◾️「ジョーズ3/Jaws 3-D」(1983年・アメリカ)
監督=ジョー・アルヴス
主演=デニス・クエイド ベス・アームストロング ルイス・ゴセット・Jr
公開当時、3D映画として話題になった「ジョーズ」第3作。いや、シリーズと呼んだらスピルバーグの傑作に失礼とすら思える柳の下のサメ映画。もはやただの見せ物に過ぎない。3Dメガネだと飛び出して見えるチャチなCG(当時としては最先端なんだろうが)は、画面から完全に浮いて見えるし(しっくりこないって意味ね)、ショック描写もただ悪趣味としか思えない。海底トンネルに閉じ込められた人々の救出とサメ退治という二つの見せ場を用意しながらも、追い詰められた感がないのが残念。
第1作の主人公ブロディの息子マイクは、大人になって大規模な水族館のエンジニアとして働いていた。ある日、海との境のゲートに故障が起こるのだが、それはサメが水族館のある入江内に進入したのが原因だった。マイクたちはホオジロザメを捕獲するのだが、本当の恐怖はまだ訪れていなかった。
たまにこういうB級映画を観ると、他のいい映画がいかにいい映画なのかがわかる、という意味ではよいのかなww。脚本はホラー作品が多いリチャード・マシスン。本作、着想は面白いんだけど盛り上がらない。名作「ある日どこかで」の脚本もこの人。まあどんな人もいい作品ばかり書ける訳じゃない。まだ若僧だったデニス・クエイド、水族館の社長に“鬼軍曹“ルイス・ゴセットJr。何よりもリー・トンプソンの水着姿を拝めるから、よしとしましょう。
第1作の主人公ブロディの息子マイクは、大人になって大規模な水族館のエンジニアとして働いていた。ある日、海との境のゲートに故障が起こるのだが、それはサメが水族館のある入江内に進入したのが原因だった。マイクたちはホオジロザメを捕獲するのだが、本当の恐怖はまだ訪れていなかった。
たまにこういうB級映画を観ると、他のいい映画がいかにいい映画なのかがわかる、という意味ではよいのかなww。脚本はホラー作品が多いリチャード・マシスン。本作、着想は面白いんだけど盛り上がらない。名作「ある日どこかで」の脚本もこの人。まあどんな人もいい作品ばかり書ける訳じゃない。まだ若僧だったデニス・クエイド、水族館の社長に“鬼軍曹“ルイス・ゴセットJr。何よりもリー・トンプソンの水着姿を拝めるから、よしとしましょう。