教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

新型コロナウイルス関連ニュース  ニュース  地域  千葉大病院、新型コロナ患者受け入れで経営悪化 第2波懸念「病院だけでは乗り越えられない」

2020年06月15日 19時40分25秒 | ニュース



新型コロナウイルス関連ニュース
 ニュース  地域  千葉大病院、新型コロナ患者受け入れで経営悪化 第2波懸念「病院だけでは乗り越えられない」
千葉大病院、新型コロナ患者受け入れで経営悪化 第2波懸念「病院だけでは乗り越えられない」
2020/06/14 10:38千葉日報

千葉大病院、新型コロナ患者受け入れで経営悪化 第2波懸念「病院だけでは乗り越えられない」
千葉日報
(千葉日報)
 新型コロナウイルスの患者を受け入れてきた千葉県内医療機関で、経営状況が悪化している。千葉大病院(千葉市中央区)では院内感染を回避するため外来患者の受け入れを減らし、感染防止対策で使用できる病床数を間引いたことなどが減収につながった。県内での感染は落ち着きを見せているが、横手幸太郎院長(57)は第2波の恐れについて「全く油断できない状況」と説明し、病院への支援拡充を訴え、一般の人には感染対策の再徹底を求めている。

 同病院は、県の要請を受けて新型コロナ患者の入院治療を進めてきた。当初は人工呼吸器が必要な中等症以上の患者を受け入れる予定だったが、県内で態勢が整わず4月まで軽症者も治療。ピークとなった4月下旬には同時に約30人を治療し、計50人以上が入院した(今月12日時点の入院者は2人)。

 減収は新型コロナ患者の病室を確保するために、一般患者の入院を制限したことなどが要因。4月の収入は昨年同期比約2億6千万円減の約26億8千万円となった。2病棟に48床ずつ計96床のベッドを用意したが、患者同士の間隔を空けたり、感染防止対策としての区分け「ゾーニング」を行ったため、実際に稼働できたのは半分だけだった。

 常に48床以上のベッドを使用できない状況が続き、一部の一般入院患者を受け入れられなくなり、本来得られるはずの収入がなくなった。同病院では、1床当たり1日約10万円の収入があったが、多くを失うことになった。

 同病院では第2波に備え、今後も新型コロナ患者用の病床を確保する。6月以降は暫定的に1病棟に減らして運用するが、稼働しないベッドを抱え続けることになる。県が空き病床を1床確保するごとに1日換算で1万6千円支給する支援策を立ち上げたが、損失を補うには至らない。

 院内感染のリスクを下げるため、外来患者の受け入れや手術数も減らした。外来患者は約2割落ち込み、急を要さない手術も見合わせた。また、新型コロナ以外の入院患者や体調不良を訴える職員のPCR検査を独自で行ったことも痛手となった。

 これまでの対応について「キャパシティーぎりぎりで肝を冷やす時もあったが、職員の懸命な頑張りと先手先手で動いて余力を残せた」と横手院長。ただ、マスクやガウン調達に職員が奔走したこともあり「私たちの使命は患者に医療を提供すること」と指摘し、治療に専念できるように安定的な医療物資供給体制の確立も訴える。

 懸念される第2波には「再びスタートラインに立てるよう、病院の努力だけでは乗り越えられない減収をサポートしてほしい」。ウイルス根絶は難しく「いったん収まって見えても、3密に注意して自分と周囲の健康を守ろうと再認識してほしい」と呼び掛けている。

 

 

 

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天木直人のブログ コロナ危機があぶりだした象徴天皇制の危機

