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シカゴを初めて聴いたのは、やっぱり Hard To Say I'm Sorry(素直になれなくて) だったように思う。僕が洋楽にどっぷりつかる直前の時期だったけれど、その印象はやはり強かった。僕はピアノで弾き語りを練習していたが、Hard To Say I'm Sorry はレパートリーの一つ。そんな僕だから、ブラスロックとして華々しい活躍をしていた頃のシカゴは後になって聴くことになる。元ブラスバンド部のトロンボーン吹きとしては、妙にツボにはまる曲もあるんだよね。
今回シカゴのアルバムを1枚選ぶ・・・「16」?「17」?「18」?それとも「Night And Day」?どれも捨てがたいのだけれど、やはり最も聴いたアルバムとなれば「17」になるのかな。高校時代少ないお小遣いから選んで買ったLPのひとつだったよな。Hard Habit To Break(忘れ得ぬ君へ) が何と言ってもこのアルバムの目玉。素直になれなくて もそうだけど邦題がうまいよね。直訳すると”壊しがたい習慣”になるところをを見事に表現している。各アルバムからは2曲ずつバラードのヒット曲が生まれている。Love Me Tomorrow や Will You Still Love Me? も好きだなぁ。特に後者、僕は自分の披露宴で使う候補のひとつだった。でもこうして考えると要はデビッド・フォスターが好き・・・という結論になるのかも。
しっかし、元ブラスバンド部でグレン・ミラーに憧れたトロンボーン吹きである僕としてはやはり「Night And Day」は最も捨てがたいアルバム。ビッグバンド・ジャズの伝統を今に継承するアルバムとしてこれは重要だ。有名曲ばかりだが、きちんとシカゴのカラーになっているのが面白い。聴いていて心地よいので、近頃よく聴くCDのひとつ。年とったのだろうか?
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