教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

変異株猛威、若年も重症化=コロナ急拡大の大阪府

2021年04月20日 22時19分11秒 | ニュース
変異株猛威、若年も重症化=コロナ急拡大の大阪府
時事通信2021年04月20日20時04分

 新型コロナウイルスの感染拡大により政府に緊急事態宣言の再発令を要請した大阪府。3月20日以降、重症者が急激なペースで増加を続け、確保病床を一気に上回った。英国で流行する変異株の影響が大きく、重症者に占める若年層の割合も高まっている。
 府内の重症病床(259床)はほぼ満床で、60人の重症者が軽症・中等症病床で治療を続ける。その軽症・中等症病床も実質的な使用率は約85%に達し、入院調整が厳しさを増している。
 府などが実施する抽出検査では、感染力の強い英国型の「N501Y」変異株の陽性率が2月中旬から上昇。4月上旬には約8割に達した。
 抽出検査で陽性だった約3500人の症状を府が分析した結果、重症化率は3.8%と「第3波」より0.6ポイント上昇していた。重症者に占める50代以下の割合は18ポイント増の約35%と大幅に拡大した。
 変異株陽性者に占める10代以下の割合も9ポイント増の約19%と高く、府は小中高校、大学でのクラブ活動を制限するなど対応を強化する。吉村洋文知事は「変異ウイルスの感染速度は速い。基礎疾患のない若年層も重症化する傾向にある」と警戒を呼び掛けている。 
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九州大医学部時代にアイドルに 秋山ありす、国家試験不合格を振り返る〈週刊朝日〉

2021年04月20日 21時21分28秒 | アイドル

九州大医学部時代にアイドルに 秋山ありす、国家試験不合格を振り返る〈週刊朝日〉

AERA dot.

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九州大医学部時代にアイドルに 秋山ありす、国家試験不合格を振り返る〈週刊朝日〉
形成外科医 秋山ありすさん (本人提供)

「アイドルに未練はない」と話すのは、元アイドルの形成外科医・秋山ありすさん。県立修猷館高を卒業後、1年間の浪人を経て九州大医学部に進学。2011年から6年間、福岡市を拠点とするアイドルグループ「LinQ」の1期生として活動した。現在は大学病院に勤務する。学生時代を振り返り、今を語る。

【国公立大医学部 現役合格者数ランキングはこちら】

*  *  *
 幼いころ、気管支が弱くてよく病院に行ったんです。母も体が弱く、助けてあげたいと思いました。そこから「お医者さんになりたい」と考えるようになりました。

 修猷館高では、2年時から30人ほどの医学部進学クラスに入りました。OB・OGの医師に講演してもらったり、病院を訪問したりしました。

 でも、医師になることを意識した生活は送っていませんでしたね。ESS(イングリッシュ・スピーキング・ソサエティー)部の部長を務め、スピーチコンテストで賞をもらってニュージーランドに短期留学するなど課外活動に熱中していました。

 修猷館は学校行事に力を入れています。運動会は夏休みも練習するほど。運動会の幹部が「なんで本気でやれないんだ」と言うと、私も「本当にそうだ」と本気で泣きました。高校でしかできないことに取り組みました。

 地元の九州大を受け、結果浪人しましたが、3年間高校生活を満喫したので後悔はありませんでした。クラスメートも多くが浪人したので、励まし合いながら勉強を頑張れました。

 アイドルは九州大に入って始めました。妹が私も一緒に応募したからです。私は大学を卒業してやめるつもりでしたけど、医師国家試験に落ちてしまって。どうするか悩みましたが、ファンの方々に正直に結果を公表して活動をお休みにし、合格後にアイドルを卒業することにしました。

 そしたら不合格の話がニュースになり、全国に恥をさらしてしまい、ネットで「学生の本分はどうした」と厳しい評価を頂きました。励ましの言葉もあって何とか1年後に合格できました。

 アイドルは人のQOL(生活の質)を上げていくために存在していると思います。形成外科医も同じです。患者様に「手術してよかった」と思ってもらえる魅力にとりつかれています。アイドルに未練はないです。将来は美容の分野で人の喜びに関わっていきたいです。

