https://youtu.be/aqOE1T-QHv4
「新型コロナウイルス」特設ページ
お知らせ
最新ニュース
…
ワールド
20時間前
Play Video
『不要不急の手術なんてない』最先端医療を行う近大病院の病院長「手術や入院の延期」に異議
関西テレビ
地域
2021年4月14日 水曜 午後6:09
の最新記事をトップページに表示
新型コロナの感染拡大で医療のひっ迫が深刻な状況となっています。
最先端医療を行い重篤な救急患者を受け入れる三次救急病院にも指定されている近畿大学病院。
「第3波」のときに、新型コロナの重症病床を12床まで増やしました。
府の要請を受け、今週中にはさらに2床増やそうと努力してますが、手術や入院の延期には異議を訴えています。
【近畿大学病院 東田有智 病院長】
「不要不急の手術なんてないんですよね。当然、今やらないといけないもの、救急に対応しないといけないものばかりで、あなたがもし癌として、手術の予定がされていて『ちょっと待ってください、1カ月先です』と言われたらどうか。『待って下さい』というのは下手したら命を落としてしまうということになる。本当に命の選択になってるわけですよ。役割分担をしないと。高度救急医療をやっている近畿大学病院はこの機能を残さないとね」
お知らせ
最新ニュース
…
ワールド
20時間前
Play Video
『不要不急の手術なんてない』最先端医療を行う近大病院の病院長「手術や入院の延期」に異議
関西テレビ
地域
2021年4月14日 水曜 午後6:09
の最新記事をトップページに表示
新型コロナの感染拡大で医療のひっ迫が深刻な状況となっています。
最先端医療を行い重篤な救急患者を受け入れる三次救急病院にも指定されている近畿大学病院。
「第3波」のときに、新型コロナの重症病床を12床まで増やしました。
府の要請を受け、今週中にはさらに2床増やそうと努力してますが、手術や入院の延期には異議を訴えています。
【近畿大学病院 東田有智 病院長】
「不要不急の手術なんてないんですよね。当然、今やらないといけないもの、救急に対応しないといけないものばかりで、あなたがもし癌として、手術の予定がされていて『ちょっと待ってください、1カ月先です』と言われたらどうか。『待って下さい』というのは下手したら命を落としてしまうということになる。本当に命の選択になってるわけですよ。役割分担をしないと。高度救急医療をやっている近畿大学病院はこの機能を残さないとね」
感染症予防に!熱めのお湯で淹れた渋い緑茶がおすすめ
緑茶に含まれるカテキン類の、免疫力向上や感染症の抑制作用は確実で、多くの研究により認められています。よく知られているのは、緑茶の抗菌作用です。茶葉の産地では、「緑茶うがい」が推奨されています。【解説】小田原雅人(東京医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科特任教授国際医療福祉大学臨床医学研究センター教授)
解説者のプロフィール
小田原雅人(おだわら・まさと)
1980年、東京大学医学部医学科卒業。同大学医学部第三内科入局後、90年に附属病院助手。筑波大学講師を経て、96年に英国オックスフォード大学医学部に講師として赴任。2000年に虎の門病院内分泌代謝科部長に着任。04年に東京医科大学内科学第三講座主任教授。同大学病院副院長を経て14年より教授、20年より現職。日本内科学会認定医・指導医、日本糖尿病学会認定医・指導医。
- ビューティ
- ヘルスケア
- ファッションスタイル
感染症予防に!熱めのお湯で淹れた渋い緑茶がおすすめ
かぽれ
粉末緑茶なら食物繊維もとれる
注目すべきは、抗がん作用です。狭山茶で有名な埼玉県の、県立がんセンターの研究により「1日に10杯以上緑茶を飲用すると、多くの臓器のがんを予防する」ことが判明しています。
近年は同センターの研究で「茶カテキンが、がん細胞の細胞膜を硬化し活性化を抑制する」という機序も判明しました。
国立がんセンターが行った、男女9万人を19年間追跡調査した研究でも、緑茶を飲む量が多いほど全死亡リスクが低減。前立腺がんは5割、女性の胃がんは3割、発症リスクが低下すると報告されています。
