◼️「何かいいことないか子猫チャン/What's New Pussy Cat?」(1965年・アメリカ)
監督=クライブ・ドナー
主演=ピーター・オトゥール ピーター・セラーズ ウディ・アレン キャプシーヌ
ウディ・アレン初期の出演作品で、脚本と助演を務めた艶笑コメディ。監督は「0086笑いの番号」のクライブ・ドナー。
ピーター・オトゥール演ずるモテモテの雑誌編集者マイケルは、女癖の悪さを精神科医ファスビンダー(ピーター・セラーズ)に相談する。ファスビンダー自身もある女性に対する悩みがあり、マイケルの恋人キャロル(ロミー・シュナイダー)に憧れる売れない画家ビクター(ウディ・アレン)も恋に深刻に悩める男。そしてマイケルに関係するあまたの女性たちがこれに絡んで、大騒動に発展する。
初期アレン作品はドタバタも楽しいけれど、話芸の面白さも魅力。さらにこの作品では、ピーター・セラーズとウディ・アレンが同じシーンで共演する貴重なシーンが嬉しい。二人とも私生活や共演者との色恋沙汰があった人でもあるし、バカもやれれば真顔もできる人。自殺しようとするセラーズの前に、正装したアレンが河辺で食事しようとやってくる姿に、会話もギャグもバカバカしいのにジーンときてしまった。
美しい女優陣に見惚れてしまう。ピーター・オトゥールの浮気癖に振り回されるロミー・シュナイダーは、他の映画でシリアスな硬い表情ばかり観てるせいなのか、笑顔がとってもチャーミング。アレンに「ジェームズ・ボンドの友人」と紹介されるウルスラ・アンドレスは、パラシュートでオトゥールが運転するオープンカーに着地する美女役。「007」の時みたいに海から現れても空から現れても、この人はすげえなw。
そして最後の最後に登場するのが、フランソワーズ・アルディ!映画出演作は少ないので貴重なシーンかも。オトゥールが思わず"子猫ちゃん(Pussycat)"と呼んでしまうのに爆笑。「女性への礼儀だよ」と言うけど、今ならセクハラ親父だよ。バート・バカラックの劇伴とトム・ジョーンズの主題歌も楽しい。
ピーター・オトゥール演ずるモテモテの雑誌編集者マイケルは、女癖の悪さを精神科医ファスビンダー(ピーター・セラーズ)に相談する。ファスビンダー自身もある女性に対する悩みがあり、マイケルの恋人キャロル(ロミー・シュナイダー)に憧れる売れない画家ビクター(ウディ・アレン)も恋に深刻に悩める男。そしてマイケルに関係するあまたの女性たちがこれに絡んで、大騒動に発展する。
初期アレン作品はドタバタも楽しいけれど、話芸の面白さも魅力。さらにこの作品では、ピーター・セラーズとウディ・アレンが同じシーンで共演する貴重なシーンが嬉しい。二人とも私生活や共演者との色恋沙汰があった人でもあるし、バカもやれれば真顔もできる人。自殺しようとするセラーズの前に、正装したアレンが河辺で食事しようとやってくる姿に、会話もギャグもバカバカしいのにジーンときてしまった。
美しい女優陣に見惚れてしまう。ピーター・オトゥールの浮気癖に振り回されるロミー・シュナイダーは、他の映画でシリアスな硬い表情ばかり観てるせいなのか、笑顔がとってもチャーミング。アレンに「ジェームズ・ボンドの友人」と紹介されるウルスラ・アンドレスは、パラシュートでオトゥールが運転するオープンカーに着地する美女役。「007」の時みたいに海から現れても空から現れても、この人はすげえなw。
そして最後の最後に登場するのが、フランソワーズ・アルディ!映画出演作は少ないので貴重なシーンかも。オトゥールが思わず"子猫ちゃん(Pussycat)"と呼んでしまうのに爆笑。「女性への礼儀だよ」と言うけど、今ならセクハラ親父だよ。バート・バカラックの劇伴とトム・ジョーンズの主題歌も楽しい。