 医者になっても辞めてしまう人が多いです。お金を稼ぎたい、成績が良いという理由だけで医者を目指すには、責任が重く、つらいことも多いです。「誰かのために医者になりたい」と思う人に臨んでほしいですね。

※週刊朝日  2021年4月23日号

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2021/04/20

2021年04月20日 17時42分07秒 | デジタル・インターネット


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jlj0011のblog やくざ減少は大噓<本澤二郎の「日本の風景」(4060)

2021年04月20日 14時11分18秒 | 国際・政治

jlj0011のblog

やくざ減少は大噓<本澤二郎の「日本の風景」(4060)
2021/04/20 08:37コメント11
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暴力団減少は大嘘<本澤二郎の「日本の風景」(4060)

<やくざ強姦魔を逮捕した実績がない!警察の垂れ流しの朝日記事>より、転載させて頂きました。

 信頼度NO1の朝日新聞が、兵庫県やくざが激減したと報じた。本当だろうか。確認不能であろうに。警察による嘘の垂れ流しではないだろうか。県の条例による成果だもと吹聴している?そんなに簡単ではない。

 ちなみに、やくざの本業はやくざ同士の殺し合いではない。魅力的な女性をレイプ、性奴隷にして、左うちわの優雅な生活を送ることが本業である。「木更津レイプ殺人事件」を徹底取材して分かった。この性凶悪事件の犯人は、市民に姿を変えて、介護施設を堂々と営業している。現在も、である。公明党創価学会の冠もかぶっている。殺害された美人栄養士は、熱心な池田大作ファンだった。やくざも様々である。油断大敵であろう。

 ともかく、警察も公安委員会も出鱈目で、いい加減な組織である、とこの機会に弾劾したい気分である。最近まで山口県公安委員に、安倍側近の坊主が就任していた。彼は全国私立幼稚園連合会の会長として、4億円の使途不明金を出していたボスだ。悪党が公安委員なのだから、警察の監視など出来るわけがない。

 米ハリウッド映画には、マフィアと警察の癒着は当たり前に取り上げられているが、先ごろ菅の地元横浜で同じような事件が発覚して、国民を驚かせた。事情通は「日本のやくざと警察も同じだ」と断言している。やくざ事件から逃げる日本警察なのだ。

<被害者は警察に通報したくても通報できない!>

 警察に通報せず、仏壇の前で祈り続けた被害者の「木更津レイプ殺人事件」は、特殊な事例ではなかった。相手がやくざでは、日本の警察も逃げてしまうという現実を、日本の女性は知っているのである。

 やくざ担当の警察官は、仕事と称してやくざの店で飲み食いしている。それも日常茶飯事である。警察を頼りたくても、頼れないという現実を、強姦被害者は知っているのである。

 被害者の女性は「やくざの女」と世間に知られると、もはや生きてゆくことは出来ない。たとえ信仰者でも、それは不可能である。「木更津レイプ殺人事件」の教訓は、如何にも残酷すぎる。

 朝日新聞木更津通信部の記者に通報したが、警察が動かないと記事にできない、と逃げてしまった。東京新聞にも声をかけたが同じだった。木更津市議会の共産党控室にも連絡したが、駄目だった。自ら体験したことである。やむなくblogや雑誌で、この不幸な事件を書きまくっている。それでも多くの日本人は、支援の手を差し伸べてはくれない。第一、被害者の遺族が母親の不幸から、これまた逃げまくっているのである。

<やくざと癒着している警官がぞろぞろいるよ!>

 最近、不思議な話を聞いた。彼は300人ほどの印刷会社で一人だけ68歳まで働いた。他の従業員は定年60歳なのに、彼だけ特別扱い。しかも、会社からは車も、高給もいただいていた。

 理由は、彼がやくざの親分と親しかったせいである。どういうことか。会社のトラブルの処理に、やくざを動員することで、いとも簡単に決着をつけることが出来るからだという。びっくりである。

 彼はまた、まず警察のやくざ事件捜査は成功しないと断定した。事前に捜査情報がやくざの親分の耳に入るためだ、とも。中国語に無法無天という言葉があるそうだが、まさに日本は無法無天の国なのである。