ほかにも、血糖値やコレステロール値を低下させたり、心筋梗塞や脳卒中の誘因となる全身の炎症マーカーを下げたりする作用が明らかになっています。緑茶はまさに、健康飲料の王様といえるでしょう。
茶葉ごととれる粉末緑茶がお勧め。
先述したように、茶カテキンには種類があり、厳密にいえば抽出温度によって、その量の比率が多少変わります。
また、カテキンは本来、日光によく当たった茶葉が有する、渋みや苦み成分です。旨み成分を多くするため日に当たらないように育てた玉露などの高級茶や、抹茶には、含有量が比較的少ないといえます。
普通の煎茶を、ある程度渋みが出るよう、高めの温度の湯で入れ、二番茶、三番茶まで飲むのがいいでしょう。
なかでも私のお勧めは、茶葉の成分ごと摂取できる、粉末状の緑茶です。今はスーパーなどでも、普通に置いてあります。粉茶なら、お湯で入れただけでは抽出しきれないポリフェノールや食物繊維なども、併せてとれます。
緑茶にはカフェインが含まれていますが、妊婦のかた以外はさほど気にする必要はありません。カテキンの血中濃度は1時間ほどで最大になるので、1時間おきに1杯など、ちょこちょこ飲むのがお勧めです。緑茶を積極的に飲んで、健康の維持・向上に活用してください。
jlj0011のblog
日本外交の真髄<本澤二郎の「日本の風景」(4054)
- 2021/04/14 10:22
- コメント1
- 2
- 前の記事
- ホーム
日本外交の真髄<本澤二郎の「日本の風景」(4054)
<アジアに立つ日本=二度と欧米の駒にならない>
日本はアジアに立つ。二度と欧米の駒として、アジアの友人を敵視することはしない。これが戦前史の大事な教訓である。戦後日本が、世界に公約した外交の基本方針でもある。日清・日露戦争の愚を、二度と演じることはしない日本である。世界とアジア諸国民への堅い約束・誓いを死守することが、日本の生きる道でなければならない。
欧米の戦略家の基本は、アジア人同士を戦わせて、漁夫の利を得ることに尽きる。もう二度と繰り返すことはない。日本国憲法の強い立場である。
訪米目前の菅義偉に対する、日本とアジアの断固たる要請であって、この道を日本外交は踏み外してはならない。日本国憲法を尊重・擁護する義務を果たさねば、主権者は日本の首相として容認しないだろう。強く強く指摘しておきたい。霞が関・外務省は原点に戻れ、である。大丈夫だろうか。
ワシントンへの朝貢外交・参勤交代は、日本とアジアは断固としてNOである。
<米中の友人=両者の橋渡し役が自立した日本の国際的使命>
ワシントンと北京の友人らは、米中対立による新冷戦ムードに対して危機感を抱いている。よしんば、一方に非があれば、他方は礼を尽くしての説得が、外交の基本である。いたずらに武器弾薬をひけらかす手口は、前世紀の異物として否定される。
国連は、そこにおいて日本外交に注目、期待することになる。日本は両国とは親しい友人である。友人は、相手の非に対して、遠慮することなく忠告を与える道義的責任を有する。その限りで、北京もワシントンも聞く耳を持っているはずである。
日本外務省と外相・茂木の役割だが、悲しいかな日本の霞が関は、本来の役割を果たしてこなかった。正しくは、官邸の野蛮すぎる外交、すなわち中国を包囲するという怪しげな外交に徹して、大事な道義外交を放棄してきた。
安倍の対トランプ外交は、およそ日本外交とは無縁だった。おそらく北京の悪口を言いふらして、トランプのご機嫌を買うという、実にみっともない彼の祖父そっくりの無様なものだったに違いない。
安倍の中国包囲網構築に対して、実に60兆円を使い果たしたことに、主権者は今も怒り狂っている。相次ぐ首相犯罪だけではなかった。それでもNHKとフジ産経読売は、政権の存続に手を貸し続けた。この恐ろしい言論界の現実に、善良な日本人は、いまもたじろいでしまっていて、言論不信に陥っている。なかには、こうした事実さえも認識できない人たちもいる。
<清和会・神道外交=岸信介のワシントン属国=史上最低の安倍外交>
現在の新聞テレビは、意図的に報道しないようにしているが、森から小泉、安倍の清和会と麻生・菅の清和会亜流政権は、神道政治連盟が基盤となった日本会議政治そのものである。言い換えると、戦前のカルトの国家神道の流れそのものである。