2020年06月15日 17時55分03秒 | 国際・政治


天木直人のブログ『コロナ危機があぶりだした象徴天皇制の危機』より、転載させて頂きました。2020-06-15 
月刊「選択」の最新号(6月号)の中で、コロナ危機で国民が不安と分断で苦しんでいる時に、令和天皇はひとこともおことばを発しない事への、批判とも、皮肉ともとれる記事が掲載されていることは、すでに書いた。 その言わんとすることはこうだ。 安倍首相がここまで連日メッセージを発しているのだから、安倍首相は令和天皇がおことばを発せられるのを好まないのだろう。 同じメッセージを発すれば自分の言葉のありがたみがなくなるし、違うメッセージを発すれば、それこそ大変なことになる。 安倍首相から派遣された西村宮内庁長官が令和天皇の発言をたくみに封印しているのだろう。 もしこのような事が続くなら、国家と国民の統合の象徴である象徴天皇制は無意味になる。 いよいよ、象徴天皇制の危機がおとずれることになる。 以上は、あくまでも、「選択」の記事が言わんとする事を私が拡大解釈したものだ。 しかし、間違いなく選択はそう言ってるのだ。 そして、この事は、まさしく御厨貴氏が、近著である「天皇退位 何が論じられたのか」(中公選書 2020年3月10日初版)の中で国民に警鐘を鳴らしていることだ。 警鐘を鳴らしているが、もちろん彼にも答えはない。 そして、国民が一致した答えを出すことなど、出来ないとあきらめているごとくだ。 この本は国民必読の書だ。 特に、天皇制に賛成する者や反対する者たちには必読の書だ。 そして天皇制に関心のない大多数の国民にとっては、まるでどうでもいい本なのだ。 私がここで書いている問題提起すら天皇制に関心のない者にとってはどうでもいいことなのだ。 そして、そういう若者はどんどん増えていく。 このままでは、まちがいなく象徴天皇制は有名無実化していく。 それならいっそのこと、共和制になればいいようなものだが、決してそうはならないだろう。 民主主義の下でもトランプや安倍のような為政者が出て来るわけだから、彼らが全権をふるうようになると、とんでもないことになるからだ。 いやしくも国家と国民が存在する限り、それらを統合する理念が必要なのだ。 そう考えた時、4年前のあの平成天皇のおことばがいかに重い意味を持っていたかがわかる。 しかし、国会も有識者もメディアも見事にスルーした。 そしてあのおことばは忘れ去られようとしている。 一体日本という国はどういう国なのか。 どこに向かおうとしているのか。 おりからコロナ危機が起こり、コロナ後の日本のあり方は根本的に変わらなければいけないと言われるようになった。 そして右翼の政治家たちが新しい国家観を示そう集まり、競いつつある。 その一方で、いわゆる左翼は、何も語ろうとしない。天木直人のブログコロナ危機があぶりだした象徴天皇制の危機2020-06-15 月刊「選択」の最新号(6月号)の中で、コロナ危機で国民が不安と分断で苦しんでいる時に、令和天皇はひとこともおことばを発しない事への、批判とも、皮肉ともとれる記事が掲載されていることは、すでに書いた。 その言わんとすることはこうだ。 安倍首相がここまで連日メッセージを発しているのだから、安倍首相は令和天皇がおことばを発せられるのを好まないのだろう。 同じメッセージを発すれば自分の言葉のありがたみがなくなるし、違うメッセージを発すれば、それこそ大変なことになる。 安倍首相から派遣された西村宮内庁長官が令和天皇の発言をたくみに封印しているのだろう。 もしこのような事が続くなら、国家と国民の統合の象徴である象徴天皇制は無意味になる。 いよいよ、象徴天皇制の危機がおとずれることになる。 以上は、あくまでも、「選択」の記事が言わんとする事を私が拡大解釈したものだ。 しかし、間違いなく選択はそう言ってるのだ。 そして、この事は、まさしく御厨貴氏が、近著である「天皇退位 何が論じられたのか」(中公選書 2020年3月10日初版)の中で国民に警鐘を鳴らしていることだ。 警鐘を鳴らしているが、もちろん彼にも答えはない。 そして、国民が一致した答えを出すことなど、出来ないとあきらめているごとくだ。 この本は国民必読の書だ。 特に、天皇制に賛成する者や反対する者たちには必読の書だ。 そして天皇制に関心のない大多数の国民にとっては、まるでどうでもいい本なのだ。 私がここで書いている問題提起すら天皇制に関心のない者にとってはどうでもいいことなのだ。 そして、そういう若者はどんどん増えていく。 このままでは、まちがいなく象徴天皇制は有名無実化していく。 それならいっそのこと、共和制になればいいようなものだが、決してそうはならないだろう。 民主主義の下でもトランプや安倍のような為政者が出て来るわけだから、彼らが全権をふるうようになると、とんでもないことになるからだ。 いやしくも国家と国民が存在する限り、それらを統合する理念が必要なのだ。 そう考えた時、4年前のあの平成天皇のおことばがいかに重い意味を持っていたかがわかる。 しかし、国会も有識者もメディアも見事にスルーした。 そしてあのおことばは忘れ去られようとしている。 一体日本という国はどういう国なのか。 どこに向かおうとしているのか。 おりからコロナ危機が起こり、コロナ後の日本のあり方は根本的に変わらなければいけないと言われるようになった。 そして右翼の政治家たちが新しい国家観を示そう集まり、競いつつある。 その一方で、いわゆる左翼は、何も語ろうとしない。 いや、まとまれないのだろう。 しかし、象徴天皇制はどうあるべきかという問題は、都知事選や自民党総裁選や解散・総選挙の結果よりも、はるかに重要な問題だ。 私は、近く自らの答えを本にして世に問うつもりだ。 それが私の平成天皇のおことばに対する答えである(了)
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jlj0011のblog 広告代理店の言論弾圧<本澤二郎の「日本の風景