 これらは初耳である。企業は問題が起きると、やくざに仲裁を頼むのだ。警察ではないのである。企業もまた、警察を信用していないことになる。そうしてみると、国の公安委員会や全国の警察をまとめている警察庁、それに自治体の警察本部は何のためか。

 国民は大金を払って警察に期待してきているのだが、実際は違うのである。彼らを、国民は大金を払って、遊ばせていることになる。いまの国家公安委員長は、菅義偉もよく知る小此木八郎だ。菅が仕えた小此木彦三郎の倅である。

 主権者は、このことにどう対応すべきなのか。自警団で身を守らないといけないのか。私刑を常態化させることになるのか。このさい、警察機構を行革で廃止するしかないのか。悲しい日本である。やくざが激減する?などありえないだろう。朝日は記者訓練をしていないのか。

 いつも電話をくれる友人は、朝日と日刊ゲンダイの読者である。彼も相当包丁を砥石で研いでいないと、時に騙されることになるのかもしれない。 

<市民に姿を変えた「木更津レイプ殺人事件」捜査から逃げる千葉県警>

 入れ墨したお兄ちゃんが銀座を闊歩している?と思い込んだりしている国民もいるようだが、さにあらず、である。彼らも賢い。普通の市民に姿を隠して、当たり前の市民生活をしながら、常に牙を磨いているのである。

 「木更津レイプ殺人事件」の被害者の美人栄養士は、やくざ浜名のヘルパーの配下の、同じ信仰仲間から「手伝って」といわれて、バイトを始めた。秋田から、実家の老いた戦争未亡人の介護のために、故郷に戻っていたところを、やくざの手先に捕まってしまったのだ。

 不運というべきか。同じ信仰仲間の信頼関係は、第三者には見当もつかないほど結びつきが強い。やくざはそれを知っていて、自らもやくざから足を洗って、まともな市民を演じて、妻に介護施設をさせている、そこに美人栄養士は引きずり込まれてしまった。しかも彼女は、母親も亡くして瀟洒な住宅に一人で住んでいた。まさに狼にとって、最高においしい「赤ずきんちゃん」だったのだ。

 入れ墨が好きな人間がいるだろうか。多くの女性も男性も気持ちが悪いと思うのだが、やくざはそれが強姦事件には好都合な武器なのだ。普通の女性は硬直して声も上げられない。強姦七つ道具を駆使して、蜘蛛がありったけの粘着力のある糸で身動きできなくさせるのに似ている。携帯電話を使って四六時中、コントロールする。「いうことを聞かねば、お前の家族をぶっ殺す」といったやくざ言葉を浴びせれば、逃げ出すことなど出来ない。

 そうしたやくざの強姦殺人事件捜査から逃げる、警察と報道関係者の日本は、正に無法無天の日本と断じたい。 

<兵庫県警調べが本当であれば、全都道府県で同じ条例つくれ!>

 例えばだが、朝日記者がいうように兵庫県の条例の威力だと仮定して、それを45都道府県が同じ条例、ないしは国家公安委員会か法務省が1本の法律を作れば、日本列島からやくざは生きられなくなるという?

 ありえないだろう。それでも本当なら、朝日はこの条例制定のキャンペーンを張って、成果を出せれば、読者が元に回復するだろう。どうだろうか。朝日編集局長の決断を期待したい?

<やくざ追及から逃げている新聞テレビはどういうことか!>

 日本は法治国家である。戦前からである。何事も法律によって、国も社会も家庭も動くことを原則にしている。

 やくざは、法治を無視して存在している悪党の集団である。フィリピンのドゥテルテ大統領のように、入れ墨男を片っ端から拘束してしまえば、世の中は安全で明るくなる。彼らに人権などない。そんな悪党の現状を報道する勇気が、新聞テレビに求められている。

 福岡県警でやくざの取り締まりに成果を出したという正義の士を、日本国首相にすることも、大事なことだろう。やくざに屈しない首相と法相のコンビを、全国民が真剣に考える時期ではないだろうか。

 同時に、やくざに屈する県警本部長・署長・マル暴担当刑事を、即座に首にする制度設計も必要だろう。どうだろうか。やればできる!

