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本澤二郎の「日本の風景」(4872)
- 2023/07/22 06:56
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本澤二郎の「日本の風景」(4872)
<財政法第4条に違反する日本政府の危機的状況に目を向けよ!>より、転載させて頂きました。
日本国憲法は、二度と戦争を起こさせないために、政府に対して1、政教分離2、非戦の9条を規定した。この大事な規定が自公政権によって破壊されている。議会もカルト教団の神道・創価学会も、憲法違反に目をつむっている。恐ろしい事態は、そこから進行している。
もう一つは財政法第4条の規定である。借金予算を禁じている。これが中曽根バブル崩壊後になし崩し的に拡大し、神道政治連盟の清和会・森喜朗内閣誕生から雪だるま式・天文学的な借金大国になって、いまや先進国最悪の財政破綻国家となっている。
特に安倍晋三内閣10年と続く菅義偉、そして現在の岸田文雄内閣の下で、国の懐のすべてが子供や孫の世代にツケ回しされている。最悪の政治屋が、二足の草鞋を履いている麻生太郎。父親は戦争で暴利を得たと見られているのだが、彼は近く台湾を訪問して台湾有事世論をかき立てる危険な博打を打つようだ。
財政法第4条を、不勉強で愚かな野党議員も忘れて政府を追及しない。悪質なのは「もっと借金して貧者に金をばらまけ」という暴論さえ聞こえてくる。歴史を知らない、財政法に無知な輩が議会を占拠している。
中には「日本は外国から借りていない。財政破綻はない」と開き直る輩もいるという。大馬鹿三太郎の日本丸は、岸田内閣の43兆円超軍拡計画始動で地獄へと突っ込んでいるというのに。
<やくざは借金して博打を打つ=財閥死の商人傀儡政権は戦争>
人びとは家計が火の車になったとき、人間として真価を問われる。賢者は質素倹約して生き延びるが、愚者は消費者金融に手を出して、一家離散してゆく。
戦前の軍国主義の日本を繰り返さない縛りが、財政法第4条である。財務省の前身・大蔵省の役人は、この大原則をしっかりと守った。そうして奇跡の高度経済成長を実現した。大蔵省出身政治家は池田勇人・福田赳夫・大平正芳・宮澤喜一らの財政論に問題はほぼなかった。
「借金予算NO」という厳しい法の趣旨を理解していた。A級戦犯の政治屋らによる軍拡圧力に三木武夫内閣は「GDP比1%」の枠をはめて、食い止めて隣国への不安を回避した。この1%枠を取り外した内閣は、国家主義者で読売のツネが支援した中曽根康弘だった。「武器の国産化」という財閥の意向が彼の軍拡持論だった。
A級戦犯の孫が政権を担当すると、ひそかに日本核武装論に火がついた。秘かな極右内閣の野望を財政面で補完したのが、麻生太郎だった。麻生財務相時代には、財政法第4条は空文化した。安倍は第三次政権を夢見ていた時に狙撃手に狙われた。狙撃手を雇った黒幕は今も闇の中。安倍の心臓を打ち抜いた銃弾は、山上徹也の安倍の背後下からの花火銃ではない。銃創に詳しい人物なら分かる。
安倍は殺害される直前に、財閥の意向に沿って防衛・軍事費2%論を
ぶち上げ、岸田後の政権に野心をみなぎらせていたその時に銃撃された。
岸田が引き取って43兆円超軍拡計画を閣議決定した。むろん、憲法に違反するため、法廷で問われることになろう。
<借金は原則禁止=健全財政下では軍拡困難・戦争不可能>
財政法第4条は、日本が再び侵略戦争を繰り返さないための立派な歯止めである。ずる賢い為政者の台頭を想定した規定でもあろう。
世界的な大不況下において、各国とも食うや食わずの厳しい状態に置かれている。賢者は真っ先に軍事費を放棄する。しかし、愚者は借金をさらにふくらませて暴走する。岸田はその腐敗した危険な線路上を走っている。それが自民党のスポンサーである三井・三菱など財閥の強い意向だからでもある。
日本産軍体制の主役は、反省も謝罪もしない財閥。改憲音頭の元凶も財閥である。市民・労働者の死に体状態が、財閥を跋扈させている。戦前の二の舞であろう。
国会も言論も財政法第4条に合致した声を上げなくてはなるまい。民主主義再生の人の道だ!
2023年7月22日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
財政法第四条 国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以て、その財源としなければならない。但し、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、国会の議決を経た金額の範囲内で、公債を発行し又は借入金をなすことができる。
② 前項但書の規定により公債を発行し又は借入金をなす場合においては、その償還の計画を国会に提出しなければならない。
③ 第一項に規定する公共事業費の範囲については、毎会計年度、国会の議決を経なければならない。
: 奥田ふみよ 戦争は終わってないよ
https://twitter.com/fumiyo_fukuoka/status/1682304886288052224?s=20
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