久々にハマってしまった(恥)スーパー戦隊。だってカンフーなんだもん!。
設定や物語に関連する?と思われる映画について考察するシリーズ第3弾(第1回はこちら)。
第2回ではショウブラザース作品「五毒拳」を紹介した。
前回の放送でも映画「五毒拳」をベースにした設定が見られるので補足を。
設定や物語に関連する?と思われる映画について考察するシリーズ第3弾(第1回はこちら)。
第2回ではショウブラザース作品「五毒拳」を紹介した。
前回の放送でも映画「五毒拳」をベースにした設定が見られるので補足を。
●3月18日放送の「ウジャウジャ!どーすりゃいいの?」
今回の悪役は臨獣センチピード拳のカデム。”地獄の手数王”の異名を持つカデムとゲキイエローとの突きの勝負が見どころだ。「修行して勝つ!」のテーマが今回もストレートに出ているいいエピソードだった。
今回登場した新たな設定は、五毒拳の使い手の中に秘伝の臨技”真毒(まどく)”を持つ者がいる、ということ。理央は拳魔の声を聞く為に必要だと言っていたが、その使い手が誰なのかわからない・・・。オリジナルの「五毒拳」では、修行中にマスクをしていたのでそもそも五毒拳の使い手が誰なのかわからない・・・という設定。特に物語の終盤まで3番弟子サソリが誰なのか全くわからない。このミステリー要素がハラハラするのだ。「ゲキレンジャー」でもそうした”謎”が出てきたので楽しみ。カデムが頭にずだ袋をかぶっているのも、もしかしたら「五毒拳」のマスクが元ネタ?。
さて、臨獣殿の戦闘員(?)でウジャウジャ出てきて飛び跳ねてるのがリンシー。かつて臨獣拳を学んだ死者を蘇らせているという設定だ。また彼らは「試しの房」(これもカンフー映画ファンをクスリとさせる設定だよね)をくぐり抜けると、より強い獣の技を持つリンリンシーとしてゲキレンジャーと戦うことになる。とにかく飛び跳ねてる様子がユーモラスだが、第1回では自動車にぶつかって爆発したりもしてた・・・。
このリンシーのルーツは、言うまでもなくキョンシー。香港映画では何度となく登場する”蘇った死者”である。いわば中国版ゾンビ。両手を突きだしてピョンピョン跳ねて動くのは面白いが、これが鋭い爪と牙で人間を襲う。特に呼吸に反応するので、難を逃れる為に息を止める登場人物たちがコメディ要素になってたよね。そして動きを封じるには黄色い紙に何やら書かれた「おふだ」を額に貼付けること。真似して遊んでた人・・・って世代がわかる気がするなぁ。
いろんなキョンシー映画があるけれど、サモ・ハン・キンポーが製作を担当した元祖のシリーズがやっぱり最高。ラム・チェイン演ずる道士様がかっこいい!。
※携帯電話で変身しなくなったのが妙に嬉しい。