<伊藤詩織さん強姦事件にも手を出さない与党女性議員>

 夫を自殺に追い込んだ財務省・安倍麻生に対して、怒りの声を上げた赤木夫人は立派だ。もう一人のTBS強姦魔に屈しないジャーナリストの伊藤詩織さんもすごい。二人とも当たり前の人間の道を突き進んでいるのだが、それでも多くの国民は頭を垂れる。ことほど日本の女性は、男尊女卑・半封建性の社会ゆえに評価を受けることになる。

 伊藤詩織さんのケースは、やくざではないにしても手口は大胆で、やくざ的である。酒や薬物で女性の人格を奪うという男は、人間の道に外れていて、ゴミである。しかも、反省も謝罪もしていないのだから、これはもうお話にならない。刑事事件で真っ当な判事の手で、始末すべきだろう。

 この伊藤事件についての国会の女性議員の対応が解せない。特に自民公明の議員が、沈黙しているのが許せない。野党議員にしても法務省をつるし上げて、強姦の最高刑を死刑にするくらいの法改正をなぜしないのか。猛省を促したい。

 明日は、もう一人の勇気ある女性のことを紹介したい。自立する女性が、日本を変えるこの国の原動力である。

2021年4月20日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

(朝日)兵庫県内の暴力団勢力が2020年末時点で770人となり、12年連続で過去最少となった。県警が発表した。県暴力団排除条例の施行から今年4月で10年。暴排活動の広がりで資金獲得活動(シノギ)が難しくなり、組織離れが進んでいる実態がうかがえる。ただ、特定抗争指定暴力団の山口組と神戸山口組はいまだ対立抗争状態にあり、県警は警戒を続けている。

ヤクザの人数が“史上最少”に! 元極妻が語る、「暴力団員が ...
https://www.excite.co.jp/news/article/Cyzowoman_2

投稿者:ヤクザの情婦にされた妻の夫

2017/01/25 09:55:43 (0w9wcznjこの前、私は妻から衝撃的な告白を受けました。私の妻がヤクザの情婦にされてしまたのです。妻は31歳168センチ 肉感的な体をしています。内容は、ある日マンションの回覧を届けに5軒隣の部屋に行った時、その部屋の男に犯されてしまったのでその男は、お茶でもどうぞと部屋に招き入れ、妻も毎日の挨拶で顔は知っていたので安心して、近所づきあいと思い部屋に上がってしまったそうです。お茶を飲みながら30分くらい世間話をして油断した所で、ソファーに押し倒されたそうです。その頃、私は何も知らずに会社で仕事をしていて、8時間近くも犯され続けていたそうです。その日以来、真面目な妻は誰にも相談できず、平日は殆ど毎日その男の要求にこたえ、半年も抱かれ続けていたのでした。間抜けな私は半年もの間、妻がその男に抱かれ続けていたことに気づかなかったのです。自分と妻がこんな災難に逢うとは夢にも思っていなかったのです。私がもっと注意して居れば気が付いた筈なのに・・・。

本澤先生、おはようございます。

ツイターの常連?者が創価、公明党に宣戦布告?ですか? 八千代、青柳

君に届け!滑稽新聞@空気を変えるさん(@akasakaromantei)が2:27 午後 on 日, 4月 18, 2021にツイートしました:
今までギリギリ気を使ってたけどさ、もう創価学会には遠慮しない。怒ってます。はっきり言ってぶち切れてます。反社の片棒をかつぐ思考停止の信者には仏罰でもなんでもくだればよい。
(https://twitter.com/akasakaromantei/status/1383653426219810818?s=03) 

警察正常化協議会(警正協)

keiseikyo.blog.jp/?p=31

2019/11/04 · 警察正常化協議会(警正協). 警正協とは、デタラメ警察を監視し、不正を追及・糾弾する、真に国民のためになる日本警察の実現を目指す、民間警察監視組織(任意団体)です。. 「警察正常化協議会(警正協・けいせいきょう・KSK)」. 代表 大河原宗平 ...