国家主義・全体主義による強権体質、反共主義の神道・天皇主義に特徴がある。A級戦犯の岸信介が、米CIAのテコ入れで政権に就くと、アジアのワシントンの出店に徹し、台湾防衛に肩入れした。戦前の天皇制国家主義そのものだった。反共主義のアジアの基地そのものだった。
166億円もの巨費を使っての天皇後継祭祀は、憲法に違反している。安倍・自公・日本会議の反憲法政権は、それを公然と敢行したのも、神道政治を象徴する出来事だった。
森喜朗の「日本は天皇中心の神の国」という、今日では笑ってしまいそうな信仰を、神道派の安倍らは現在も堅持している。戦後否定された皇国史観が、彼らにとって後生大事な歴史観なのだ。善良な日本人は、到底こうした古代・原始のまやかしの原始宗教についてゆくことは、文句なしに困難である。
いまの皇室が壊れているサマも、いわば当然のことなのだろう。
戦前の悪しき神道外交は、戦後は岸内閣のもとで復活した。存立はワシントンの庇護・属国で、である。悲しい60年安保はそうして実現した。戦前は、それによって広島と長崎に原爆が投下されたようなものである。清和会の新たな許しがたい挑戦は、小泉内閣が用意した。安倍の誕生である。日本に再び、完全なカルトの神道政治が復活した。日本会議に名前を変えて、である。
民意を反映しない、それどころか国民を踏み潰すような改憲軍拡政策を、隣国の恐怖を煽り立てることで強行に推進した。戦争三法はそうして自公によって強行された。そして遂に主権者を丸裸にして、権力にかしずかせるデジタル庁法案が、そそくさと強行実現すると、もはや日本国民は、カルトの神社神道の奴隷になるしかないのである。
史上最低の安倍・日本会議の亜流政権によって、主権者でありながら、身動きできなくさせられる危険性が、現実のものになりうる。誰がこんなことを予想したであろうか。日本は、いま戦後最悪の危機を迎えているのである。
<米国の産軍体制をけん制しながら北京にも堂々の注文>
アジアに立つ日本外交の基礎は、神道というカルトの原始宗教ではない。日本国憲法の平和主義である。右顧左眄しないアジアの国として、米中の争いに割って入り、双方に争いの非を悟らせて、話し合いで問題を解決させる、このことに総力を挙げる日本外交が本物である。
戦後史を紐解けば、ワシントンの死の商人・産軍複合体の暴走は、改めて指摘するまでもない。武器弾薬で始末をつけながら、軍拡の嵐を送り込んで、法外な利益に昇華させる手口だ。もう、人類はこれに辟易させられている。
そんなワシントンに媚びを売る日本外交であっては、断じてならない。米産軍体制をけん制する日本外交が正しい。そうしてこそ北京も、日本に対しての認識を変えるだろう。友人として人権問題が、事実であるのであれば、堂々と指摘して、軌道を修正させる努力を惜しんではならない。
本来の日本外交に徹すれば、尖閣も北方領土問題も直ちに解決するだろう。そこが米軍基地にならないからだ。拉致問題も、そして日朝正常化もたちどころに解決するのである。
<国連外交の旗振り役としてアジアの平和・安定が不可欠>
アジアに立つ日本外交を貫徹すれば、アジアに平和と安定が直ちに実現する。東アジアは繁栄する弧になるだろう。世界経済をけん引するエンジンの役割を日中南北朝鮮が担うことになろう。夢ではない。
改憲軍拡の神道から、平和軍縮の日本が「アメリカの核の傘」から離脱すれば、国連での役割・影響力は大いに高まるだろう。アジアの平和と安定が、世界平和の原動力となる。米国とは軍事同盟の安保条約を、平和友好条約に修正すればいい。
アメリカ議会を説得すれば、不可能なことではない。彼らは聞く耳を持っている。アメリカン・リベラルは、日本の改憲軍拡を喜ぶような政治家ばかりではないのである。
<戦前を引きずる神道(日本会議)の軍事同盟外交をドブに捨てろ>
我々は、この機会に自公を政権から引きずりおろすことで、神道・日本会議の、アメリカに服従する日本を放棄する、自立した独立国の日本に舵を切り替えるのである。
戦前の侵略国家の遺産をドブに捨てればいいのである。天皇も憲法に従って、政教分離原則を貫徹させればいいだけのことである。そうすれば、自動的に改憲軍拡の日米安保の軍事同盟は、大きく変わることになろう。
