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うちのルーク・スカイウォーカー(小学校1年)は、近頃とっても文学少年。小学校低学年向けの少年少女文学なんとかを”まま”(アナキンの義理の姉)から借りて一生懸命に読んでいる。これもひとつひとつのお話が短いので一人でも読んでいる。「象のいない動物園」のお話を読んで、「悲しいお話があったの」と僕に感想を聞かせてくれる。よしよし、いい子だ。
そしてもうひとつ。僕アナキンにルークが読み聞かせを毎日せがむ本があるのだ。それが星新一の「きまぐれロボット」。先日僕の実家が取り壊されるときに、何冊か持ち帰った本の一つ。20年前の角川文庫なので、紙も茶色っぽくなっているのだが、僕は「これルークに読んでやったら喜ぶかもな・・・」と思って持ち帰った。的中。寓話的なショートショートが、童話とはひと味違う楽しさを与えたようである。
実はここ数日ルークは高熱を出してダウンしていた。機嫌はすこぶるよかったのでちょっと読んでやったのだ。火を付けてしまった。具合が悪かったから早く寝せるので、やたらと早く目が覚める。今朝も6時過ぎから「読んでぇ!」と言ってきた。彼は今読んでやったうちでは、睡眠学習用まくらのお話と悪魔が金貨を出すお話が好き、という。あのオチが理解できるのね。おませなヤツ!。