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桃子
2021年04月20日 09:51

私たち自身が自分の運命の支配者なのだから、私たちは如何なる支配構造にも属してはいないのである。あなた方がどのような夢を見ようと、あなた方には創造主から与えられた、能力を一杯に生かして生きる権利がある。政府、金融システム、許認可、国家間障害、宗教的障害、特に宗教が大きいものと見られるが、全てが、まるで見えに見えないもののように、巧妙に、微妙に人々を支配し、奴隷化する手段なのである

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岩田健太郎医師が日本のコロナ対策に苦言 「第4波は来るべくして来た」

2021年04月20日 13時59分18秒 | デジタル・インターネット

岩田健太郎医師が日本のコロナ対策に苦言 「第4波は来るべくして来た」
AERA dot.2021年04月20日08時00分

岩田健太郎医師が日本のコロナ対策に苦言 「第4波は来るべくして来た」
 新型コロナウイルスの第4波が本格化している。AERA 2021年4月26日号で、感染症専門医の岩田健太郎医師が、日本のコロナ対策の課題を語った。

*  *  *
――日本国内でも従来のウイルスよりも感染力が高い変異株が急速に増え、新型コロナウイルス新規感染者の増加が続いている。神戸大学大学院教授で感染症専門医の岩田健太郎医師は、この第4波は「防ぎようのない自然現象として起きたわけではない」と指摘する。

 第4波の到来を防ぐチャンスはありました。国内で最初に変異株への感染が報告されたのは昨年末でした。その際、水際対策や、変異株に感染した人と濃厚接触者に対する疫学的な調査を、徹底的に強化するべきでした。当時は「変異株はまだ面的な広まりがない」といった理由で、海外に比べれば緩やかな対策しかとられませんでした。しかし、山火事と同じで、面的に広がっていない時こそが消火のチャンスだったのです。新規感染の半数以上を変異株が占めるまで広まってから抑え込もうとしても無理です。

■人との接触で感染増

――「第4波は来るべくして来た」という。なぜか。

 単純なことで、それは対策を緩めたからです。十分に感染が抑えられていない段階で、第3波の緊急事態宣言を解除してしまいました。当たり前ですが、対策を緩めて人と人との接触が増えれば、感染は増えます。

――さらに、とられた対策自体の甘さも指摘する。

 第3波がなかなか収まらなかったのは、感染者数や重症患者数が第1波、第2波よりずっと多くて山が高かったのに、対策が1回目の緊急事態宣言の時よりも全体的に弱い内容だったからです。しかも、会食や旅行を推奨するGo Toキャンペーンが続き、なかなか緊急事態宣言が出ませんでした。

――岩田医師は、「緊急事態」にあるというメッセージが国民に伝わらなかった、とみる。

 人出の減り具合は鈍りました。「自粛疲れ」と言われますが、個人の「行動変容」に頼っているようでは、感染対策はうまくいきません。もちろん、一人ひとりに感染を防ぐ行動をとってもらうことは大切ですが、そのためには、政府や自治体のトップが、矛盾のない明確なメッセージを出す必要があります。

 第3波の際にGo Toによって矛盾したメッセージを出し、失敗したにもかかわらず、また第4波でも聖火ランナーを走らせる、緊急事態宣言は出さずに「まん延防止等重点措置」で済ませる、といった対策や活動が続いています。責任ある政治家が断固として感染を抑える決意をしているようにはとても見えません。いくら不要不急の外出を控えて下さいと訴えても、人々の心には響きません。

■政府は具体的な目標を

――問題視するのは、具体的な目標を打ち出さない政府の対応だ。

 そもそも、政府がどのような状態を目指しているのか、目標がわかりません。菅義偉首相は「国民の皆さんの命と健康を守り抜く」「新型コロナウイルス感染症を一日も早く収束させます」と言いますが、抽象的で、人によって解釈が変わります。