21世紀の今日においてもまだ、原始宗教の虜にされている日本でいいわけがない。不可解な日本近代化は、これから正常な軌道に乗ることが出来る。隣国との信頼関係が生まれよう。
天皇の政教分離は、政府与党の政教分離を約束するだろう。当然、公明党創価学会も事実上の解体を余儀なくするだろう。
<21世紀の地球牽引役は大陸・半島・列島か>
21世紀の地球の政治経済の牽引役は、欧米からアジアへと移行することになるだろう。アジアの文化は、神道を除くと、大方の思想・宗教も、平和主義を原則にしている。
大陸と半島と列島が仲良く結びつくと、間違いなく世界経済のけん引役となるだろう。外交もまた平和主義が先導することになる。欧米の科学技術で崩壊してきている地球の再生も、自然重視のアジア主導のもとで可能となるだろう。
経済的にほどほどに繁栄するアジアは、地球の平和にも貢献することになろう。いいことずくめも、確かな現実になるかもしれない。アジアの夢を、世界に発信できるかもしれない。単なる夢幻ではない。それも日本外交を正常化することで、実現する可能性が大きいのである。清和会の神道政治から、オサラバさせればいい。それだけのことである。
2021年4月14日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
- ビジネス
- 三陽商会 5期連続の最終赤字、英バーバリー契約終了後から不振が続く
三陽商会 5期連続の最終赤字、英バーバリー契約終了後から不振が続く
2021/04/14 11:20
(株)三陽商会(TSR企業コード:290059666、新宿区、東証1部)は、2021年2月期(連結)が16年12月期から変則決算を含めて5期連続の最終赤字だった。15年6月の英バーバリーのライセンス契約終了後から販売不振が続いている。21年2月期はコスト削減や銀座の不動産を売却したが、新型コロナの影響が重く、希望退職者募集による特別損失の計上も響いた。
4月14日に発表した21年2月期(連結)の業績は、売上高379億3900万円、営業利益89億1300万円の赤字、最終利益49億8800万円の赤字だった。商品在庫の圧縮や仕入コントロール、ECの強化を進め、人件費の抑制、不動産賃借料の減額交渉などコスト削減に注力した。しかし、主販路の百貨店を中心に実店舗は、新型コロナの影響で来店客数が落ち込んだ。
三陽商会は、20年12月と追加で21年1月に希望退職者の募集を実施。1月の募集では180名が応じた。組織の構造改革などに注力しているが、バーバリーに続くブランド育成に課題が残っている。
同日公表した22年2月期(連結)の業績予想は、売上高440億円(前期比15.9%増)、営業利益1億円、最終利益0円を計画している。』
4月14日に発表した21年2月期(連結)の業績は、売上高379億3900万円、営業利益89億1300万円の赤字、最終利益49億8800万円の赤字だった。商品在庫の圧縮や仕入コントロール、ECの強化を進め、人件費の抑制、不動産賃借料の減額交渉などコスト削減に注力した。しかし、主販路の百貨店を中心に実店舗は、新型コロナの影響で来店客数が落ち込んだ。
三陽商会は、20年12月と追加で21年1月に希望退職者の募集を実施。1月の募集では180名が応じた。組織の構造改革などに注力しているが、バーバリーに続くブランド育成に課題が残っている。
同日公表した22年2月期(連結)の業績予想は、売上高440億円(前期比15.9%増)、営業利益1億円、最終利益0円を計画している。』
長年に亘るバーバリーのネームバリューが、日本人に浸透していたと言えます。
Made-in-Englandは、最近中国の工場で、製造されているそうですが。
- ニュース
- 社会
- 医療機関に勤務の女性、ワクチン接種後に感染判明…全身に倦怠感
医療機関に勤務の女性、ワクチン接種後に感染判明…全身に倦怠感
2021/04/14 12:03
群馬県内の新型コロナウイルス感染確認者は13日、新たに20人増加し、このうち高崎市の30歳代女性は、ワクチン接種後に感染が判明した。累計では5309人(101人死亡)となった。県が確保している病床の稼働率は19%。
