなって、
その代わりに足と手を使っています。
早く変化に適応しなくては・・・
2015年1月15日 (木) 12 その他 | 固定リンク
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