 感染者ゼロを目指すのか、それとも1日の感染者数が数百人程度になればそれでよしとするのか。具体的な目標を明らかにするべきです。

――国内の新型コロナウイルスによる死者はすでに9千人を超えている。岩田医師は、「感染者増加に4週程度遅れて死者の報告が増加するので、死者が1万人を超えるのは時間の問題」という。

 これだけ大勢の死亡者が出ている国は東アジアにはありません。米ジョンズ・ホプキンズ大によると、日本の人口10万人あたりの死亡者数は7.53人。韓国(同3.45人)や中国(同0.35人)などと、差が大きくなってきています。

 亡くなった方の多くは高齢者です。経済を回すにはある程度は高齢者が亡くなるのは仕方ない、という目標も、理論的にはあり得るでしょう。もし責任ある政治家がそう考えているなら、きちんと国民に、日本の経済を守るためにこうしたいと説明し、国民の納得を得るべきです。

 しかし、実際には、上っ面のきれいごとしか言いません。具体的な目標を掲げると、達成できなかった時に失敗したと非難されるからでしょう。責任を回避するような態度からは、経済界などにも忖度しながら何となく落としどころが見つかればいいといった、やる気の無さしか感じられません。

――東京五輪開催まで100日を切った。だが、収束までのロードマップはない。

 東京五輪・パラリンピックについてもいまだに「開催する」と言うだけで、感染状況がどうなったら、どのような形態で開催できるのかを責任者は誰も明確にしません。

 観客を一切入れず、選手と関係者だけにすれば開催は不可能ではないかもしれません。ただし、それでは、「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証し」としての開催にはなりません。しかも、今のような国内の感染状況では、危ないから選手団を派遣できない、という国も出てくるかもしれません。

※【後編】<「日本も感染ゼロを目指すべき」 岩田健太郎医師が提案する都道府県ごとのコロナ対策>へ続く

(構成/科学ジャーナリスト・大岩ゆり)

※AERA 2021年4月26日号より抜粋

😶 
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人気のアサヒ「生ジョッキ缶」が販売スタート 日本人は“泡”に憧れを感じている?

2021年04月20日 13時52分44秒 | 食・レシピ
 

人気のアサヒ「生ジョッキ缶」が販売スタート 日本人は“泡”に憧れを感じている?

人気のアサヒ「生ジョッキ缶」が販売スタート 日本人は“泡”に憧れを感じている?

アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶。泡立たせるコツは“温度”にある

(デイリー新潮)

 アサヒビールの「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」は、蓋を開けるとモコモコとした泡が立つユニークな新商品である。4月6日にコンビニエンスストアで先行販売されるも、注文殺到のため翌日には出荷停止になっていた。いよいよ20日からは、スーパーなど全小売業での販売が始まるというが、なぜ日本人はこれほど“泡”に魅せられるのか――。

 ***

「生ジョッキ缶」は、従来の缶ビールと異なり、蓋をひっぱり開ける造りになっている。4〜8℃の推奨温度が設定されており、冷やし過ぎると泡が立たず、ぬるすぎると逆に吹きこぼれてしまう。泡の秘密は缶の内部の構造にある。

「“自然に泡を立たせる”ために、特殊な塗料を吹きかけています。この塗料が生む小さな凹凸によって、缶を開けた振動で泡が立つ仕組みです。現在特許を申請中の仕組みです」(アサヒグループホールディングス広報)

 気になる味だが、基本的には従来のスーパードライと同じ。が、泡があることによって口当たりが滑らかになり、普段の缶ビールとは違った印象を楽しめる。その名のとおり、お店で飲むジョッキの味わいだ。

 さぞ、コロナ禍での家飲み需要を狙って開発した商品化と思いきや、さにあらず。開発にはおよそ4年を要し「この時期の発売になったのはたまたま」(広報)だそうだ。

 価格はオープン価格で、先行販売されていたコンビニの価格は219円(税込)。普通の「スーパードライ」と同じである。ただし泡が立つぶん、340mlと微妙に内容量は少ない。

「生ジョッキ」の空き缶にビールを注げばそれなりに泡が立つという使い方もネット上には散見され(アサヒは「商品本来の泡立ちでない」と非推奨のようだ)、そもそも《缶ビールはコップに注ぐ派だからあんまり関係ないんだよね》なんて声もある。とはいえ、世の酒飲みの注目を集めている商品であることは間違いない。