ワクチン接種を受けた後の感染が明らかにされたのは県内初で、高崎市の発表によると、女性は市外の医療機関に勤務し、9日に全身に倦怠けんたい感があり、12日に感染が分かった。市は「ワクチンの接種後も感染リスクがゼロになるわけではない。引き続き感染防止対策が必要」としている。
新たな感染確認者は、前橋市で7人、富岡保健所管内で4人、太田市、伊勢崎市でともに2人、高崎市、桐生市、大泉町、玉村町、館林保健所管内で1人ずつだった。
県は13日、最近の海外渡航歴がない20〜50歳代の男女5人が、海外で流行中の変異型に感染していたと発表した。海外で流行する変異型の感染者は、県内で23人となった。
特集一覧
大阪府職員「感染の頂上見えず怖い」 想定外の急拡大に危機感
- 社会
- 速報
- 大阪
毎日新聞 2021/4/13 20:55(最終更新 4/13 21:44) 1436文字
あべのハルカス周辺=大阪市阿倍野区で、本社ヘリから
感染のピークが見えない――。大阪府で13日、新型コロナウイルスの新規感染者が1000人を超え、コロナ対策を担う府庁内には危機感が広がった。府は対策本部会議を14日に開催することを急きょ決定。大学でのリモート講義の実施や学校のクラブ活動自粛などの感染対策をさらに強化する方向で検討している。
府によると、13日までの1週間の感染者は計6283人に上り、前週の4161人の1・5倍となった。減少の兆しが一向にうかがえない状況に府幹部は「1000人台は覚悟していたが、いまだに感染の山の頂上が見えないのが怖い」と漏らす。新型コロナ対策を担当する職員も「衝撃的な数字だ。2月末をもって緊急事態宣言が解除された時にはこれほどになるとは想定していなかった」と打ち明けた。重症患者用の病床も満床に迫り、「今までの『波』ではなかったほどの緊迫感に襲われている」と声を絞り出した。
吉村洋文知事は13日、「感染は拡大を続けている」として当面は感染増加が続く可能性に言及した。
大阪市にまん延防止等重点措置が適用された際には「4人以下でのマスク会食の徹底」を促し、複数人での会食自体は容認する姿勢を見せていた。しかし、この日は「酒を飲む場所、感染リスクが高い場所は避けてほしい。マスク会食だからといってどんどんして、とは思わない」と会食自体を控えるよう要求。「人と人との接触を避けてほしい。生活維持に必要な外出以外は控えて」と呼び掛けた。【石川将来、堀祐馬】
専門家「2000人まで拡大」の可能性指摘
大阪府で新型コロナウイルスの新規感染者が1000人を超え、新たなステージに入った。専門家は感染力が強いとされる変異株の影響が大きいと分析し、5日に適用が始まったまん延防止等重点措置の効果が弱ければ、感染者が2000人まで拡大する可能性を指摘している。
府が7日の対策本部会議で示したシミュレーションでは、3月31日以降、前週比2倍で増えた場合、14日時点の感染者は1426人に達し、その後も増加が続くと想定されていた。
関西大の高鳥毛敏雄教授(公衆衛生学)は、「第1波から第3波まではピークの感染者が2~3倍で増えている。まん延防止措置の効果にもよるが、第3波のピーク(654人)の3倍の2000人前後まで増加する可能性がある」と懸念する。ただ、実際は感染者の増加スピードは徐々に落ちており、1週間の累計感染者数の前週比は、3月末から4月初めにかけて2倍を超えていたが、13日には1・5倍にまで下がっている。高鳥毛教授は「飲食店への見回りなどを始めたことが功を奏している」とみる。
吉村洋文知事が要請を検討している緊急事態宣言については、専門家の間でも評価が分かれた。高鳥毛教授は「宣言に頼りすぎるのは良くない。専門知識のある保健所の監視員が飲食店に感染対策を指導するなど、きめ細かく質の高い対策を行うべきだ」と話し、宣言よりもまずはポイントを絞った対策を取るよう訴えた。
関西福祉大の勝田吉彰教授(渡航医学)は「1000人を超えるのは予想の範囲内だが、変異株の力をまざまざと見せつけられている。どこまで感染者が増えるのか、想像もつかない」と危機感を募らせる。「感染増加の角度を鈍化させることがまん延防止措置の効果だ」とした上で、「病床が逼迫(ひっぱく)しており、感染者の増加スピードをさらに早く鈍らせる必要がある。そのためには緊急事態宣言も必要になるだろう」と理解を示した。【近藤諭】