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年金に目を向けよ!<本澤二郎の「日本の風景」(3705)
2020/06/05 11:230
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目を向けよ!<本澤二郎の「日本の風景」(3705)より、転載させて頂きました。
<マスクよりも年金ギャンブル投資の巨額損失におびえる庶民>
昨日、郵便ポストを覗くと、人々が「アベノマスク」と揶揄する、確かに小さめのものが届いていた。数日後に確認しようと思う。また、珍しく東京からの訪問客を接待した、といっても、軒下で2メートルの距離でもって、マスク手袋での大変失礼な応対をした。相手は広島出身の好青年だった。
今年は梅が不作だ。昨年の15号台風で痛みつけられたせいだろう。柚子の木は、折れたり、西に傾いたままだ。農家もそうだが、家庭菜園をしていると、梅雨時の雨が恋しい。なかなか降ってくれない。
中央における不正腐敗など、あれこれと心配する問題は尽きない。無知無恥のあんちゃんやくざのような人物の内外政だから、それらがいくつも転がっていて目が回りそうだが、わずかな年金で暮らしている人たちのおびえている深刻すぎる課題は、年金の消失のことである。「消えた年金」は、いまも博打(ばくち)株で人々を恐怖に陥れている。
それにしても、この国の人たちは、沈黙が好きらしく、それにまるで勇気がない。ネット上のコメント記事も本名がない。それでいて、上も下も隠れて賭け事好きらしい。確か安倍晋三の父親は、料亭での徹夜マージャンが趣味だった。「隣の部屋に彼女を寝かせていた」という永田町秘話は有名で、なんと妻や秘書からも脅しまくられて最期を迎えた。事実らしい。
「蛙の子は蛙」であろう。それでもいい年だ、仮面の夫婦も卒業式を迎えてはどうか。9月まで待つ必要はない。理由は、日本人の現在と将来を支える年金を、日本銀行と共に、危険すぎる株博打につぎ込んで、すでに莫大な損失を出している。その実態を政府は隠している。国会で野党も押し黙って、議論さえしていない。コロナ禍でも、超高額の血税を懐に入れている政府・議会・司法の関係者は、しっかりと年金に焦点を絞って、主権者である国民に全貌を明らかにする責任がある!
一番まともな社民党が小さすぎるのが悲しい。
<年金積立金169兆円は本当なのか。証拠を示せるのか>
一部の日本人は、したり顔に年金の積立金の総額が169兆円と口にしているが、これは事実なのだろうか?
確たる証拠を示すことが出来るのか。
いま担当する社会保険庁は存在するのか。存在しているとすれば、そこで働いている職員は、毎日何をしているのだろうか。169兆円をしかと金庫に鍵をかけて保管してくれているのか。
年金福祉事業団はいまどうなっているのか。年金福祉施設の失敗のその後はどうなっているのか。社会保険庁長官は責任をもって、証拠で、しかと説明することが出来るのか。1億2000万人?の現在と将来の生活を保障することが出来るのか。補償できる根拠を示せるのか。
<嘘つきは舌を抜かれる!もはやV字型の景気回復はない!>
思い出すと、中曽根バブルが崩壊した時のことだが、民衆の多くは「次なる高度の経済成長はいつ頃になるのか」と本気で、幻想を語っていた。
いまも本気で、ありえない東京五輪にかけている人たちがいる。そうして森喜朗や武藤らは、血税を懐に入れている。許していいものか。あるいは、コロナ禍の五輪強行で、人口を半減させようというのか。といっても、外国から選手は集まらない。お目当ての観光客も来てくれない。はっきりしてることは、莫大な借金の山が、後世に引き継がれていくことだけである。
宇都宮健児の五輪中止が正論であるが、政府特に嘘と買収で手にした、呪われ人はあきらめようとはしない。日本の財政破綻など、岸信介の一族にとってどうでもいいことなのだろう。
仏教の教えの中に嘘つきは舌を抜かれると説いて、正直に生きろと諭しているが、神道の安倍に通用しないのだろう。安倍にかかると、V字型の景気回復が来るという、これまたありえない嘘を叫んでいる。存在しない神風頼みも困ったものだ。
<消費税10%+大増税が襲い掛かるコロナ後の大恐慌>
怪しげな第二次補正予算を来週強行する自公維という。
人とモノの動きを止められた世界経済は、窒息寸前である。そこに経済大国1位と2位の貿易戦争どころか、新たな冷戦が開始された。両者の争いに各国も巻き込まれ、地球全体で窒息状態が継続するだろう。
日本はいま、消費税を廃止することが正しい。政府は拒んでいる。数年後にコロナ禍が収束すると仮定すると、今度は10万円どころか、数倍以上の大増税の季節だ。そうしないと生きられない日本となろう。財閥の500兆円を流用しないと対応不能だ。
V字型の景気回復は、夢のまた夢である。世界経済は極端にしぼむ。人々の心は破壊される。大増税による狂瀾怒涛の世界で、人が生きられるのか?
自公の100年安心年金は嘘だった。国民は年金の実情を知りたい!
2020年6月5日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)