専門家は「蓋」にも注目

 その道の専門家は「生ジョッキ缶」をどう見るか。1980年代から清涼飲料水評論家として活動する清水りょうこ氏は「蓋」に注目する。

「以前、おしるこなど具のある飲料について、なぜ『パッ缶』(フルオープンになる缶)で作らないのかを飲料メーカーに尋ねたことがあります。『開けた後の蓋の切り口が危ないから』というのが答えでした。『生ジョッキ缶』はその問題をクリアしていることに可能性を感じますね。この蓋を使えるのであれば、たとえば、飲み終わったあとにコーンが残ってしまうコーンスープ商品などに応用がききます。あれ、ぜったい10粒は残ってしまうじゃないですか……」

「生ジョッキ缶」は、缶飲料で初めてダブルセーフティー蓋を採用している商品でもある。パスタソースの缶などにも使われているこの蓋は、缶の開け口が鋭利にならず、口をつけてもケガの心配が少ない優れものだ。

“泡”についてはどう見るか。

「ちょっと古くなりますが、2003年に友枡飲料が発売した『こどもびいる』が、ビールのように泡が出るソフトドリンクとして話題になったのを思い出します。これは『生ジョッキ缶』とちがい、ビンに入った飲料をグラスに注ぐと泡が立つ飲み物です。追随する商品も登場し、商標権が絡むトラブルもあったほど。『子どもにビール飲ますなんて』と批判もあがりました。さらに遡れば、明治製菓が1975年に売り出した『プクプク』という商品も。固形入浴剤のような仕組みで、プクプクを入れたグラスに水を注ぐと泡が立ち、魚や船の形をした飴が浮かんでくる飲み物でした。溶けた後は少し炭酸っぽい感じになったような気がします」

 泡にときめくのは、大人も子供も同じ、といえるだろうか。

「泡」に対するあこがれ

 そもそも、ビールに泡を求めるのは日本人ならでは、という見方もある。正確な調査データはないものの、ネットには《日本だと7:3で泡があるけど、海外(欧米)だと9:1くらいの泡の量》といった経験談ほか、韓国のビールを、

《炭酸が弱く、苦味も少ない。そして、泡が出ないことが日本のビールとの違い(中略)あふれるギリギリまでビールを注がないと文句を言われる。泡はビールではない、という認識が一般的なのだろう》(17年9月18日付「NNA ASIA」)

 と分析した現地記者のレポートもある。たしかに海外旅行先でビールを頼んで、日本の“黄金比”ビールが出てくることは珍しいのではないか。

「ビールの泡は、温度をキープする役割があると聞いたことがあります。そもそも海外のビールは日本ほど冷たくして飲まないといいますから、そういった事情もあるのでしょう。今も炭酸ガス入りの入浴剤は定番ですし、シャンパンもセレブたちは『泡』と言いますね。もしかしたら日本人は、泡に対する潜在的な憧れがあるのかも。大勢で生ビールで乾杯し、口の周りについた泡を笑い合う……。そんな日常が今は難しくなりました。『生ジョッキ缶』が受けたのには、そんなことも背景にあるのではないでしょうか」

デイリー新潮取材班

2021年4月20日 掲載

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東スポが社員100人リストラ “入社2年目で年収1200万円”高給で知られた会社が危機の理由

2021年04月20日 10時03分16秒 | デジタル・インターネット
 

東スポが社員100人リストラ “入社2年目で年収1200万円”高給で知られた会社が危機の理由

 宇宙人や人面魚の存在を暴くなど、独自の“笑撃”スクープを飛ばし続けてきた「東京スポーツ」が今、笑えない事態に直面している。

「3月末に希望退職者を募集するという社内メールが届き、『ついにウチもか』と暗いムードが漂っています」(50代記者)

