先日バスに乗っていた時のこと。
僕は前の方の席で村上春樹の文庫本を読んでいた。
いくつかめのバス停で、にぎやかな2組の親子が乗ってきた。
親は親は同士で話している。子供たちの会話が聞こえてきた。
子供A「ねぇ、うちのお父さんね、ガンダムのプラモデルやないけど・・・いっぱいもっとる。」
子供B「へぇ、それかっこいいん?」
子供A「ようわからん。」
・・・そうかぁ。
世の中のお父さんたちも、僕みたいに子供に理解されないながらもガンダム好きを貫いているのだ。いいことだなぁ。
会話は続いた。
子供B「どんなのがあるん?」
子供A「えっとね、僕は白いのが好き。」
・・・そうか、そうか。
「白いの」とは王道ではないか。よしよし。・・・と僕は心の中で思った。
子供B「ねぇ、そのガンダムってさぁ、パルキアとどっちが強いん?」
子供A「そりゃ、パルキアやろ。」
へっ!!!ポケモン対ガンダム!そりゃ新発想だ。
おじさんは思いつきもしなかったぞ。
僕は背後にいるガンダム好きお父さんがどういう表情をしているのか興味がわいたが、そこはグッとこらえた。
子供B「でもレックウザにも負けるよね。」
子供A「そうだね。はははははは。」
おじさんはそうは思わないぞ。
お弁当屋さんでポケモンのおまけがつく。世の中はポケモンだらけだ。
先日。僕は自分の担任クラスで席替えをした。
僕のクラスには同じ名字の男女がいる。仮に佐藤さんとしておこう。
僕はクジで決まった席を控えるため、メモをとっていた。
tak「えーっと。そこは佐藤君だな。・・・佐藤君っと。」
僕がメモした文字は
「佐藤♂」
するとそれを背後から見ていたある男子が突然、大声で叫んだ。
男子C「ははは。ニドランやん!」
ニドランとはオスとメスがあるポケモン。
これがオス
tak「ポケモンか!お前ら本当にガキだな。」
男子C「先生、ポケモンわかるやん。」
・・・それ以来、佐藤君はニドランと呼ばれている。
今日彼から届いたメールの署名は「佐藤♂」になってた。
僕は罪作りだったのだろうか。
おじさんはそうは思わないぞ。
僕は前の方の席で村上春樹の文庫本を読んでいた。
いくつかめのバス停で、にぎやかな2組の親子が乗ってきた。
親は親は同士で話している。子供たちの会話が聞こえてきた。
子供A「ねぇ、うちのお父さんね、ガンダムのプラモデルやないけど・・・いっぱいもっとる。」
子供B「へぇ、それかっこいいん?」
子供A「ようわからん。」
・・・そうかぁ。
世の中のお父さんたちも、僕みたいに子供に理解されないながらもガンダム好きを貫いているのだ。いいことだなぁ。
会話は続いた。
子供B「どんなのがあるん?」
子供A「えっとね、僕は白いのが好き。」
・・・そうか、そうか。
「白いの」とは王道ではないか。よしよし。・・・と僕は心の中で思った。
子供B「ねぇ、そのガンダムってさぁ、パルキアとどっちが強いん?」
子供A「そりゃ、パルキアやろ。」
へっ!!!ポケモン対ガンダム!そりゃ新発想だ。
おじさんは思いつきもしなかったぞ。
僕は背後にいるガンダム好きお父さんがどういう表情をしているのか興味がわいたが、そこはグッとこらえた。
子供B「でもレックウザにも負けるよね。」
子供A「そうだね。はははははは。」
おじさんはそうは思わないぞ。
お弁当屋さんでポケモンのおまけがつく。世の中はポケモンだらけだ。
先日。僕は自分の担任クラスで席替えをした。
僕のクラスには同じ名字の男女がいる。仮に佐藤さんとしておこう。
僕はクジで決まった席を控えるため、メモをとっていた。
tak「えーっと。そこは佐藤君だな。・・・佐藤君っと。」
僕がメモした文字は
「佐藤♂」
するとそれを背後から見ていたある男子が突然、大声で叫んだ。
男子C「ははは。ニドランやん!」
ニドランとはオスとメスがあるポケモン。
これがオス
tak「ポケモンか!お前ら本当にガキだな。」
男子C「先生、ポケモンわかるやん。」
・・・それ以来、佐藤君はニドランと呼ばれている。
今日彼から届いたメールの署名は「佐藤♂」になってた。
僕は罪作りだったのだろうか。
おじさんはそうは思わないぞ。