2020年06月15日 17時36分12秒 | 国際・政治
jlj0011のblog
広告代理店の言論弾圧<本澤二郎の「日本の風景」(3715)
  • 2020/06/15 08:49
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広告代理店の言論弾圧<本澤二郎の「日本の風景」(3715)より、転載させて頂きました。
<資生堂批判記事に朝日新聞の輪転機を止めた日本廣告社>
 国民に怒りと失望をまき散らし、すっかり色あせてしまった法務検察、他方で日本の言論機関の主力・新聞テレビを制圧、国家主義的独裁政権を支えている実態が明らかとなった広告代理店・電通に、日本国民はコロナ禍も災いして意気消沈の日々を送っている。
 二回連続して電通大魔神を紹介した理由だが、読者から若いころの体験談が飛び込んできたので、この機会に紹介することにしたい。1886年・明治19年に福沢諭吉が設立したという日本最古の広告代理店の、やくざまがいの蛮行のことである。
 「朝日新聞の輪転機を止めて、問題の社会面の鉛版を床にたたきつけた、というのである。朝日の歴史に記録されているかもしれない。およそ紳士のビジネスではない。いまその代表格の電通が、官邸と自民党を自由自在に跋扈していることが、白日の下にさらされたわけだから、この国の前途は明るくない。
 「来年に東京五輪」「景気のV字型回復」という安倍晋三の虚言に踊る日本人は、ほとんどいないだろう。

<「資生堂化粧品で顔のかぶれ」特ダネに広告代理店が実力行使>
 本澤先生、昭和46年、初夏の出来事を貼り付けます。
私は昭和46年に実社会に出たのですが、入社(広告代理店)した初夏に、新聞の忌中広告を取るため日曜日に先輩と会社で日直をしていました。その時、事件(出来事)が起こりました。資生堂の化粧品(クリーム系)で全国の女性が皮膚障害を起こした記事が翌日の朝日新聞社会面の全国版に掲載される情報を資生堂の広告部の課長が「電通?」から伝えられて当時在籍していた代理店に乗り込んできたのです。結果は翌日の新聞に間に合うように朝日新聞(日劇のビルの地下3階)の輪転機にはめるべく鉛版を当時在籍していた代理店の課長と私の前で床に投げつけて破壊し、印刷できないようにしたのです。まあ、なかなか見ることができない現場を見てしまいました。翌年に私はその会社を去りました。赤い赤い「朝日新聞」はまゆつばですよ‼️

 昭和46年というと、いまから50年ほど前だ。情報を寄せてくれた読者は、現在、70代。何年たっても、広告代理店担当者が朝日新聞に乗り込んで、轟音をとどろかせて回転している輪転機を止める?という、信じられない事件を記憶している。
 輪転機を止めて、社会面の鉛版を取り外して、床に叩き潰したというのである。
広告代理店の言論弾圧は、昔から行われていたのだ。やくざでも、ここまでは出来ないだろう。あるいは、やくざを動員しての強硬策だったのか。
 問題は、広告代理店に頭が上がらない「高級紙」に衝撃を受けるばかりである。広告を出す側にも広告部、新聞社にも広告局、そして間に広告代理店という三者は、鉄の結束を誇っているのだ。
 編集局は「我々の記事で、読者が購読してくれている」と自負しているが、広告局は「我々が企業から広告をとっているから新聞社は飯が食えている」と胸を張っている。

<第四の権力も独裁国の機関紙レベルだった!>
 誠に恥ずかしいことなのだが、政治記者として永田町と平河町を闊歩していたころは、肩で風を切って生きてきた。この世に怖いものなし、という感覚で、議員会館を駆けずり回ってきた。自民党派閥記者として、権力の中枢に我が身を置いて、ペンで遠慮せずに右翼をたたき、さしずめ我が世の春を謳歌してきた。

 しかし、そうしたややもすれば乱暴な人生も、次男が医療事故で植物人間を強いられ、13年の病院通いと自宅介護で、とことん挫折を強いられてしまった。とどのつまりは、東芝病院の看護回避という大ミスで命を奪われてしまった。
 人間の命に対して、反省も謝罪もしない財閥・東芝に、電通の庇護があるとも知らず、ドン・キホーテよろしく立ち向かったが、押しつぶされてしまった。新聞人でありながら、新聞テレビが電通に目を向けていることさえ気づかなかった愚かなジャーナリストだった。

 幸いペンは元気だ。電通と東芝に対して、切っ先鋭く、新聞テレビの代わりを務めている?これも不思議な運命であろう。見えなかった世界が、見えてくるのである。毎日パソコンに向かっていても、材料が尽きることがない。ことほど社会は腐ってしまっているのであろう。
 一時期、胸を張っていた第四権力論も幻想でしかなかった。新聞テレビも、広告代理店に生殺与奪の権限を握られていた。しかし、真実の報道が保障されない社会、憲法が保障する言論の自由が奪われている日本でいいわけがない。独裁国の機関紙レベルでいいわけがない。

<日刊ゲンダイ方式で電通排除に軌道修正すれば正論が>
 たまに夕刊紙・日刊ゲンダイが自宅に届く。
 同紙には大手の企業広告が全く載っていない。したがって、電通など広告代理店からの脅しや圧力はかからない。真っ向から政府批判ができる。朝日も検討してみてはどうか。1本の社説に100万、150万は許されないだろう。スリム化して貧しくなれば、民意を反映する新聞造りは困難ではない。
 コロナ禍で電通が暴かれ、言論弾圧に弱すぎる新聞テレビも暴かれている現在の危機を、ジャーナリストは座視するわけにはいかない!「徳不孤」なり。
2020年6月15日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)





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