 希望退職者の対象は45〜59歳の160人。社員約350人のうち100人、全体の3分の1近くをリストラするという。

 4月7日に東京・江東区の東スポ本社近くで行われた説明会には約100人が出席。経営陣4人、弁護士2人が従業員に向き合った。

「怒号が飛び交うこともなく、静かに進行しました。プロジェクターに収支の数字などを映して弁護士が説明していたが、それが小さくて見えない(笑)。『大きな見出しで笑わせろ!』と言われて来たので、オイオイ!ってな感じでしたね」と出席者は苦笑する。終了後は人材斡旋会社による再就職の説明。再建案は一切、示されなかったという。


©iStock.com

全盛期は入社2年目で年収1200万円

 実は東スポは紙媒体全盛時代、期末の臨時を含め年に4回もボーナスが支給されるほど高給で有名だった。

「90年代中頃は、入社2年目の年収が1200万円。それがピークで、今はその半分ぐらい。19年5月の決算では純利益が約20億円の赤字、総資産は約65億円しかなく、会社側から『あと2〜3年で潰れる』と告げられました」と明かすのは40代後半の記者だ。

「“紙神話”に頼りすぎていたんです。76年から代表取締役を務める太刀川恒夫会長(84)の方針もあり、デジタルシフトが遅れたのが決定的な経営ミス。昨年6月からやっとネット記事に力を入れ始め、デジタル部門の売上が3倍以上伸びたので、経営幹部は手柄顔をしていますが、焼け石に水ですよ。一方、デジタル部門に若手を配置したことで、40歳を境とする世代間対立も起きています」(同前)

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吉村大阪府知事の「見回り隊」に非難ゴウゴウ アルバイト大量動員、警察同行など「強権過ぎる」 

2021年04月20日 09時50分33秒 | ニュース

吉村大阪府知事の「見回り隊」に非難ゴウゴウ アルバイト大量動員、警察同行など「強権過ぎる」 

 

今西憲之dot.
見回り隊が配るチェックシートなど
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見回り隊が配るチェックシートなど

 大阪府の吉村洋文知事は4月20日にも新型コロナウイルスの感染拡大のため、3度目の緊急事態宣言の発出を政府に要請すると発表した。

【写真】大阪の「見守り隊」が飲食店に配っているチェックシートはこちら

 大阪府は新規感染者数が6日連続で1000人を超え、18日には過去最多の1220人を記録。19日も月曜日としては過去最多の719人だった。

 
 重症病床使用率は100%に達し、滋賀県に応援を求めるなど逼迫した危機的な状況だ。大阪市でコロナ患者の治療に当たっている医師は苦悩の表情でこう話す。

「人工呼吸器を使用するかどうか、決断が迫られる。人工呼吸器が必要な患者さんが多すぎて、人手が足りない。年齢が若い人の方が回復の可能性が高い。重症化した高齢者のご家族には事情を説明し、ご理解をいただかないといけない事態です」

 大阪の歓楽街は夜になるとネオンも消え、真っ暗になる。時短要請で飲食店はほとんどが夜8時には閉店している。そんな中、大阪府と大阪市は「飲食店に対するガイドライン遵守徹底のために見回り調査」を開始している。

 発足当初は大阪府と大阪市の職員が対応していたが、現在は民間業者に依頼。昼間は300人、夜間は100人体制で感染対策の徹底を呼び掛けるため、飲食店をチェックする「見回り隊」を発足させた。

 5月5日までに大阪市内の約4万店を2人一組でまわり、聞き取りや店の様子を見て、感染防止対策チェックシートに記入し、注意を呼び掛けるという。チェックシートを見ると、以下のような確認項目にある。

<感染防止宣言ステッカーを導入・掲示しているか>

<コロナ追跡システム(QRコード)を導入しているか>

<営業時間短縮要請に応じているか>

 大阪府のコロナウイルス対策本部会議に提出された資料によれば、4月5日から12日で3346店舗を見回った。うち調査できたのは2001店舗、不在などで調査できなかったのは1345店舗。調査を拒否した27店舗だった。

 消毒液などの設置は調査店舗のうち約93%で実施されていたが、 アクリル板の設置は約64%にとどまった。

 驚かされるのは、大阪府が警察の出動や法的措置まで明記していることだ。

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拒否すれば、警察同行

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